1万円節約することは1万円稼ぐことと同じ
予想通りとはいえ、選挙が終わればやりたい放題の日本の政治家。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000236618.html
年内にも子育て世代へ支給される10万円給付だが、給付に必要な事務的な経費が現金で一括給付するのに比べ、約900億円高い1200億円となることを明らかにしている。
本末転倒も甚だしい。
どういう思考をすれば、この方針でいこうと確信できるのだろうか?
普通に考えたら、この方針を推し進める政治家の頭が悪いとしか言いようがない。
マスコミでも散々取り上げられているが、そもそもクーポンにこだわる意味がわからない。
貯蓄にまわるのを避けるという名目はあるが、クーポンで賄った現金分は結局貯蓄にまわる。
少し考えればわかることだ。
これなら一括現金給付してしまった方がマシだと、誰もが考えるだろう。
ならば、それでも頑なにクーポンにこだわる政治家にとっては、何か旨味があるのだろうと考えるのが自然だ。
果たして掛かる経費1200億のうち、実際にクーポンをデザイン・制作する企業はいくらで受注させられるのだろう?
これは恒久的に行われている政治家の搾取のシステムだ。
そういえば、お笑い芸人さんの誰かのネタにもされていたな。
あくまでも想像だが、こういうカラクリだ。
・政府が発注 1200億円
↓↓↓→役所への事務経費 −300億円
・元請けが下請けへ発注
仲介手数料 −300億円(残金600億円)
↓↓↓
・下請けが孫請けへ発注
仲介手数料 −200億円(残金400億円)
↓↓↓
・孫請けがひ孫請けへ発注
仲介手数料 −100億円(残金300億円)
↓↓↓
・最終的にひ孫請けが受注 300億円
受注のためにばら撒いた経費 −1億円
実際の制作費総額 −400億円
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
−101億円
↓↓↓
政府が追加予算を要求 +200億円
−101億円
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
99億円がまた闇へ
これでは中抜き天国だな。
ほとんど何もしていないのに、仲介手数料という名目でジャブジャブ金が他所へ流れていく。
それでこれはあくまで想像上のこと?
否。
残念ながらこれがまったくの想像だとは言い切れない現実がある。
能天気な日本人はすでに忘れてしまっているかもしれないが、先のオリンピックで実際にこうした搾取のシステムが蔓延っていたではないか。
すべては搾取が終わった後に判明する。
もちろんあえてズサンな管理をしているから、中抜きを証明する文書など存在しない。
結局金の流れは闇の中へと葬られる。
いくら大金が闇へ葬られようと、その金の出処は所詮税金からだから、政治家は痛みも伴わない。
いい加減、こんな旧時代の役人根性は排除しなくてはならない。
政治家を含めた役人の存在のほとんどが、民間からしたら無駄な経費だ。
ウン百億円を平気でドブに捨てられる役人根性丸出しのどんぶり勘定は民間では通用しない。
今回の給付に必要な事務経費もそうだが、政治家や役人の削減こそ真に日本を豊かにする。
政治家と役人を今の半分にできたとしたら、我国民はいったいいくら稼いだことになるのだろう?
きっと1年に1回くらいは国民全員に現金給付できるくらい稼げるのではないだろうか。
新潟県議会に蔓延るシルバーモンスター
先の総選挙をめぐって新潟でも問題が発覚した。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20211203/1030019188.html
疑惑の渦中にいるのが星野 伊佐夫氏(1939年6月27日-)。
なんと御年82歳の政治家で新潟県議会の重鎮だ。
自由民主党新潟県連常任顧問及び自民党長岡支部長も務めている。
問題は新潟5区から10月の衆院選に出馬した泉田裕彦議員が星野伊三夫新潟県議から裏金を要求されたことに端を発する。
問題が発覚した直後はすっとぼけていた星野伊三夫新潟県議。
【衆院選めぐり】“裏金要求”音声公開「これは俺も共犯」
しかし裏金要求した時の音声データが存在すると知るや否や、すかさず掌を返した。
<会見ノーカット> 泉田裕彦議員「裏金告発」受け 星野 新潟県議会議員が会見
呆れてものも言えないのが正直なところだが、仮にも新潟県議会の重鎮たるものの釈明としてはお粗末極まりない。
何より嫌悪するのが釈明に知性を感じられず、おまけに品がないことだ。
政治家には清濁併せ呑む器量が必要だ。
多少の悪どいことも時には必要だろう。
しかし悪どいことをしておいて、バレたら狼狽えるとは何ごとだ。
これでは底が知れる。
指導者になり得る政治家は、大望を抱いて悪どいことにも手を染める。
だが、星野伊三夫新潟県議の所業は私利私欲にまみれた哀れなシルバーモンスターのそれと同じでしかない。
星野伊三夫新潟県議は御年82歳らしいが、いつまでも醜く権力にしがみついているのではなく、そろそろ健やかな余生を過ごされてはどうか。
そもそもいくら地方議会とはいえ、こんな旧時代の遺物が未だに現役で権力の中枢に鎮座している時点で、日本の政治は狂っているのだが…
選挙さえ終わってしまえば後はやりたい放題です
思った通り、総選挙が終わってしまえば日本の政治家はやりたい放題だ。
これはすべての政治家が、当選がゴールだと思い違いしているからに他ならない。
総選挙は国民に信を問うという意味を持つ。
選挙に勝利することは、国民の信を得ることと同義だ。
逆にいえば、選挙にさえ勝利してしまえば、国民の支持は得たのだから、政治家の好き勝手に出来るという理屈になる。
いや、普通はならないのだが、日本の政治家はどうやらそう考えるらしい。
だからどんなに愚策であろうと、平気で推し進めることができるのだ。
これはこんな政治家ばかりを選出した国民の責任だ。
有権者の多くがあまりに無自覚すぎて少し怖いのだが、これほどの愚策がまかり通るのは、今の政府を支持した、またはどこにも投票しなかった国民の責任に他ならない。
この愚策にはネットで批判の声が集まっていると耳にしたが、批判している人たちは先の総選挙で投票したのだろうか?
もし投票しなかったくせに批判している人がいるとしたら、その思い上がりからまず正すべきだろう。
自らの意志も示さず、都合が悪くなった時だけ無責任に声だけあげるなんて、やっていることがあなたが批判している政治家と同じだ。
日本の政治には、国民すべてが責任を強く自覚するべきだ。
日本がこれからどうなっていくかはわからない。
まさかこんな風になるとは思わなかった?
冗談じゃない。
知らなかったでは通用しない。
すべては我々国民が決めたことだと腹を括るしかないのだから。
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