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ioritorei’s blog

完全趣味の世界

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【アニメ『機動戦士ガンダムUC』を徹底解説】6月3日(金)安彦良和監督作品『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』公開記念!《ガンダム宇宙世紀特集》

 

新たなガンダム史の幕開け

機動戦士ガンダムUC

 

 

機動戦士ガンダムUC』とは

 

 

機動戦士ガンダムUC』(英題: MOBILE SUIT GUNDAM UNICORN)は、矢立肇富野由悠季原案、福井晴敏著による日本の小説。

角川書店ガンダムエース誌上にて2007年2月号から2009年8月号まで連載された。

また、この小説を原作とするアニメ作品(原作・矢立肇氏、富野由悠季氏、監督・古橋一浩氏、ストーリー・福井晴敏氏)と漫画(作画・大森倖三氏)が制作されている。

機動戦士ガンダム』(以下、『1st』)をはじめとした宇宙世紀を舞台とする作品で、劇場用アニメ作品機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(以下、『CCA』)から3年後の宇宙世紀0096年が主な舞台となっている。

物語は宇宙世紀元年から始まり、その年に起こった宇宙世紀誕生や、一年戦争の発端にも関わるラプラス事件が物語の中核となっている。

なお、時系列的に『CCA』に近い年代にあたるため、登場人物やメカニックの設定にもその内容が多く反映されているほか、機動戦士Ζガンダム機動戦士ガンダムΖΖ』(以下、『ΖΖ』)などから発展させた設定も多い。

アニメ版では、物語の核心を握る人物サイアム・ビストの声優に『1st』のナレーションを務めた永井一郎氏を起用することで、同作品のナレーションはサイアムによるモノローグであるという意味を持たせるなど、機動戦士ガンダムから続く地球連邦とジオンとの一連の抗争に一応の決着を付ける総括的作品でありながらも、本作品より後年の宇宙世紀を舞台にした機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ機動戦士ガンダムF91、そのはるか未来を描く∀ガンダムとのつながりを示唆する描写も見られる。

また、福井氏は本作で宇宙世紀ガンダムに一度「句読点」を打ち、そこから改めてF91から先を考えていくべきだと思ったと述べている。

キャラクターデザインと表紙のキャラクターイラストは安彦良和氏が担当。

第1巻から第3巻までは挿絵も担当していたが、第4巻以降の挿絵は虎哉孝征氏が担当した。

メカニックデザインと表紙のモビルスーツのイラストはカトキハジメ氏。

福井氏はプロデューサー“的”立場も兼任した。

単行本は1巻あたり3回分の連載を収録し(福井氏がインターネットラジオで1話あたり原稿用紙100枚程度の長さだと語っている)、挿絵は小説の連載1回につきカラーが2 - 3点、残りはモノクロページで、計10カット前後が掲載。

カトキハジメ氏によるメカニック解説、設定考証担当の小倉信也氏による解説なども同時に掲載された。

ガンダムエース元編集長の古林英明氏によると、この企画が開始されたのは2002年とのこと。

雑誌活字倶楽部2005年夏号の福井晴敏氏へのインタビューでは、2006年頃を目処に新しいガンダムの準備をしていると語られた。

2007年夏には、書店公開用のプロモーションフィルムが作成されている。

ガンプラマスターグレードで、2007年12月には「ユニコーンガンダム」が、2008年12月には「シナンジュ」が発売された。

単行本の第4巻と第8巻の各特装版には、ガンプラに装着可能なオプション装備のキットを同梱するなど、小説作品として類を見ない試みも実施された。

本作品は小説作品ながらコミックス流通で単行本が刊行されており、福井氏は「本好きの方たちだけではなく、その外側に広がる“世間”へ仕掛けてゆく」ための実験といった趣旨の発言をしている。

本作品のタイトルを決定した時点で福井氏は、アムロ・レイのトレードマークとしてたびたびユニコーンのモチーフが使用されていることを知らなかったため、構想段階では本作品との特別な関連性は考慮していない。

ファン層としては、特に『1st』世代に人気だという。

 

 

機動戦士ガンダムUC Blu-ray BOX

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OVA機動戦士ガンダムUC

 


オリジナルビデオアニメ(OVA)版は、全国映画館でのイベント上映とBD劇場限定版の劇場先行販売、インターネットでの有料配信、BD/DVDの一般販売といった複数の公開形態を短期間で同時進行させる形で展開された。

こうした公開形態は映像ソフト商品が売れにくい時代にあって、従来の劇場版作品のように映画館での公開から何か月も経ってからパッケージ化して販売する方法では、顧客に忘れ去られてしまうという判断に基づき、その打開策として試みられた。

その試みは成功し、パッケージ販売を中心としたアニメ作品としては大きなヒット作となり、episode 1から7までの全作品がBDの週間ランキングで初登場総合首位を達成した。

OVA版全7巻のBD/DVDの累計出荷数は180万枚を超え、映画館でのイベント上映、劇場先行パッケージ販売、ネット配信を同時に行うという新たなビジネススキームを確立した、アニメ業界において記念碑的タイトルとなった。

2016年2月時点では、BDとDVDの累計出荷数は190万枚以上とガンダムシリーズの作品で最高を記録している。

シリーズ開始時のキャッチコピーは「― それは、可能性の獣。」。

ストーリーは基本的に原案となる小説版に沿ったものだが、一部登場人物の立ち位置や物語の展開が再構成されている。

また、小説版ではマリーダ、ジンネマン、アンジェロの過去として凄惨で過激な戦争の暗部を描いたエピソードが語られるが、アニメ化の際にはより広い年齢層を視聴対象にできるよう、断片的かつ暗喩的な表現に留めている。

小説版では登場しなかったMSの追加や新装備への変更なども行われており、バイアラン・カスタムシュツルム・ガルスなどの新規機体も登場するうえ、本作品より後年の宇宙世紀を舞台にした未映像化作品(当時)閃光のハサウェイからはグスタフ・カールが先行配備された試作型MSとして登場する。

また、作品のいわゆるラスボスに当たる機体も、小説版では亡霊のようなオーラをまとったシナンジュだったが、映像化に際してはその亡霊のようなオーラを巨大な機体として具現化したいとの案から、シナンジュをコア・ユニットとするネオ・ジオングが、アニメ版最終章を象徴するオリジナルのサプライズ機体として登場する。

以上のようなアニメ化を鑑みたさまざまな変更により、より広い年齢層、小説の未読者も既読者も共に楽しめるよう再構成されている。

これについて、ストーリーを担当した福井氏は「『1st』で例えると、原作小説が《TVシリーズ》、アニメ版が《劇場版》。そういう関係性だと思ってもらえれば」と述べている。

 

 

episode 1 劇場公開

 

2010年2月20日より全国5都市8会場で2週間劇場公開開始。

劇場では先着1万名限定でのBlu-ray Discの先行販売も行われた。

また同日よりPS3およびPSPで利用可能なネットワークサービス「PlayStation Store」で3日間視聴のレンタル方式で有料配信された。

それに先行して2月2日、300名限定でepisode 1のプレミア完成試写会を開催、2月6日には香港でもプレミア試写会が行われた。

 

 

episode 2 劇場公開

 

2010年10月30日より全国8館で2週間限定劇場公開が開始。

劇場限定版BDも5,000セット先行販売、および「HGUC ユニコーンガンダム(デストロイモード)劇場限定NT-DパールクリアVer.」も劇場限定発売された。

また同日よりPlaystation Storeでも有料配信された。

 

 

episode 3 劇場公開

 

2011年3月5日より全国10劇場で2週間限定の劇場公開開始。

来場者先着順で機動戦士ガンダムUC バンデシネ漫画冊子をプレゼント。

また「HGUC シナンジュ 劇場限定レッドコメットスパークルVer.」および劇場限定版Blu-rayを限定販売。

また「Playstation Store」およびソニープレミアム映像配信サービス「Video On Demand powered by Qriocity」でも有料配信。

 

 

episode 4 劇場公開

 

2011年11月12日より全国12劇場で2週間限定の劇場公開開始。

来場者先着順で機動戦士ガンダムUC バンデシネ漫画冊子をプレゼント。

また、「HGUC デルタプラス 劇場限定インナースペースクリアver.」および劇場限定版BDも12,000セット先行販売。

Playstation Store」およびソニープレミアム映像配信サービス「Video On Demand powered by Qriocity」で有料配信。

 

 

episode 5 劇場公開

 

2012年5月19日に全国12劇場で2週間限定の劇場公開開始。

来場者先着順で機動戦士ガンダムUC バンデシネ漫画冊子、ガンダムトライエイジ ユニコーンガンダムオリジナルカード、episode 6&7特製ポストカードをプレゼント。

また「HGUC ユニコーンガンダム2号機バンシィ(デストロイモード)劇場限定NT-DクリアVer.」および劇場限定版BDも12,000セット先行販売。

PlayStation Store」「J:COMオンデマンド」「auひかりTVサービス」「MOVIE SPLASH VOD」での先行有料配信も行った。

 

 

episode 6 劇場公開

 

2013年3月2日に全国16劇場で2週間限定の劇場公開開始。

HGUC ローゼン・ズール 劇場限定エリートローズガードクリアVer.」およびepisode 6シナリオ&特製生フィルム付き劇場限定版BDを18,000セット先行販売。

 

 

episode 7 劇場公開

 

2014年5月17日より全国35劇場にて、最終章ということでこれまでより期間を延ばし、4週間限定の劇場公開を開始。

episode 7本編と併せて、episode 7のプロローグでもある宇宙世紀ダイジェスト機動戦士ガンダムUC episode EX「百年の孤独」』(構成・脚本:福井晴敏、上映時間:約25分)を同時上映した。

episode 7シナリオ&特製生フィルム付き劇場限定版BDを20,000セット先行販売。それと共に「HGUC ユニコーンガンダム2号機バンシィ・ノルン(デストロイモード)劇場限定NT-DクリアVer.」「HGUC ジュアッグ(UC Ver.)劇場限定クリアVer.」「HGUC ユニコーンガンダム(デストロイモード)劇場限定メッキフレーム/メカニカルクリアVer.」を1週ごとに数量限定販売した。

 

 

機動戦士ガンダムUC 7 [DVD]

機動戦士ガンダムUC 7 [DVD]

 

 

 

OVA機動戦士ガンダムUC』主題歌

 


エンディングテーマ

 

作詞 - 田中秀典、中山豪次郎 / 作曲 - 中山豪次郎 / 編曲 - 釣俊輔、野村陽一郎 / 歌 - CHiAKi KURiYAMA

 

  • 「Everlasting」(episode 2)

作詞 - 渡邊亜希子、Kylee / 作曲 - Carlos K.、龍 / 編曲 - Naohisa Taniguchi / 歌 - Kylee

 

  • 「merry-go-round」(episode 3)

作詞 - 堂珍嘉邦川畑要 / 作曲・編曲 - UTA / 歌 - CHEMISTRY

 

  • 「B-Bird」(episode 4)

作詞 - FLAT5th Rico / 作曲・編曲 - 齋藤真也/ 歌 - earthmind

 

  • 「BROKEN MIRROR」(episode 5)

作詞・作曲・編曲・歌 - BOOM BOOM SATELLITES

※.英語詞曲であるため、劇場公開時のエンドロールでは英語歌詞と日本語訳の歌詞が字幕表示された。

 

作詞・作曲・編曲 - Hiroyuki Sawano / 歌 - Aimer

 

ioritorei.com

 

 

作詞・作曲・編曲 - Hiroyuki Sawano / 歌 - Aimer

 

 

 

テレビシリーズ『機動戦士ガンダムユニコーンRE:0096』

 

 

OVA版をテレビフォーマットに再構成され、機動戦士ガンダムユニコーンRE:0096』と題し、2016年4月3日から同年9月11日までテレビ朝日系列のテレビアニメシリーズとして地上波全国放送された。

キャッチコピーは「君の中の可能性ニュータイプが、目を覚ます」。

 

 


www.youtube.com

 

 

 

新たなガンダム史の幕開け

 

 

機動戦士ガンダム 逆襲のシャアで一旦の終了をみた感があった「ガンダムシリーズ」。

だが機動戦士ガンダムUCで、新たなガンダム史が幕を開けることになる。

それは機動戦士ガンダムUCが、ガンダムシリーズの正統年号である宇宙世紀を引き継いでいたからであった。

 

 

 

ひとりの男が繋げた宇宙世紀

 

 

機動戦士ガンダム 逆襲のシャアをもって、1stガンダムから長らく続いたアムロとシャアの因縁に終止符が打たれた。

アムロとシャア、ふたりあっての宇宙世紀という感が否めないオールドファンにとって、新シリーズ機動戦士ガンダムUCがどういう内容になるのかが非常に気になるところだった。

果たして正統な「ガンダムシリーズ」と呼べる作品なのか…

だがそんな不安を払拭してくれたのが、ひとりの男の存在だった。

その男の名をブライト・ノアという。

1stガンダム→Z→ZZ→逆襲のシャアと、唯一皆勤賞で登場している人物である。

ブライトの存在こそ、機動戦士ガンダムUCガンダムシリーズの正統系譜であることを証明してくれたのであった。

 

その他、『1st』で登場していたキャラクターの名前が戦艦の名前になっていたり、アムロとシャアの機動戦士ガンダム 逆襲のシャアでふたりが起こした現象に名称が付いていたりと、脈々と受け継いできたガンダム史を感じられるのが、ファンとしては嬉しい限りだ。

 

 

 

フルサイコフレームの実験機・ユニコーンガンダム

 

 

機動戦士ガンダムUCガンダムシリーズの正統系譜だと証明するものは、ブライトの登場だけではない。

機動戦士ガンダムUCでは、モビルスーツ(MS)の技術に関しても、過去のガンダム作品と繋がりを持っている。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャアで登場したサイコフレームは、本作のMSにおいて非常に重要な要素となっている。

 

ユニコーンガンダムとは、本作の旗機であり、NT-Dと呼ばれる特殊な機能を有している特別なMSである。

NT-Dとは表面上は「ニュータイプ・ドライブ」の略称とされているが、その真の意味は「ニュータイプ・デストロイヤー」。

すなわち「ニュータイプを抹殺する」システムである。

ニュータイプの思想が引き継がれているところがアムロとシャアの争いを思い出させてくれるようで嬉しい。

 

 

 

『機動戦士ZZガンダム』から引き継いだキャラクターに涙…

 

 

一度はガンダム正史から抹消されかけた『機動戦士ZZガンダムだが、機動戦士ガンダムUCでその存在が正統化された。

『機動戦士ZZガンダムのキャラクターが機動戦士ガンダムUCで、非常に重要な役割を果たしているからだ。

何なら機動戦士ガンダムUCで一番泣けるシーンを演出したのは、遡れば『機動戦士ZZガンダムだといってもいいほどの大活躍ぶりだ。

その重要なキャラクターの名は、マリーダ・クルス

マリーダさんの号泣シーンについてはいくつかあるのだが、それについては是非実際に観ていただきたい。

1stの名セリフ「マチルダさーん」を彷彿とさせるように、「マリーダさーん」と叫びたくなるほど機動戦士ガンダムUC屈指の名シーンだ。

 

 

 

機動戦士ガンダムUC』に登場する主なモビルスーツ

 

 

HGUC 機動戦士ガンダムUC ユニコーンガンダム デストロイモード 1/144スケール 色分け済みプラモデル

HGUC 機動戦士ガンダムUC ユニコーンガンダム デストロイモード 1/144スケール 色分け済みプラモデル

 

 

MG 1/100 MSN-06S シナンジュ Ver.Ka チタニウムフィニッシュ (機動戦士ガンダムUC)

MG 1/100 MSN-06S シナンジュ Ver.Ka チタニウムフィニッシュ (機動戦士ガンダムUC)

 

 

正統ジオン系譜の名機

NZ-666 クシャトリヤ

 

 

HGUC 1/144 NZ-666 クシャトリヤ (機動戦士ガンダムUC)

HGUC 1/144 NZ-666 クシャトリヤ (機動戦士ガンダムUC)

 

 

ネオ・ジオン残党軍「袖付き」が運用する、ニュータイプ専用モビルスーツ
機体名称は古代インドにおける武人・王族階級の第二位「クシャトリヤ」に由来しており、これはフル・フロンタルが駆る「袖付き」のフラッグシップ機シナンジュに次ぐ機体である事を示す。

パイロットはマリーダ・クルス

クシャトリヤは頭頂高が約40mに達していたクィン・マンサ(NZ-000)の大火力を、20mサイズの機体で実現するというコンセプトの下開発されており、コクピットブロック周辺へのサイコフレームの採用によるサイコミュの小型化と、複数の機能及びジェネレーターを集約搭載したバインダーを四基装備する事によって、多数の難題を解決している(この特徴的なバインダーから、連邦側からは「4枚羽」の渾名で呼ばれる)。
とはいえ、機体サイズはギラ・ズール等の一般MSからは完全に逸脱しており、このため型式番号もジオン軍ネオ・ジオン軍におけるニュータイプ専用モビルスーツ用の “MSN” ではなく、α・アジール(NZ-333)から引き継いだNZ-666を与えられている。
外観は全体的にクィン・マンサから引き継いだデザインとなっているが、頭部はゲルググを彷彿とさせるモノアイ・タイプへと大きな変更がなされ、加えて「袖付き」所属機の特徴である、ジオンの紋章をあしらったエングレービングが機体各所に施されている。

 

 

 

 

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【globe 『Is this love』】ミディアムテンポの曲がとても心地良い①

 

 

はじめに

 

 

ミディアムテンポの曲というのは、人々の心に強く残るほどキャッチーでもないし、セールス的には大ヒットに恵まれない。

いわれてみれば思い出すが、心の中に常に留まっているほど印象深くはない。

だが聴けば音楽の素晴らしさを教えくれるような心地良さを湛えている。

そんな心地良いミディアムテンポの曲が大好きだ。

 

 

 

globe

Is this love

 

 

Is this love』とは

 

 

Is this loveは、globeの6枚目のシングル。

1996年8月28日発売。

発売元はavex globe

PVはアメリカのアリゾナ州で撮影され、数台のヘリコプターの空撮も含むスケールで気温42度・湿度0%の中で4日間行われた。

総額1億円という破格の撮影費が投じられたという。

オリコンチャートでは1位を獲得し、DEPARTURES以来、通算3作目の首位獲得となった。

1996年5月下旬に安室奈美恵SWEET 19 BLUESと同時進行で制作された。

「ヘソ出し・ミニスカートを止めて、パンツルックになった女の子」「肉体を隠して、内面を出そうとしている女の子」という共通のコンセプトを持っている。

同年7月にロサンゼルスの当時の小室の自宅兼スタジオで仕上げられた。

KEIKO・MARCは「ピアノを囲んで3人でお酒を飲みながら、少し経った後には商品として完成していた」と驚き、小室は「思いつく限りの実験的な演出を短時間で詰め込むことが出来て、楽しんで作れた」と振り返っている。

2016年6月29日にテレビ東京で放送された『テレ東音楽祭(第3弾)』では病気療養中のKEIKOさんに代わって、神田沙也加さんがボーカルを務めている。

 

 

Is this love

Is this love

 

 

 

真夏を感じつつもどこか涼しげなglobeの名曲

 

 

Is this love? Is this love? Is this love?

Is this love? Is this love? Is this love?

 

 

このフレーズで歌いはじめるglobeIs this loveは、そのPVの印象から真夏のイメージがつきまとう。

 


www.youtube.com

 

だが不思議なことに暑苦しさを感じるどころか、まるで涼しげな風が吹いているような爽やかさを湛えている。

シンセサイザーで構成されるglobeの楽曲の無機質さはなく、むしろ音色の温かさすら感じさせる。

だが、こんな素敵な曲であるにもかかわらず、globeの代表曲とは言い難い。

ミディアムテンポの楽曲の真髄とは、まさにこの曲のことを指している。

 

 

Is this love? Is this love? Is this love?

気がすむまで 愛しあっても

Is this love? Is this love? Is this love?

答えは 明日 また変わるから

Is this love? Is this love? Is this love?

あなたのことが 好きだから

Is this love? Is this love? Is this love?

あなたにも 好きでいて欲しい

 

 

盛り上げすぎないラストの掛け合いも、非常に心地良く耳に届いてくる。

本当にいい曲なのに知らないなんてもったいない。

globeIs this loveは、これからの季節にもピッタリの名曲だ。

 

 

Is this love

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「今日は頑張んなきゃ!」という時に聴きたい♬【最強テンション爆上げソング決定戦】《エントリーNo.13》hide『DICE』

 

 

最強テンション爆上げソング決定戦
 

 

気分が堕ちた時はとことん堕ちていたいとは思っていても、気分を上げなければどうしても乗り切れない時がある。

沈んだ気持ちを無理やりでも上げていかなければいけない時がある。

そんな時に聴きたい曲を集めてみた。

聴けばテンション爆上がり間違いなし!

「今日は頑張んなきゃ!」という日に是非聴いてみてはいかがだろう。

 

 

 

hide『DICE』

 

 

『DICE』はアーティスト・hideのソロ3枚目のシングル。

ソロシングルとしては、初めてhide自身が作詞を手掛けた作品。

2007年12月12日にマキシシングル化され、再発売された。

音楽評論家の平山雄一は、

1990年代最高の歌詞だ。

周囲の無理解を恐れ、上手に自己表現できないことにイラつく若者の心を書き切っている。

と称している。

ちなみに、hideX「PSYCHEDELIC VIOLENCE CRIME OF VISUAL SHOCKというフレーズを考案した。

これがヴィジュアル系という言葉を生み出したのはhideといわれる所以である。

 

 

DICE

DICE

 

 

 

知る人ぞ知るhideの名曲

 

 

Xというカリスマバンドの中にあって、常に人気を博していたhideがソロ曲を発表する。

この情報は当時のガキの間でもすぐに話題になった。

それが『DICE』だった。

しかし今の今まで『DICE』がソロ・デビュー曲だとばかり思っていたが、3枚目のシングルだったのか…

だがソロシングルとしては、初めてhide自身が作詞を手掛けた作品であるなら、hideの音楽性を具現化したはじめての作品といっていい。

Xでも『Joker』など作詞作曲に携わった楽曲もあることはあるが、バンドの作品とソロとではやはり一線を画す。

 

『DICE』は、ヴィジュアル系のお手本のような楽曲だった。

メロディの進行もさることながら、正統派ヴィジュアル系独特の言い回しにシビれる。

 

 

目の前に有る全ての物が 化物に見える

揺るぎ無い 時間の重さと

過去の亡霊に追われる

腐り 散り行くまま

押し流されて 飲み込まれてゆく

意識のパイプは断たれたままで 十字を切れ

 

 

手を伸ばせば振り払われて 粉々に消える

はかなさの代償 無駄に使い 垂れ流すリビドー

痛みもがくが故 認識する 存在の意味を

教えてくれと すがり叫ぶ 鏡の中のおのれ

 

 


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「リビドー」って何だよ⁉︎

子供ながらにそう思ったのを今でも覚えている。

しかしこういう言い回しは嫌いではない。

何より辞書がなければ理解すらままならない歌詞こと正統派ヴィジュアル系の真骨頂なのである。

これぞヴィジュアル系

これぞhideちゃんの詞なのである。

ちなみに「リビドー」とは、抑えきれない性的欲求のようなものを指して使われる。

 

メロディも正統派ヴィジュアル系そのものである。

ギタリストのhideちゃんならではの速弾き。

だがどこかメロディアスなリフ。

パンクメタルのようでオペラのような構成は、hideちゃんが生み出したヴィジュアル系音楽そのものだった。

 

ロックもギターソロも聴かなくなったといわれる昨今。

ロック好きには少し寂しい世の中ではある。

だが時代は巡る。

ロックの復権が遠い未来ではないことを祈ろう。

 

 

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【アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』を徹底解説】6月3日(金)安彦良和監督作品『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』公開記念!《ガンダム宇宙世紀特集》

 

アムロとシャアの因縁に決着

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

 

 

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』とは

 

 

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(英題:Mobile Suit Gundam Char's Counterattack)は、1988年3月12日(土)に松竹系で劇場公開されたガンダムシリーズのアニメ映画。

監督は富野由悠季氏。

略称は英題の頭文字を取った「CCA」、または「逆シャア」など。

本作は機動戦士ガンダムから14年後の宇宙世紀0093年を舞台に、一連のシリーズの主要人物であるアムロ・レイシャア・アズナブルの最後の戦いを描いている。

公開時のキャッチコピーは「宇宙世紀0093 君はいま、終局の涙を見る…」。

同時上映は『機動戦士SDガンダム

配給収入6億2000万円、興行収入11億3000万円、観客動員数103万人。

DVDは30万枚出荷。

2019年9月13日に機動戦士ガンダム40周年プロジェクトガンダム映像新体験TOUR』として4DX上映され、2021年4月2日には同『TOUR』の「FINAL」として、全国7館のDolby Cinemaで劇場公開された。

ガンダムシリーズ初のテレビアニメの再編集ではない劇場オリジナル作品として制作され、アムロ・レイシャア・アズナブルの最後の戦いを描く。

サンライズアニメーション作品企画部が用いる共同ペンネーム「矢立肇」のクレジットは使用されていない。

主題歌にはTM NETWORKが起用されている。

逆襲のシャアというタイトルは、1984年頃に機動戦士ガンダムの続編小説企画のタイトルとして一般に告知されたものであった。

しかし、翌年に機動戦士Ζガンダム製作が決定したことで、同企画も番組の小説版として機動戦士Ζガンダムに改題された経緯がある。

また、小説ガイア・ギアの連載前予告タイトルは『機動戦士ガイア・ギア 逆襲のシャアであった(連載後は変更されている)。

 

 

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア (初回限定版) [Blu-ray]

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あらすじ

 

 

宇宙世紀0093年。

先のグリプス戦役以降消息不明だった、元ジオン公国軍エース・パイロットで、ジオン共和国創始者ジオン・ズム・ダイクンの息子であるシャア・アズナブル(キャスバル・レム・ダイクン)は、幾多の戦いを経ても旧態依然として地球から宇宙移民を統制し続ける地球連邦政府に対し、ネオ・ジオンを率いて反乱の狼煙を上げる。

ネオ・ジオンは、小惑星5thルナを地球連邦政府があるチベットのラサに衝突させようとする。

かつてのシャアの宿敵アムロ・レイらが所属する連邦軍の外郭部隊ロンド・ベルの奮闘も空しく、5thルナ落下を阻止することはかなわなかった。

ネオ・ジオンは、アデナウアー・パラヤを始めとする地球政府高官と密かに裏取引を行い、スペースコロニー・ロンデニオンにて停戦交渉に合意する。

停戦に安堵する地球連邦の思惑と裏腹に、シャアは取引によって得た小惑星アクシズを地球に衝突させるべく、再び作戦を開始した。

合意が偽りであることを察していたロンド・ベルは核ミサイルを準備、やがてネオ・ジオンとの間で戦端が開かれる。

アムロは自ら開発に加わった新型モビルスーツ・ν(ニュー)ガンダムを駆り、アクシズを目指す。

一方、アクシズを内部から爆破して軌道を逸らすロンド・ベルの作戦は成功するかに見えたが、アクシズの一部は既に地球の引力に捉われていた。

巨大な岩塊が地球に落下しようとする中、アムロはシャアと最終対決を制しサザビーを撃破しシャアを拿捕する。

無謀にもνガンダム1機でアクシズを押し戻そうとしたとき、アムロとシャアそして人々の思いとガンダムサイコフレームが共振し、眩い光となってアクシズを地球から遠ざけた。

しかし、アムロとシャアのその後の行方は判らない。
 

 


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主題歌

 

 

「BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)」

作詞 - 小室みつ子 / 作曲・編曲 - 小室哲哉 / 唄 - TM NETWORK (EPIC・ソニー)

 

 

 

 

BEYOND THE TIME

BEYOND THE TIME

 

 


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νガンダムサイコフレーム

 

 

本作の最大の見所といえば、最強のニュータイプアムロ(※個人の意見です)がついにニュータイプ専用機に搭乗することだ。

作中で長らくニュータイプを喧伝してきたアムロではあるが、本作までニュータイプ専用機というものに搭乗したことがない。

高性能機ではあっても特殊能力が備わった機体ではなかった。

そのアムロが能力を最大限に生かせる専用機に乗るのだ。

それだけでもテンションが上がるというもの。

しかもそれがニュータイプ専用機ならではの、遠隔攻撃が可能の機体とあっては見逃すことができないだろう。

本作で主人公・アムロが駆るν(ニュー)ガンダムは、ファンの間でも1〜2を争う人気の機体である。

そして敵役・シャアが駆るサザビーも、ファンの間では絶大な人気を誇っている機体である。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャアに登場するモビルスーツ(MS)はどれも非常に人気が高く、ある意味でMS史の完成型に至っている。

 

もともとニュータイプ専用機の開発は、敵役であるジオン軍が先んじていた。

その長年の研究の成果が、本作でアムロとシャアの機体に採用されたサイコフレームである。

サイコフレームとは、簡単にいうと増幅装置である。

ニュータイプの優れた感知能力を増幅させる素材がサイコフレームなのである。

だがこのサイコフレーム

作ることはできるけどその効果は実はあまりよくわかっていない。

未知の部分が大きい素材であった。

そしてサイコフレームは優れたニュータイプに感応し奇跡のような力を発揮する、凡人(オールドタイプ)にとって恐るべき脅威の素材であった。

このサイコフレーム機動戦士ガンダム 逆襲のシャア以降のガンダムシリーズに多大な影響を及ぼしていくことになる。

 

 

 

1stガンダムから続いたアムロとシャアの因縁の対決がついに決着

 

 

アムロとシャア。

ガンダムシリーズのふたりの英雄。

一年戦争(1st)では敵としてはじめて対峙した。

グリプス戦役(Z)では味方として共闘している。

グリプス戦役で生死不明の行方不明とされたシャアが、機動戦士ガンダム 逆襲のシャアで再びアムロの前に現れる。

1stガンダムから続いてきたアムロとシャアの因縁に、ついに終止符が打たれるのが本作機動戦士ガンダム 逆襲のシャアである。

そのためオールドファンにとっては非常に感慨深い作品である。

 

ある意味で、ガンダムシリーズとはこのふたりを描き続けた作品だった。

アムロもシャアもアニメの主人公らしからぬ、不完全なキャラクターだ。

ふたりともエースパイロットではあるが、そうした優れた部分よりも、ふたりの人間臭さこそがガンダムシリーズの最大の魅力だったのかもしれない。

 

 

 

ふたりの因縁についに決着

 

 

機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの公開時は、その結末の曖昧さに賛否両論が生まれた。

一応の決着は見たものの、ふたりとも生死不明の行方不明という非常に曖昧な結末は、子供には受け入れ難いシナリオだった。

しかもふたりのこの結末には、結末のその曖昧さ以上に別の非常に大きな意味をも持っていた。

ふたりのこの結末は、アムロとシャアのガンダムシリーズからの退場という意味も持っていたのだ。

最大の人気キャラであるアムロとシャアは、これからのガンダムシリーズには登場しない…

これは大きなショックであった。

まるでそれはガンダムシリーズの終了をも示唆しているようであった。

こんなに哀しいことはなかった…

 

だが、今なら『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』でアムロとシャアをシリーズから退場させたことは、それほど悪いことではなかったようにも思える。

作品をマンネリ化させてしまうキャラクターの強さのインフレを防ぐためには、パイロットとして成熟しきってしまったアムロとシャアはもはや不要だったのかもしれない。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャアでふたりを退場させたことは、制作陣の英断であったのだと、今ならそう思える。

 

そうはいっても、後のガンダムシリーズアムロやシャアが登場(回想)すると、その瞬間にテンションが爆上がりしてしまうのは、ファンにとってふたりがガンダムの象徴だったからに他ならない。

 

 

 

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場する主なモビルスーツ

 

 

アムロ最後の乗機

RX-93 νガンダム

 

 

MG 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア RX-93 vガンダム Ver.Ka 1/100スケール 色分け済みプラモデル

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従来のAE系ガンダム・タイプは「当代の最先端技術を限界まで詰め込む」思想で開発されてきたが、これとは完全に異なる本機の設計思想は、最前線でエースパイロットを努めながらも血筋としての技術屋気質を持ち続けたアムロが開発に関わったからこそであったといえる。

制御プログラムは、フィン・ファンネルの搭載にあわせて機体の重心移動に対応した独自のものがインプットされているが、バランスの良い「人型」のシルエットを有する本機は、MS開発黎明期から蓄積・洗練されてきた膨大なモーションパターンの流用が可能であった。

更に劇中で見せた、ハイパーバズーカをバックパックにマウントしたままでの射撃など、アムロ自身がオリジナルに作成・追加した実戦的なモーションも多数採用されている。

操縦系もアムロ自身の要望により、万が一の操縦ミス予防として奇抜さや特異性を廃した基本形ともいうべきものが採用されている。

以上により本機は、同世代機において最高クラスの性能を有しながらも、信頼性・整備性の高さと操作性の軽さ(長時間戦闘に対する適応性)を高度な次元で獲得した極めて完成度の高いMSでありながら、さらに拡張性をも残した、機動兵器の理想型ともいえる特性を実現していた。

 

 

ジオンの象徴

MSN-04 サザビー

 

 

MG 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア MSN-04 サザビー Ver.Ka 1/100スケール 色分け済みプラモデル

MG 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア MSN-04 サザビー Ver.Ka 1/100スケール 色分け済みプラモデル

 

 

キャスバル・レム・ダイクンことシャア・アズナブルを総帥として、サイド1のスペースコロニー「スウィート・ウォーター」に集結した新生ネオ・ジオン軍が、シャア専用機として開発したモビルスーツ

設計段階から総帥専用機として開発されているため、全身が赤を基調としたカラーリングで彩られ、スカートアーマーには「C.D.(キャスバル・ダイクン、またはシャア・ダイクン)」をモチーフとした金色のマーキングが施されている。
そしてまた、型式番号MSN-04は、MSN-02(ジオング)からMSN-03(ヤクト・ドーガ)を経て開発された、正統なジオン系ニュータイプ専用機である事を謳う。

高出力ジェネレーターとそこに(メガコンデンサを介して)直結したメガ粒子砲、サイコミュによる機体管制と武装を搭載した第四世代モビルスーツに分類されるが、第一次ネオ・ジオン抗争期の同世代機群に比べれば出力・火力共に控えめであり、高機動と長時間経戦能力を重視した仕様となっている。

 

 

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【心に沁みる名言】今日を精一杯生きるために…。#54

 

 

明日ではなく今日。

今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。

 

 

 

沼地蠟花(花物語より)

 

 

3年生に進級した神原駿河忍野扇から、「願いを叶えてくれる悪魔様」の噂を聞かされる。悪魔様の正体を知るべく、会いに向かった駿河の前に現れたのは―――。

貝木からの情報で、再び沼地蠟花と会うことを決意した駿河

しかし、逆に蠟花の方が駿河の前に再び現れる。

その時、彼女の左腕はかつての駿河のように包帯に巻かれていた。

花物語』第変話「するがデビル其ノ參」でのヒトコマ。

 

 

大抵のことは逃げれば解決するのに

逃げたら負けだと思っているヤツが本当に多い

 

そういう連中は私なんかから見れば

進んで不幸になろうとしているようにしか 見えないよ

 

逃げたら負けなんてことはないし

逃げたら不幸なんてこともないのにな

逃げ切れなかったら諦めもつくだろ

 

 

花物語 第二巻/するがデビル(下)(完全生産限定版)(Blu-ray Disc)

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〈物語〉シリーズの名言は、自分の中のつまらない固定観念を気持ちよくぶち壊してくれる。

いや、この場合ぶち壊してくれるものは日本人気質とでもいうべきだろうか。

古くから日本人には、敵に背を向けることを良しとしない風潮があった。

大和魂という言葉は帝国主義の元に、本来の意味を歪められ、プロパガンダに利用された。

我々がイメージする大和魂とは、日本民族固有(のものと考えられていた)の勇敢で、潔く、特に主君・天皇に対して忠義な気性・精神性・心ばえのようなものだろう。

本来の意味はまったく違う。

元々大和魂とは、机上の知識を現実の様々な場面で応用する判断力・能力を表し、江戸後期からは日本民族特有の「正直で自由な心」の意味も含んでいた。

もっと広義で端的に表すなら、儒教・仏教などが入ってくる以前からの、日本人本来の物の見方・考え方・精神を指していた。

我々は刷り込まれていたのだ。

大和魂なる言葉は、実直な日本人には非常に都合の良い教えだったのだろうと思う。

だがしかし、こういう過去の刷り込み教育が、後々の世にまで悪影響を及ぼしている。

いまだに我々は、逃げることがまるで悪いことのように思い込んでいるではないか。

本当はそんなことはなかったのだ。

辛かったら逃げてしまえばいい。

いいや、むしろ辛くなるまで耐える必要はないのではないのか?

楽をしたっていいのだ。

いや、逆に楽をして何がいけないのだ?

考え方を改めよう。

何故いまだに、こんな古臭い考え方が根強く残っているのかといえば、それで得をする人間がいるからだ。

それが証拠にほら。

日本人の生真面目さに一番つけ込んでいるのは、他ならぬ、同じ日本人の長老方ではないのか。

我々はいい加減、古臭い呪縛から解き放たれなくてはならない。

 

 

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【アニメ『機動戦士ZZガンダム』を徹底解説】6月3日(金)安彦良和監督作品『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』公開記念!《ガンダム宇宙世紀特集》

 

アニメ『機動戦士Zガンダム』の続編

機動戦士ガンダムΖΖ

 

 

機動戦士ガンダムΖΖ』とは

 

 

機動戦士ガンダムΖΖは、日本サンライズ制作のテレビアニメ。

機動戦士Ζガンダムの直接の続編として作られたガンダムシリーズのひとつ。

略称は「ΖΖ(ダブルゼータ)」。

1986年(昭和61年)3月1日から1987年(昭和62年)1月31日まで、名古屋テレビを制作局として、テレビ朝日系で毎週土曜日17:30 ‐18:00(JST)に全47話が放送された。

平均視聴率(関東地区)は6.02%。

ガンダムシリーズの第3作であり、機動戦士Ζガンダムの直接的な続編として第一次ネオ・ジオン抗争を描いた作品である。

エゥーゴ側のモビルスーツは前作からの引き続いた物が多く、前作の主人公カミーユ・ビダンが搭乗したガンダムMk-IIΖガンダムエゥーゴの主力として活躍した。

またBGMは前作のBGMも使用している。

前作とは一転して、当初は明るい雰囲気でスタートし、敵も味方もコミカルに描かれることも多かったが、第19話以降より順次、シリアスな作風に路線変更となった。

本放映前の番宣キャッチフレーズは「子供はみんなニュータイプ!見せてやろうじゃないの!大人たちにさ!」。

当時サンライズのプロデューサーを担当した内田健二氏(現会長)曰く「あの当時に2年続けてガンダムを制作出来た意義は大きい」「シリーズ作品としての基礎を固められた」「ロボットアニメで人間を描写する基礎にもなった」と後年振り返っている。

放送期間中にアニメ映画機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの制作が決まったため、物語の後半で予定されていたシャア・アズナブルの登場が見送られ、映画に向けての伏線を張るだけに留められた。

なお、富野氏による本作の企画書に書かれていた一年間の大まかなあらすじによれば、アムロベルトーチカの登場も予定されていた。

 

 

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あらすじ

 

 

宇宙世紀0088年、グリプス戦役地球連邦軍が創設したエリート部隊「ティターンズ」は事実上壊滅した。

しかし、エゥーゴも大半のパイロットが戦死し、有力な指揮官のクワトロ・バジーナ大尉は行方不明となったうえ、エースパイロットのカミーユ・ビダンも精神崩壊に陥り、深刻な戦力不足に悩まされていた。

そんな中、三つ巴の決戦から一時手を引き、高みの見物をしていたハマーン・カーン率いるジオン公国残党組織アクシズネオ・ジオンと名を変え、地球圏の制覇に乗り出す。

グリプス戦役で傷ついたエゥーゴの戦艦アーガマは、修理と補給のためサイド1のシャングリラに寄港した。

そこでジャンク屋稼業をしている主人公ジュドー・アーシタとその仲間たちは、前大戦で活躍した英雄機Ζガンダムを奪って一儲けしようと企んだことがきっかけで、エゥーゴと関わりを持つことになり、一員としてネオ・ジオンと戦うことになる。

ひょんなことからΖガンダムに搭乗することになったジュドーは、仲間たちとともにガンダム・チームを結成し、チーム1のエースパイロットとして勇敢に戦っていく。

その途中、彼は乗機をΖからエゥーゴの最新鋭MSであるΖΖガンダムに乗り換え、同じ頃修理を終え改めて配備されたガンダムMk-II百式と共にネオ・ジオンを圧倒していく。

そんな中、ハマーンはダブリンにコロニー落としを敢行、ネオ・ジオンの力を誇示すると共に、地球連邦政府にサイド3の旧ジオン領の譲渡を認めさせることに成功した。

しかしハマーンの配下のグレミー・トトが「ザビ家の真の継承者」を名乗り、ミネバ・ラオ・ザビを傀儡にしているハマーンを打倒せんと、謀反を起こし、戦局は大混乱となる。

正規軍と反乱軍の主だった戦力は相打ちとなる形で壊滅していき、グレミーも戦死する。そしてジュドーハマーンの最後の一騎討ちが始まる。
 

 

 

『新訳Ζガンダム』によって正史から除外された苦い過去

 

 

初代機動戦士ガンダムの物語は、今もなお受け継がれている。

だから物語の関連性も高い。

しかしその中で唯一、ガンダムから一度抹消された作品がある。

それが機動戦士ガンダムZZであった。

機動戦士Ζガンダムの直接の続編として作られたガンダムシリーズのひとつ。

前作機動戦士Ζガンダムの主人公だったカミーユ・ビダンがワケありで登場するなど、当初はちゃんと繋がりがあった。

しかし機動戦士Ζガンダムが劇場版三部作として再編され『新訳Ζガンダムとなってから、その繋がりは抹消されることになる。

TV版の最終回でカミーユは精神崩壊を起こすのだが、劇場版では精神崩壊することなく戦いに勝利し、機動戦士ガンダムΖΖの導入にはつながらない形で終幕してしまった。

カミーユの精神崩壊が機動戦士ガンダムΖΖの物語を始める上で重要な要因になるのだが…

おかげで機動戦士ガンダムΖΖはしばらくの間、ガンダム正史から抹消された作品になるのであった。

 

 

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ガンダム正史への復帰

 

 

劇場版三部作として再編された『新訳Ζガンダムにおいては、カミーユは精神崩壊を起こすことなくシロッコとの戦いに勝利し、ハマーンはミネバの養育を理由に兵を収めており、本作の導入にはつながらない形で終幕している。

だが福井晴敏氏の小説をベースにOVAとして映像化した機動戦士ガンダムUCの中では、本作に登場したMSの後継機が登場しており、主要人物の一人であるマリーダ・クルス機動戦士ガンダムΖΖ終盤にグレミー軍として参戦したプルクローンの生き残りという設定がなされている。

また、エゥーゴ解体後に連邦軍に接収されたという設定で、ブライト率いる「ロンド・ベル隊」に編入されたネェル・アーガマも主役機ユニコーンガンダムの母艦として登場する。

したがって機動戦士ガンダムUCの存在をもって機動戦士ガンダムΖΖガンダム正史に復帰することができたのであった。

 

 

 

「子供はみんなニュータイプ!」のキャッチコピーにファンは離れた

 

 

機動戦士ガンダムΖΖが一度正史から外された理由には、実は作風の激変という要因も挙げられる。

前作機動戦士Ζガンダムとは一転して、当初は明るい雰囲気でスタート。

敵も味方もコミカルに描かれることも多かった。

難解だった内容もわかりやすいものになった。

だが、それがいけなかった。

ガンダムシリーズの真骨頂である戦争へのリアリティが、機動戦士ガンダムΖΖには欠如していた。

今まで、どんなによくわからない難解なシナリオであろうが、それでもファンはなんとか理解しようと必死についてきた。

それをいきなり子供向けに変えられたら、ファンは離れてしまう。

ファンから敬遠されたことが機動戦士ガンダムΖΖが正史扱いされ難い理由になってしまった。

制作陣もそれに気づいてか、物語中盤以降より順次、シリアスな作風に路線変更となった。

 

 

 

機動戦士ガンダムΖΖ』の設定が後の「ガンダムシリーズ」に脈々と息づく

 

 

散々キワモノ扱いされてきた機動戦士ガンダムΖΖだが、実は後のガンダムシリーズにおいて、その設定が脈々と息づいている。

シリーズを通して成熟させてきた強化人間は、機動戦士ガンダムΖΖでついに日の目をみているし、モビルスーツ史において、特にニュータイプ専用機の概念は後世のガンダム史に大きな影響を与えている。

後世に影響を与えた重要な人物も登場するなど、機動戦士ガンダムΖΖは作品自体よりもその設定こそ、最も評価されている。

 

 

 

『機動戦士ZZガンダム』に登場する主なモビルスーツ

 

 

MG 機動戦士ガンダムZZ ダブルゼータガンダム Ver.Ka 1/100スケール 色分け済みプラモデル 184877

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ガンダムシリーズ史上最も美しいMS

ハマーン・カーン専用機・キュベレイ

 

 

ROBOT魂 機動戦士Zガンダム [SIDE MS] キュベレイ 約125mm ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア

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アクシズが開発したニュータイプ専用試作モビルスーツ

ジオン公国軍ニュータイプ専用モビルアーマーエルメス」の後継機。
アクシズの摂政ハマーン・カーンの専用機であり、彼女を象徴する機体でもある。

キュベレイは、バイオ・シグナル・エンハンサーの搭載によって遠隔誘導兵器「ファンネル」の装備が可能となり、MSでありながらエルメス同様のオールレンジ攻撃を行う事が可能。

特に頭部とマニピュレータにはサイコミュの混信・共振現象を抑える目的でそれぞれ異なる系統のサイコミュ送信用デバイスが内蔵されており、これによって多数のファンネルを高い精度で制御している。

 

 

 

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アニメ『機動戦士ガンダム』の続編

機動戦士Ζガンダム

 

 

機動戦士Ζガンダム』とは

 

 

機動戦士Ζガンダムは、日本サンライズが制作した「ガンダムシリーズ」のテレビアニメ。

名古屋テレビを制作局として、テレビ朝日系列で1985年(昭和60年)3月2日から1986年(昭和61年)2月22日まで、土曜 17時30分 - 18時00分の時間帯にて全50話が放送された。

物語は1979年 - 1980年に放送された機動戦士ガンダムの続編にあたるが、設定はその劇場映画版3部作から連なるものとなっている。

略称は「Ζ(ゼータ)」。

前作の一年戦争から7年後の宇宙世紀0087年に起きたグリプス戦役を描く。

スペースノイドアースノイドの対立」という軸は変わらないが、前作の地球連邦対ジオン公国の戦争という明快な図式に対して、本作はティターンズエゥーゴという地球連邦軍から発生した二つの勢力による抗争を中心に、中盤以降ではジオン残党最大勢力であるアクシズが介入し、三勢力間の同盟・決裂、指導者の暗殺など、権謀術数が相まみえる構図となる。

のちに製作されたOVA機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYでは、この情勢に至る経緯(ジオン残党の抵抗と地球至上主義の台頭)に触れている。

登場人物は主人公カミーユ・ビダンら次世代の若者が登場し、年齢を重ねた前作の登場人物たちと絡む展開になる。

アムロ・レイシャア・アズナブル(本作では「クワトロ・バジーナ」)という前作の好敵手同士が、カミーユの仲間としてエゥーゴで一時的に共闘する。

カミーユフォウ・ムラサメの悲恋など、ニュータイプと強化人間の関係、可能性と悲劇が重層的に描かれる。

メカに関しては、移動形態へ変形する可変モビルスーツが多数登場し、主役機も前作の発展型(ガンダムMk-II)から物語後半では可変タイプ(Ζガンダム)へと交代する。

また、ガンダムMk-IIが敵から強奪した機体だったり、旧ジオン系の兵器が地球連邦軍で再利用されるなど、前作の設定をアレンジしている。

ナレーションは劇中でヘンケン・ベッケナーを演じる小杉十郎太氏が担当した。

前作のように戦況を解説するナレーションは少なく、主に本編冒頭のモノローグ、前回のダイジェスト、次回予告が中心であった。

次回予告は毎回「君は、刻(とき)の涙を見る」というキャッチフレーズで締めくくられた。

「ゼータ」に当てられる文字として読みの上で正しいのはギリシャ文字の "Ζ" であるが、入力の容易さ・形状の類似からラテン文字の "Z" (ゼット)が代用されることが多い。

ちなみに準備稿時点での作品タイトルは逆襲のシャアであった。

関東地区の平均視聴率6.4%、最高視聴率は11.7%。

キー局である中京圏名古屋テレビでは、関東地区よりも高い平均視聴率12.3%、最高視聴率は17.7%を記録。

人物およびメカキャラクターの刷新、作中に次々と登場する専用機や可変MS、難解な内容などのために、前作のファンからは不評を買ったが、新しいファンには受け入れられた。

本作は放映当時こそ賛否両論あったものの、20世紀末以降の若いファンにはスタンダードな作品になっている。

 

 

 

劇場用映画三部作

機動戦士Ζガンダム A New Translation

 

 

劇場用映画三部作機動戦士Ζガンダム A New Translation』(- ア・ニュー・トランスレーション)シリーズは、テレビシリーズ機動戦士Ζガンダム20周年を記念して全国松竹系劇場にて公開された映画作品である。

2005年(平成17年)から2006年(平成18年)にかけてシリーズ展開された。

公開に先立ち、東京国際ファンタスティック映画祭2004において、星を継ぐ者が2004年10月17日に先行上映された。

テレビシリーズの既存映像を用いつつも、新作映像も追加してテレビシリーズ全体を三部作の映画に再構成した作品。「A New Translation(新訳)」を謳って製作されており、物語の結末が異なるなど変更点も多い。

『劇場版∀ガンダムI 地球光』『劇場版∀ガンダムII 月光蝶以来3年ぶりのガンダムシリーズの劇場アニメでもある。

機動戦士ガンダム40周年プロジェクトガンダム映像新体験TOUR』として劇場版3部作がTCX(TOHOシネマズ独自規格ラージスクリーン)で劇場上映。

第1作が2020年2月7日より、第2作が2020年2月12日より、第3作が2020年2月16日より上映。

キャッチコピーは「再会は躍動する魂。とき放て、"Ζ" !!」(I)、「キスの記憶…」(II)、「誰も知らないラスト…新訳Ζ完結編。」「人は虚無の宇宙にぬくもりを見つけられるか!」(III)。

 

 

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劇場版シリーズの概要

 


第一部

機動戦士Ζガンダム A New Translation -星を継ぐ者-

 

2005年5月28日公開 - 興行収入:8億6200万円(キネマ旬報より)

 

機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者- [DVD]

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第二部

機動戦士ΖガンダムII A New Translation -恋人たち-

 

2005年10月29日公開 - 興行収入:6億(キネマ旬報より)

 

機動戦士ZガンダムII -恋人たち- [DVD]

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第三部

機動戦士ΖガンダムIII A New Translation -星の鼓動は愛-

 

2006年3月4日公開 - 興行収入:4億9200万円(キネマ旬報より)

 

機動戦士ZガンダムIII -星の鼓動は愛- [DVD]

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あらすじ

 

 

一年戦争終結し、7年の月日が流れた宇宙世紀0087年。

ジオン公国軍に実質的勝利を収めた地球連邦軍だったが、依然としてジオン公国軍残党による連邦軍への抵抗は続いていた。

連邦軍ジャミトフ・ハイマン准将(のち大将)は、ジオン残党の脅威を大義名分として、連邦軍内部にジオン残党狩りを目的とする特殊部隊「ティターンズ」を結成する。

ティターンズはジオン残党のみならず、コロニーの反地球連邦運動に対しても強硬策を採り、ティターンズバスク・オム大佐は、反連邦集会を行っていたサイド1の30バンチコロニーに対して毒ガス使用による住民虐殺(30バンチ事件)を行い、情報統制により事実を隠蔽する。

こうした動きに対し、連邦軍ブレックス・フォーラ准将は、ティターンズに反感を抱く連邦軍士官や兵士を中心に反地球連邦組織「エゥーゴ」を結成。

アナハイムエレクトロニクス社を中心とする月面都市フォン・ブラウン軍事産業から新造戦艦アーガマを提供されるなど資金と物資面での援助を受ける。

小惑星アクシズから地球圏偵察のため帰還し、連邦軍籍を得て潜入中のシャア・アズナブルクワトロ・バジーナ大尉を詐称しエゥーゴに参加していた。

ティターンズはコロニー再建化計画において新たに整備されたサイド7グリーン・ノアを軍事拠点化しようと目論み、連邦軍の象徴たるガンダムの後継機開発計画を極秘に行っていた。

かつてアムロ・レイホワイトベース隊のメンバーたちが暮らしていたコロニーはグリーン・ノア1グリーン・オアシスとして再建されていた。そこに本作の主人公となるカミーユ・ビダンが幼馴染みのファ・ユイリィと共に暮らしていた。

カミーユの両親は新型ガンダム開発計画に技術者として参加していたが、カミーユは父の不倫と、仕事にかまけて夫の素行を見て見ぬふりをする母に悩む鬱屈した少年だった。

カミーユは尊敬するブライト・ノアに会うためファと共に宇宙港を訪れるがそこでティターンズの新米士官ジェリド・メサと遭遇。

名前を馬鹿にされ激高したカミーユはジェリドへの暴行容疑で逮捕されるが、飛行訓練中だったガンダムMk-IIの墜落を機に基地を抜け出す。

一方、軍事基地偵察の任務を負ったシャアは因縁深きコロニーに単身潜入を試みる。

Mk-IIの存在を知ったシャアは機体の奪取を決意、部下2人とともにリック・ディアスで再び侵入する。

混乱に乗じたカミーユはブライトとティターンズの女性士官エマ・シーンの制止を振り切り、高圧的なMPへの意趣返しのためMk-IIを奪取。

さらにジェリドを心配したカクリコン・カクーラーの機体をも組み伏せる。

Mk-IIのパイロットが自分たちと敵対する意志がないと判断したシャアはカミーユと二機のMk-IIを手土産にグリーンオアシスを脱出。

こうして、ガンダム強奪事件を皮切りにエゥーゴティターンズは全面抗争に突入するのだった・・・。

Mk-II奪還のため卑劣な策を弄するバスクによりカミーユは両親を喪い、ティターンズへの反感と敵意を強めたカミーユは自らの意志でMk-IIの専任パイロットとなる。

Mk-II奪還作戦に関わったエマはティターンズの非道に憤りエゥーゴへ離反。

民間船テンプテーションの艦長という閑職に甘んじていたブライトもアーガマ隊に窮地を救われてエゥーゴに参加し、ヘンケンからの禅譲によりアーガマ艦長に就任。

シャアは月で受領した新型機百式に乗り換え、ジャブロー降下作戦の指揮を任せられる。

一方、木星帰りの男・パプテマス・シロッコは降下作戦妨害の功でティターンズに参加。

ジャミトフに忠誠を誓い一翼を担うようになっていく。

また、小惑星アクシズと共に地球圏に帰還を果たしたハマーン・カーンミネバ・ザビを傀儡に据え、彼女の摂政として辣腕を振るう。

エゥーゴティターンズの抗争に第三極として介入し、両陣営を手玉に取る。

こうして、自身の名声と過去との因縁に何度となく辛酸を舐め、凶弾に斃れたブレックスの後継者として自らの出自を明かし一軍の長となり苦悩を深めるシャア、人造ニュータイプである強化人間達との出会いや数々の悲劇を通じてニュータイプとして覚醒を遂げ、新型機Ζガンダムを与えられたカミーユ

謀略の数々により着々と手駒を増やし、やがてジャミトフの暗殺によってティターンズを掌握するシロッコ

シャアへの失恋を糧にジオン再興を目論むハマーンの4人を軸とし、コロニーレーザーグリプス2をめぐりエゥーゴティターンズアクシズ三つ巴の死闘が展開されるのだった。

 

 

 

ガンダムシリーズ」最難解にして最高傑作

 

 

ガンダムシリーズ」最難解シナリオ

 

ガンダムシリーズの中でも屈指の難解度を誇るのが機動戦士Zガンダムである。

敵味方が入り乱れ、また入れ替わるから、はっきりいって子供には理解できない。

事実、著者は初見で理解はできなかった。

エゥーゴティターンズも同じ地球連邦軍なのに、どうして戦っているのか?

昔はジオンと呼んでいた勢力が、どうして今はアクシズと呼ばれるのか?

何がなんだかサッパリである。

機動戦士Zガンダムを理解できるようになれば、宇宙世紀ガンダムシリーズはほとんどを理解できるといっても決して過言ではないだろう。

 

 

テレビシリーズ、その衝撃のラスト

 

機動戦士Zガンダムにはアニメシリーズとは別に、「A New Translation(新訳)」を謳った劇場版が存在する。

だがこの「A New Translation(新訳)」がクセもので、これを正史とするならば続く『機動戦士ZZガンダムが亡きものになってしまうのだ。

その理由が、ラストの描き方の違いである。

テレビシリーズの最終回は、まさに衝撃の内容で、敵役の元締めと対峙した主人公だが相討ちに近い格好で、最終的には主人公が精神崩壊してしまった。

精神崩壊した主人公の姿は、当時の子供にはトラウマ級の衝撃だった。

だが、主人公が精神崩壊したことで物語が繋がっていくという、なかなかエゲツないリレーで歴史が成立していたのだ。

それが劇場版では、主人公は精神崩壊することなく無事エンディングを迎えている。

この違いをどう受け止めるのかは、ファンの間でも意見が分かれるところだが、さらにその後のことを考えるなら個人的にはテレビシリーズを正史と考える。

 

 

 

機動戦士Zガンダム』に登場する主なモビルスーツ

 

 

RG 1/144 RX-178 ガンダムMk-II (エゥーゴ仕様) (機動戦士Zガンダム)

RG 1/144 RX-178 ガンダムMk-II (エゥーゴ仕様) (機動戦士Zガンダム)

 

 

MG 機動戦士Ζガンダム MSZ-006 ZガンダムVer.2.0 1/100スケール 色分け済みプラモデル

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