#171
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
カール・リヒター・フォン・ランドル(アニメ「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」より)
カール・リヒター・フォン・ランドル
ニックネームはその芸術的な走りから「サーキットのアマデウス」。
趣味はバイオリン演奏。
あらゆるスポーツ大会で優勝を総なめにしては短期間で飽き次を探すを繰り返してきた天才児で、2015年(TVシリーズ)の第10回選手権・第6戦ノルウェーGPからシューマッハの後釜として、ハヤトと同じ14歳の最年少ドライバーとしてCFにデビュー、CF史上初となるデビュー戦でのポールトゥーウィンという華々しいデビューを飾った。
さらに次戦アフリカGPも優勝し、「デビューから2連勝」の記録も作った。
いずれの記録もフリッツが「3連続」を記録したことで一旦は上回られたが、フリッツは後に成績抹消となったため、現時点ではいずれもランドルが唯一の記録者である。
また初期の頃は予選で特に強さを見せ、(シーズンを跨いで)5戦連続を含む、デビューから11戦でPPを8回獲得。
走行距離に合わせ、出力を高めに設定したスーパーアスラーダでみるみる順位を上げていくハヤト。
青木ケ原に到着する頃には、トップ争い圏内に入っていた。
同じくトップを争っていた加賀は、今日子からの不当な指示に反発して、富士岡を目前に自らリタイヤする。
そして新条、ランドル、ハヤトの3人で争うこととなった世界チャンピオン。
いよいよ勝負は富士岡サーキットに持ち越され、デットヒートを展開する。
ハヤトは6Gもの負担がかかる難所「トルネードバンク」を、修のアドバイスを思い出し、視界が一時的に失われる「ブラックアウト現象」に見舞われながらもアクセルを緩めることなく立ち向かってゆく。
3人のバトルは世界中のファンを釘付けにしていた。
大勢の人たちに見守られ、今、決戦は終わりを告げる。
ハヤトがトルネードバンクで新条を抜き去ったのだ。
瞬間、ハヤトの意識は飛んでしまう。
同時に振られるチェッカーフラッグ。
ハヤトはトップでゴールインし、世界チャンピオンの栄光を手にしたのだ。
サイバーフォーミュラ史上最年少チャンプの誕生である。
アニメ『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』第37話最終回「栄光のウイナーズ」でのヒトコマ。
素敵なものを手に入れる奴って
ひたむきな奴なんだ
それと
歓びを分かち合える
仲間を持っている奴なんだ
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スポーツ選手やその審判などに対する誹謗中傷が深刻な問題になっている。
なぜ会ったことがない、よく知らない人を誹謗中傷してしまうのか。
もともと人間には勝負事に負けた人、落ち込んでいる人、泣いている人などを軽く見てしまうという心理傾向があり、しかもこれまで成功してきた人や努力を重ねてきた人に対してはその傾向が加速するという。
だが、「負けた選手は叩いてもいい」「勝てるはずなのに負けた人にはこれくらい言ってもいい」という思考に陥りがちな人ほど、自分の弱さも自覚しているものだ。
日ごろ自分が「あまり努力していない」「勝利を目指して必死に戦っていない」ことをわかっているからこそ、それをしてきた彼らの失敗や疑惑に過剰反応してしまうのだろう。
自分を棚に上げているだけに「この言葉で相手はどう思うのか?傷つけたりしないか?」という優しさがないから一層タチが悪い。
スポーツ選手やその審判が「大舞台に立つためにどのような努力を重ね、実績を積み上げてきたのか」を知っている、もしくは想像しようとする人はほとんどいない。
そんな他人を誹謗中傷してしまう人に共通しているのは、「自分の人生に向き合おうとしていない」ということ。
「わからない」「自信がない」「面倒くさい」「怖い」「特に理由はない」……。
いずれにしても自分の人生に向き合っていないから、よく知らない人の人生に口を出したくなってしまうのだ。
そういう人間は、キラキラした人に対し永遠に嫉妬し続けるのだろう。
永遠に素敵なものが見えないまま生きていくのだろう。
その人が、その場に立つためにどれほどの努力をしたのか。
少し想像してみたらわかることなのに。
頑張っている人の姿を、純粋な目で見れなくなりつつある昨今。
そういう姿を美しいと思えない人間にはなりたくないものだ。
たとえ満足いく結果が残せなかったとしても、その人がしてきたこれまでの努力を賞賛できる人間でいたいものだ。
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