2025冬注目アニメ
全修。
すべてのアニメが全部ネタ元!?次はどのアニメのオマージュが?アニメ世界にアニメーターが飛び込む新感覚異世界転生作品
アニメ 『全修。』とは
アニメ『全修。』は『進撃の巨人』や『呪術廻戦』、『チェンソーマン』など数々の人気アニメ制作を手掛けるMAPPAのオリジナル異世界転生アニメ。
2025年1月からテレビ東京系列局、BSテレ東、AT-Xにて放送。
またAmazonプライムビデオでは即日最速配信。
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あらすじ
全修
全て修正するオールリテイクの意味。
広瀬ナツ子は、高校卒業後アニメーターとなり才能を開花させ、あっという間に監督デビューを果たす。
初監督作品は社会現象になる大ヒット。
新進気鋭の天才監督と世間でも評価され、次回作は初恋をテーマにした劇場ラブコメ作品に決定!
しかし、人を好きになったことがないナツ子は初恋がよくわからず、コンテが描けなくなり映画制作が行き詰る。
そんなある日、コンテ作業中に意識を失い、目が覚めるとそこは、子供の頃に夢中になったアニメ映画『滅びゆく物語』の世界だった。
登場人物
広瀬ナツ子
CV - 永瀬アンナ
アニメ監督・アニメーターを職業とする22歳の女性。
趣味は食べること。
初恋は未経験。
好きなことに向かって猪突猛進する性格で、夢中になると周囲が見えなくなる。
他人を信用しておらず、何事も自分でやった方が早いと思っている。
劇場アニメの絵コンテを描き切るまで髪を切らないと願掛けした結果、顔全体を覆うほどに前髪が伸びてしまった。
ルーク・ブレイブハート
CV - 浦和希
映画の主人公であり、ナインソルジャーの中心的存在。
光の国出身の18歳の男性。
趣味は料理。
初恋は未経験。
映画内で伝説の勇者として登場する。
勇者の家系に生まれ、幼い頃から戦闘訓練を積んできた。
両親は他界しているため、家族はいない。
ユニオ
CV - 釘宮理恵
ナインソルジャーの一員。
獣の国出身で、ルークの守護獣。
趣味はパーティでナンパすること。
それゆえ、常に初恋し続けている。
ルークと同じ誕生日に生まれ、その時からルークを守護し続けている。
ルークの相棒にして親友である。
女好きで、特に可愛い女の子には目がない。
自分のことをモテると思っている。
明るい性格であり、同時にお喋りな性格でもある。
メメルン
CV - 鈴木みのり
ナインソルジャーの一員。
風の国出身の数百年を生きるエルフ。
趣味は特になく、初恋は遥か昔に忘れ去ったらしい。
高等な魔法を扱うことができ、戦闘の際は魔法の弓で後方から支援を行なう。
常に冷静沈着で、感情を表に出さない。
ナインソルジャーと同時に、街の聖歌隊にも所属している。
QJ
CV - 陶山章央
ナインソルジャーの一員。
機械仕掛けの国出身。
趣味は勇者の館の畑で野菜作りをすること。
5歳の時、隣に住んでいた草刈り機のお姉さんを見て初めて恋をする。
特技は天気予報。
主に情報収集と分析を担当する。
ナインソルジャーの頭脳を自称しているが、肝心な時にスリープモードになるため、ユニオからポンコツ扱いされている。
主題歌
オープニングテーマ
- 「Zen」
BAND-MAIDによるオープニングテーマ。
作詞はSAIKI、作曲・編曲はBAND-MAID。
エンディングテーマ
- 「ただ、君のままで」
Souによるエンディングテーマ。
作詞・作曲・編曲は瀬名航氏。
すべてのアニメが全部ネタ元!?次はどのアニメのオマージュが?
『風の谷のナウシカ』の巨神兵?
劇中アニメ『滅びゆく物語』の世界では、敵・ヴォイドを討伐するための精鋭部隊ナインソルジャーが存在する。
リーダー的存在である主人公のブレイブとその相棒・ユニオらもその一員で、街を守るために日々戦っている模様。
第1話の終盤では、おびただしい数のヴォイドが街へ現れ、ブレイブらが立ち向かいますが圧倒的な数のヴォイドに歯が立たない。
本来なら、この戦いでユニオが自らを犠牲にしブレイブらを守る展開になるらしいのだが、ナツ子のポケットにあったアニメ用タップ(作画用紙を固定する道具)が彼女に「描け!」と語りかける。
地平線からやってくる無数の敵を見たナツ子は、この状況にぴったりすぎる有名な "アレ" を描くことを決意。
ナツ子が描き上げたのは、なんと『風の谷のナウシカ』に登場する巨神兵風の巨人。
巨人は地平線へ向かって、レーザーを発射しヴォイドを全滅させる。
大きな虫のようなヴォイドたちを焼き払っていくシーンは、 『風の谷のナウシカ』のあの名シーンそのもの。
さらには、巨人によって中断されたものの、ユニオはブレイブらを守るための自爆魔法を詠唱しており、さりげなく「バル……」と叫んでいた。
巨神兵にばかりに注目してしまっていたが、まさかこれもジブリ作品の有名な呪文だったのでは?
だとしたなら、なかなか芸が細かい。
「板野サーカス」にまさかの生みの親の降臨も??
アーニメーター(ブレイブが名付けた)として活躍したナツ子は、ブレイブと衝突しながらも共に戦うことに。
現実に戻れないと知ったナツ子は、『滅びゆく物語』で憧れていた美味いごはんを死守するべくヴォイドに立ち向かう。
収穫祭の日に大量のヴォイドが飛来し、街の穀物を駄目にしてしまうことをブレイブらに伝え、対策を打つナツ子たち。
当日、敵襲を確認しもう一度巨人を描こうとするナツ子だが、タップからは "新作しか描いてはいけない" とアニメーター殺しのまさかの設定が伝えられる。
「空中戦……空中戦……」と頭を抱えたナツ子が、悩んだ末に導き出した答えは大量のミサイル攻撃だった。
その戦闘シーンは、「板野サーカス」を彷彿とさせる美作画だった。
「板野サーカス」とは、ミサイルなどの飛翔体がそれぞれ異なる軌道を描きながら敵を追尾したり、カメラ視点がダイナミックに動くことで迫力のある映像を作る演出のことで、アニメ監督の板野一郎氏が考案したことからその名がつけられ、『伝説巨神イデオン』『超時空要塞マクロス』などで使用されたアニメ好きにはお馴染みの技法。
オールドアニメファンをも唸らせる粋な演出だったが、同話エンドロールには "板野サーカスパート 絵コンテ・3DCG監修 板野一郎" とのクレジットが…。
生みの親自身の手によるまさかのセルフオマージュに、アニメファンなら歓喜しないわけがない。
アニメ世界にアニメーターが飛び込む新感覚異世界転生作品
本作が新感覚異世界転生作品と呼ばれる所以は、劇中世界の敵であるヴォイドに対しナツ子が作画で対峙する点にある。
描いたものしか映し出されないアニメ作品にとって、アニメーターとは神にも等しい。
もし本当にこんなことが起きたなら、アニメーターにとっては天国そのもの。
大人の事情やしがらみにとらわれず好き勝手できる、まさにやりたい放題状態。
ある意味本作はまさにそれで、『風の谷のナウシカ』『超時空要塞マクロス』など、各話で過去の名作アニメへを彷彿とさせるシーン・演出が描かれており、視聴者の間で話題になっている。
複雑な大人の諸事情がありそうな作品でも、臆さずオマージュにチャレンジしている本作。
この手法がOKならば、すべてのアニメ作品がネタ元になるからネタに困ることがない。
制作側としても巧いやり方な上に、アニメファンが間違いなく喜ぶ一石二鳥のナイスアイデア。
次はどのアニメがターゲットにされるのか、毎回楽しみな作品である。
願わくば、ヌルっと終わるのではなく、最後まで誰もが驚くオマージュをみせて欲しい。
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