(たぶん)報道されなかった日本の闇ニュース[85]【能登半島地震から100日…タレント清水国明氏が泥縄の災害対策に苦言「行政の人災です」】
- (たぶん)報道されなかった日本の闇ニュース[85]【能登半島地震から100日…タレント清水国明氏が泥縄の災害対策に苦言「行政の人災です」】
(たぶん)報道されなかった日本の闇ニュースとは
最近、テレビでニュースをご覧になりましたか?
久しぶりにテレビのニュースを見て驚愕した。
トップニュースがメジャーリーグでの日本人選手の活躍、もしくは芸能人のゴシップだと?
どこまで平和ボケすれば気が済むんだ、日本人。
それもこれも本分を忘れたマスコミが、権力に丸め込まれているからに他ならない。
情報の捏造なんかは御茶の子さいさい。
国民の怒りの矛先を、巧みな情報操作で別のところへ向けてしまう。
それ自体がすでに忌忌しき問題ではあるが、それよりもっと問題なのは、そのことにすら気づかない暢気な日本人が多すぎること。
それが地位と権力にしがみつく腐った政治家どもの思惑通りだというのに…。
現在の日本の衰退を招いたのは、無関心という名の責任放棄をし続けた国民の責任である。
とはいえ、どんなに搾取され続けてもされるがままのドM国民に声は届くまい。
だから方法を変えることにする。
現在、情報統制下の日本で(たぶん)報道されなかった日本の闇ニュース。
これを知っても、まだ無関心を貫けますか?
これを知っても、腹が立ちませんか?
能登半島地震から100日…タレント清水国明氏が泥縄※の災害対策に苦言「行政の人災です」
元日に石川県で最大震度7の揺れを観測した能登半島地震の発生から、2024年4月10日で100日が経過した。
9日時点で県内の死者は245人、避難者は6328人に上る。行政の泥縄対応が問題視されているが、果たして何が足りなかったのか。
1995年の阪神・淡路大震災以降、大きな地震が起きるたびに被災地に赴き、支援活動を行ってきた清水国明氏が行政の不備について話してくれた。
※泥縄
《「泥棒を捕らえて縄をなう」の意から》事が起こってからあわてて対策を立てたり準備をしたりすること。
──発災後、5回にわたって被災地支援を行ったそうですね。現場を見て、どう感じましたか。
これまで日本で起きた震災の問題点が集約されていると思いました。
津波発生に、建物の倒壊。
火災や道路の陥没も起きた。
特殊だったのはボランティアが集まりづらい状況になったことです。
「ボランティアは来るな」の弊害
──阪神・淡路大震災では発生から1カ月で活動したボランティアは延べ約62万人。ところが、今回は発生後3カ月以上経った3月中旬で延べ約1万人でした。単純比較はできませんが、明らかに少ないです。
震災発生直後から、SNSで「不要不急の人は被災地に来ないで」といった投稿があふれました。
それを拾い読みしたのか、行政までが「ボランティアは来ないでください」と発信。
これが大きく影響したと思います。
──石川県の馳浩知事はSNSに〈能登へ向かう道路が渋滞し、物資が届かない〉〈能登への不要不急の移動はくれぐれも控えてください〉などと投稿していました。
僕は1月3日の朝には現地に行ってボランティア活動をやらせてもらったのですが、そんな投稿については「現場を知らんだろ!」と言いたい。
橋が落ちたり、道路が陥没して渋滞していた箇所はあったと思う。
でも、実際はおおむねスムーズでした。
緊急車両がバーッと来た時は、復旧作業に従事する自衛隊の車両がパッとよけて道をあけていたほど。
「ボランティアに来るな」と言われるのはちょっと腹立たしかったです。
実際、被災者の方たちは僕らが行くと感謝してくれました。
──行政の発信の仕方がマズかったのでしょう。現場での支援対応については、どう見ていますか。
一言でいうと泥縄ですね。
震災が起きてから仮設住宅を建て始めているのだから、出たとこ勝負の対応です。
それで、仮設住宅の建設中、自宅に戻れない被災者を体育館などに押し込んでいるわけです。プライバシーがなく、天井が高いから室内は暖まらない。
床も冷たいから、いくら重ね着したって寒い。地震でショックを受けている人をさらに劣悪な環境に追い込むなどおかしいでしょう。
──避難所の環境の悪さは深刻です。避難者は一時、3万4000人にも上りました。
一番の問題はトイレが汚いことです。
大勢の人が使うわけですから排泄物でどんどん汚くなっていく。
トイレに行くのが嫌になってきますから、みんな水は飲まない、ご飯も食べない。
それで体調を崩して災害関連死につながっていくわけです。
なぜ、こうした状況を予測して備えておかないのか。
行政による人災ですよ。
──石川県の発表によると災害関連死は15人ですが、増える恐れもあります。
少なくとも仮設住宅を事前に造っておけばいいわけです。
それをしないのは、震災発生による仮設住宅の建設特需で関連業者を喜ばせたい意図でもあるからなのか。
そんなうがった見方までしてしまいます。
基本的人権が守られないような場所に被災者を押し込んで長期間ガマンしろというのは、行政の怠慢もいいところでしょう。
令和六年 能登半島地震 能登をあきらめない 輪島市 震災の記録
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