#29
停滞する思考に一石を投じる苦言
声にできない本音を言葉に…
何かと生きづらい世の中で、思ってはいても言葉にできない声がある。
感じていても声にするのが憚られる言葉がある。
それは耳障りが悪く、心地良い言葉ではないのかもしれない。
だが言葉にされて、はじめて気づくこともある。
本稿で取り上げる言葉は、ひとつ間違えれば暴言とも受け取られかねないものだ。
しかし何かを変えるためには、声に、言葉にしてより多くの人に考えてもらうべきだろう。
本稿が停滞する思考覚醒へのキッカケとなることを切に願う。
笑い男(アニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」より)
アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』
ネットから離脱しろ
西暦2030年——
あらゆるネットが眼根を巡らせ、光や電子となった意思をある一方向に向かわせたとしても "孤人" が複合体としての "個" になるほどには情報化されていない時代……。
情報ネットワーク化が加速度的に進展し、犯罪が複雑化の一途を遂げる社会的混乱の中、事前に犯罪の芽を探し出し、これを除去する攻性の組織が設立された。
公安9課の役割は、深刻な電脳犯罪への対処、国内における要人の援護、政治家の汚職摘発、凶悪殺人の捜査から極秘裏の暗殺まで、多岐に渡っている。
彼らは電脳戦を最も得意としつつ、高性能義体を生かした物理的な戦闘においても特筆すべき能力を発揮する、精鋭部隊である。
笑い男とは、アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』のキャラクター、または作中の根幹をなす事件である。
劇中で俗に「笑い男事件」と呼ばれるセラノゲノミクス社社長アーネスト瀬良野(セラノ)誘拐と、その後のウイルスプログラムをばら撒くという手口を使った、マイクロマシンメーカー6社に対する脅迫、及びこのサイバーテロによる劇場型犯罪の犯人とされる人物の俗称。
なお、正式名称は「広域重要081号事件」。
瀬良野誘拐事件とそれ以外の事件とは、犯人は全く別である。
誘拐事件の犯人はアオイという、特A級のハッキング技術を持つ青年であった。
だが、彼の起こした事件は、瀬良野社長誘拐とTVカメラ前での脅迫のみで、それ以外はアオイの犯行を模倣し、「笑い男」という虚像を作り上げた別の人間たちの仕業である。
そもそもの発端は「電脳硬化症」(電脳化によって脳細胞が徐々に硬化していく不治の病)の特効薬「村井ワクチン」が厚生労働省中央薬事審議会によって薬として認可されず、セラノ社の電脳硬化症用マイクロマシン療法が異例の早さで認可されたことにあった。
表向き、これは村井ワクチンが偶然の産物であり、効用のメカニズムが解明しきれていなかったことが不認可の理由とされている。
しかし、この一件には裏があった。
当時の医療業界ではマイクロマシン療法の推進派が多数を占めており、旧来のワクチン治療である村井ワクチンを容認することで、マイクロマシン療法の開発・発展に影響が出るとの懸念があったのである。
さらにマイクロマシン療法推進派の先鋒でもあった薬事審議会理事・今来栖尚の、村井ワクチンの開発者である村井博士に電脳硬化症治療の功績を先に取られてしまうという嫉妬心もあった。
そこで今来栖ら薬事審議会は村井ワクチン潰しのためにマイクロマシン療法の優位性をアピールするべく、たまたまその時申請が出されていたセラノ社の新型医療用マイクロマシンに認可を出したのである。
だが、セラノ社はあくまで「アイディアを同業他社に盗られないように、とりあえず特許の申請をかけておいた」だけで、当時のマイクロマシン自体は未完成であり、治療効果は殆どない状態であった。
これにより、電脳硬化症患者の元には本来効果がある筈の村井ワクチンではなく、当時は何の効果も無かったマイクロマシン療法が提供されるようになってしまった。
知らず知らずのうちに村井ワクチン潰しの陰謀の片棒を担がされてしまったセラノ社だったが、結果的に莫大な利益を上げることになり、後発メーカーゆえの弱みと焦りもあって瀬良野は事態を黙認。
また、今来栖が理事を務めるマイクロマシンインダストリアル社のマイクロマシンも、治療効果が殆どないにもかかわらず認可され、同社もこれによって年間1兆円程の利益を上げている。
ところがその後、一度は不認可とされた村井ワクチンは、2021年4月に突如として特定指定者有償治験薬として認可される事になる。
この件は一般には公表されず、村井ワクチンを使用している患者も表向き存在しない事になっている。
これにより上流階級の人間のみに特権的に村井ワクチンが受けられることになり、この件に関わった人間は更なる利益を上げるようになった。
この一連の陰謀の影で暗躍していたのが、当時の厚生労働大臣であり、警察上層部やそれと繋がりがある政治家や自衛軍に影響力を持つ連合与党幹事長・薬島薫だった。
今来栖とも親密な関係にあった薬島は、認可のために厚労省トップとしての力を使って各所に圧力をかけていたのだ。
しかし、これら国家主導による詐欺行為と言える陰謀に気づく者もいた。
2021年、誰とも判らぬその人物は、当時のマイクロマシン療法の無効性と村井ワクチンの有効性を比較検討した論文を基に、陰謀の真相を糾弾する匿名の脅迫メールを作成、瀬良野に送りつけた。
だがメールは黙殺され、何の影響も及ぼすことも無くネットの片隅へと埋没していった。
あなたがたは
電脳硬化症に対して何の効果もないタンパク質の粒で
年間一兆円もの利益をあげた
これは明らかに国家主導で行われた詐欺行為だ
そうとは知らず
効果を信じて
医療費を払い続けて死んだ患者たちに対しては
どんな言い訳をするつもりなんですか
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Blu-ray Disc BOX:SPECIAL EDITION (特装限定版)
なぜかメディアでは一切報道されることがない、コロナワクチンによる健康被害や後遺症。
そして膨大に膨れ上がった新型コロナワクチン関連予算。
令和5年度の新型コロナワクチンの健康被害認定に関わる予算額。
この予算が当初は3億6,000万円だった。
しかし補正予算でなんと397億7,000万円。
実に110倍になっているのだ。
こういった事実の裏で、2023年7月末、福島県南相馬市の工業団地に7月末、mRNA(メッセンジャーRNA)医薬品の原薬を製造する工場が密かに完成した。
工場の建設は、経済産業省が2021年に新設した、感染症ワクチンの生産体制強化に向けた補助金を活用。
今後のパンデミック時に、ワクチンの製造拠点となる想定らしい。
この事実も、メディアではあまり報道されていない。
さらに驚くべきは、経産省の補助金で採択された17事業のうち、10はmRNA技術に関するものだったということ。
これもまた報道されていない。
表向きの理由としては、コロナ禍でワクチンを海外に頼らざるを得ず苦い経験をしたことにあるようだ。
工場が稼働すれば、mRNA医薬品を輸入に頼らず、迅速かつ適切に供給できるようになる…とのこと。
しかし一方では、この工場の稼働を疑問視する声もある。
厚労省は製薬会社の利益を最優先とし、「日本を魅力ある治験市場にする」との目標を掲げ、国民の安全や健康については全く考慮していないというのだ。
一連の報道がメディアでされない事実を鑑みるなら、「日本を魅力ある治験市場にする」という陰謀説も否定することはできない。
ましてや政治家によるコロナ利権も囁かれる現状では、疑うなという方が無理な話である。
さらには人口削減を行うために、コロナワクチンを全世界に普及させたという、人口削減説まで噂される始末である。
このような不安を払拭するための政治家だろうに、日本ではそういった陰謀に加担したとしてもまったくおかしくない政治家ばかりという、残念な有り様。
なら、なぜあなたはマイクロマシンで自分を治療しないんですか
おまけに巨悪と対峙する唯一の正義だと思われていた検察までもが権力に屈してしまった。
すべては政治に無関心だった国民の責任だ。
世の中に不満があるなら自分を変えろ。
それが嫌なら、耳と目を閉じ口をつぐんで孤独に暮らせ。
☆今すぐApp Storeでダウンロード⤵︎