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ioritorei’s blog

完全趣味の世界

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【アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』を徹底解説】6月3日(金)安彦良和監督作品『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』公開記念!《ガンダム宇宙世紀特集》

 

アムロとシャアの因縁に決着

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

 

 

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』とは

 

 

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(英題:Mobile Suit Gundam Char's Counterattack)は、1988年3月12日(土)に松竹系で劇場公開されたガンダムシリーズのアニメ映画。

監督は富野由悠季氏。

略称は英題の頭文字を取った「CCA」、または「逆シャア」など。

本作は機動戦士ガンダムから14年後の宇宙世紀0093年を舞台に、一連のシリーズの主要人物であるアムロ・レイシャア・アズナブルの最後の戦いを描いている。

公開時のキャッチコピーは「宇宙世紀0093 君はいま、終局の涙を見る…」。

同時上映は『機動戦士SDガンダム

配給収入6億2000万円、興行収入11億3000万円、観客動員数103万人。

DVDは30万枚出荷。

2019年9月13日に機動戦士ガンダム40周年プロジェクトガンダム映像新体験TOUR』として4DX上映され、2021年4月2日には同『TOUR』の「FINAL」として、全国7館のDolby Cinemaで劇場公開された。

ガンダムシリーズ初のテレビアニメの再編集ではない劇場オリジナル作品として制作され、アムロ・レイシャア・アズナブルの最後の戦いを描く。

サンライズアニメーション作品企画部が用いる共同ペンネーム「矢立肇」のクレジットは使用されていない。

主題歌にはTM NETWORKが起用されている。

逆襲のシャアというタイトルは、1984年頃に機動戦士ガンダムの続編小説企画のタイトルとして一般に告知されたものであった。

しかし、翌年に機動戦士Ζガンダム製作が決定したことで、同企画も番組の小説版として機動戦士Ζガンダムに改題された経緯がある。

また、小説ガイア・ギアの連載前予告タイトルは『機動戦士ガイア・ギア 逆襲のシャアであった(連載後は変更されている)。

 

 

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア (初回限定版) [Blu-ray]

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あらすじ

 

 

宇宙世紀0093年。

先のグリプス戦役以降消息不明だった、元ジオン公国軍エース・パイロットで、ジオン共和国創始者ジオン・ズム・ダイクンの息子であるシャア・アズナブル(キャスバル・レム・ダイクン)は、幾多の戦いを経ても旧態依然として地球から宇宙移民を統制し続ける地球連邦政府に対し、ネオ・ジオンを率いて反乱の狼煙を上げる。

ネオ・ジオンは、小惑星5thルナを地球連邦政府があるチベットのラサに衝突させようとする。

かつてのシャアの宿敵アムロ・レイらが所属する連邦軍の外郭部隊ロンド・ベルの奮闘も空しく、5thルナ落下を阻止することはかなわなかった。

ネオ・ジオンは、アデナウアー・パラヤを始めとする地球政府高官と密かに裏取引を行い、スペースコロニー・ロンデニオンにて停戦交渉に合意する。

停戦に安堵する地球連邦の思惑と裏腹に、シャアは取引によって得た小惑星アクシズを地球に衝突させるべく、再び作戦を開始した。

合意が偽りであることを察していたロンド・ベルは核ミサイルを準備、やがてネオ・ジオンとの間で戦端が開かれる。

アムロは自ら開発に加わった新型モビルスーツ・ν(ニュー)ガンダムを駆り、アクシズを目指す。

一方、アクシズを内部から爆破して軌道を逸らすロンド・ベルの作戦は成功するかに見えたが、アクシズの一部は既に地球の引力に捉われていた。

巨大な岩塊が地球に落下しようとする中、アムロはシャアと最終対決を制しサザビーを撃破しシャアを拿捕する。

無謀にもνガンダム1機でアクシズを押し戻そうとしたとき、アムロとシャアそして人々の思いとガンダムサイコフレームが共振し、眩い光となってアクシズを地球から遠ざけた。

しかし、アムロとシャアのその後の行方は判らない。
 

 


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主題歌

 

 

「BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)」

作詞 - 小室みつ子 / 作曲・編曲 - 小室哲哉 / 唄 - TM NETWORK (EPIC・ソニー)

 

 

 

 

BEYOND THE TIME

BEYOND THE TIME

 

 


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νガンダムサイコフレーム

 

 

本作の最大の見所といえば、最強のニュータイプアムロ(※個人の意見です)がついにニュータイプ専用機に搭乗することだ。

作中で長らくニュータイプを喧伝してきたアムロではあるが、本作までニュータイプ専用機というものに搭乗したことがない。

高性能機ではあっても特殊能力が備わった機体ではなかった。

そのアムロが能力を最大限に生かせる専用機に乗るのだ。

それだけでもテンションが上がるというもの。

しかもそれがニュータイプ専用機ならではの、遠隔攻撃が可能の機体とあっては見逃すことができないだろう。

本作で主人公・アムロが駆るν(ニュー)ガンダムは、ファンの間でも1〜2を争う人気の機体である。

そして敵役・シャアが駆るサザビーも、ファンの間では絶大な人気を誇っている機体である。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャアに登場するモビルスーツ(MS)はどれも非常に人気が高く、ある意味でMS史の完成型に至っている。

 

もともとニュータイプ専用機の開発は、敵役であるジオン軍が先んじていた。

その長年の研究の成果が、本作でアムロとシャアの機体に採用されたサイコフレームである。

サイコフレームとは、簡単にいうと増幅装置である。

ニュータイプの優れた感知能力を増幅させる素材がサイコフレームなのである。

だがこのサイコフレーム

作ることはできるけどその効果は実はあまりよくわかっていない。

未知の部分が大きい素材であった。

そしてサイコフレームは優れたニュータイプに感応し奇跡のような力を発揮する、凡人(オールドタイプ)にとって恐るべき脅威の素材であった。

このサイコフレーム機動戦士ガンダム 逆襲のシャア以降のガンダムシリーズに多大な影響を及ぼしていくことになる。

 

 

 

1stガンダムから続いたアムロとシャアの因縁の対決がついに決着

 

 

アムロとシャア。

ガンダムシリーズのふたりの英雄。

一年戦争(1st)では敵としてはじめて対峙した。

グリプス戦役(Z)では味方として共闘している。

グリプス戦役で生死不明の行方不明とされたシャアが、機動戦士ガンダム 逆襲のシャアで再びアムロの前に現れる。

1stガンダムから続いてきたアムロとシャアの因縁に、ついに終止符が打たれるのが本作機動戦士ガンダム 逆襲のシャアである。

そのためオールドファンにとっては非常に感慨深い作品である。

 

ある意味で、ガンダムシリーズとはこのふたりを描き続けた作品だった。

アムロもシャアもアニメの主人公らしからぬ、不完全なキャラクターだ。

ふたりともエースパイロットではあるが、そうした優れた部分よりも、ふたりの人間臭さこそがガンダムシリーズの最大の魅力だったのかもしれない。

 

 

 

ふたりの因縁についに決着

 

 

機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの公開時は、その結末の曖昧さに賛否両論が生まれた。

一応の決着は見たものの、ふたりとも生死不明の行方不明という非常に曖昧な結末は、子供には受け入れ難いシナリオだった。

しかもふたりのこの結末には、結末のその曖昧さ以上に別の非常に大きな意味をも持っていた。

ふたりのこの結末は、アムロとシャアのガンダムシリーズからの退場という意味も持っていたのだ。

最大の人気キャラであるアムロとシャアは、これからのガンダムシリーズには登場しない…

これは大きなショックであった。

まるでそれはガンダムシリーズの終了をも示唆しているようであった。

こんなに哀しいことはなかった…

 

だが、今なら『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』でアムロとシャアをシリーズから退場させたことは、それほど悪いことではなかったようにも思える。

作品をマンネリ化させてしまうキャラクターの強さのインフレを防ぐためには、パイロットとして成熟しきってしまったアムロとシャアはもはや不要だったのかもしれない。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャアでふたりを退場させたことは、制作陣の英断であったのだと、今ならそう思える。

 

そうはいっても、後のガンダムシリーズアムロやシャアが登場(回想)すると、その瞬間にテンションが爆上がりしてしまうのは、ファンにとってふたりがガンダムの象徴だったからに他ならない。

 

 

 

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場する主なモビルスーツ

 

 

アムロ最後の乗機

RX-93 νガンダム

 

 

MG 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア RX-93 vガンダム Ver.Ka 1/100スケール 色分け済みプラモデル

MG 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア RX-93 vガンダム Ver.Ka 1/100スケール 色分け済みプラモデル

 

 

従来のAE系ガンダム・タイプは「当代の最先端技術を限界まで詰め込む」思想で開発されてきたが、これとは完全に異なる本機の設計思想は、最前線でエースパイロットを努めながらも血筋としての技術屋気質を持ち続けたアムロが開発に関わったからこそであったといえる。

制御プログラムは、フィン・ファンネルの搭載にあわせて機体の重心移動に対応した独自のものがインプットされているが、バランスの良い「人型」のシルエットを有する本機は、MS開発黎明期から蓄積・洗練されてきた膨大なモーションパターンの流用が可能であった。

更に劇中で見せた、ハイパーバズーカをバックパックにマウントしたままでの射撃など、アムロ自身がオリジナルに作成・追加した実戦的なモーションも多数採用されている。

操縦系もアムロ自身の要望により、万が一の操縦ミス予防として奇抜さや特異性を廃した基本形ともいうべきものが採用されている。

以上により本機は、同世代機において最高クラスの性能を有しながらも、信頼性・整備性の高さと操作性の軽さ(長時間戦闘に対する適応性)を高度な次元で獲得した極めて完成度の高いMSでありながら、さらに拡張性をも残した、機動兵器の理想型ともいえる特性を実現していた。

 

 

ジオンの象徴

MSN-04 サザビー

 

 

MG 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア MSN-04 サザビー Ver.Ka 1/100スケール 色分け済みプラモデル

MG 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア MSN-04 サザビー Ver.Ka 1/100スケール 色分け済みプラモデル

 

 

キャスバル・レム・ダイクンことシャア・アズナブルを総帥として、サイド1のスペースコロニー「スウィート・ウォーター」に集結した新生ネオ・ジオン軍が、シャア専用機として開発したモビルスーツ

設計段階から総帥専用機として開発されているため、全身が赤を基調としたカラーリングで彩られ、スカートアーマーには「C.D.(キャスバル・ダイクン、またはシャア・ダイクン)」をモチーフとした金色のマーキングが施されている。
そしてまた、型式番号MSN-04は、MSN-02(ジオング)からMSN-03(ヤクト・ドーガ)を経て開発された、正統なジオン系ニュータイプ専用機である事を謳う。

高出力ジェネレーターとそこに(メガコンデンサを介して)直結したメガ粒子砲、サイコミュによる機体管制と武装を搭載した第四世代モビルスーツに分類されるが、第一次ネオ・ジオン抗争期の同世代機群に比べれば出力・火力共に控えめであり、高機動と長時間経戦能力を重視した仕様となっている。

 

 

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【心に沁みる名言】今日を精一杯生きるために…。#54

 

 

明日ではなく今日。

今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。

 

 

 

沼地蠟花(花物語より)

 

 

3年生に進級した神原駿河忍野扇から、「願いを叶えてくれる悪魔様」の噂を聞かされる。悪魔様の正体を知るべく、会いに向かった駿河の前に現れたのは―――。

貝木からの情報で、再び沼地蠟花と会うことを決意した駿河

しかし、逆に蠟花の方が駿河の前に再び現れる。

その時、彼女の左腕はかつての駿河のように包帯に巻かれていた。

花物語』第変話「するがデビル其ノ參」でのヒトコマ。

 

 

大抵のことは逃げれば解決するのに

逃げたら負けだと思っているヤツが本当に多い

 

そういう連中は私なんかから見れば

進んで不幸になろうとしているようにしか 見えないよ

 

逃げたら負けなんてことはないし

逃げたら不幸なんてこともないのにな

逃げ切れなかったら諦めもつくだろ

 

 

花物語 第二巻/するがデビル(下)(完全生産限定版)(Blu-ray Disc)

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〈物語〉シリーズの名言は、自分の中のつまらない固定観念を気持ちよくぶち壊してくれる。

いや、この場合ぶち壊してくれるものは日本人気質とでもいうべきだろうか。

古くから日本人には、敵に背を向けることを良しとしない風潮があった。

大和魂という言葉は帝国主義の元に、本来の意味を歪められ、プロパガンダに利用された。

我々がイメージする大和魂とは、日本民族固有(のものと考えられていた)の勇敢で、潔く、特に主君・天皇に対して忠義な気性・精神性・心ばえのようなものだろう。

本来の意味はまったく違う。

元々大和魂とは、机上の知識を現実の様々な場面で応用する判断力・能力を表し、江戸後期からは日本民族特有の「正直で自由な心」の意味も含んでいた。

もっと広義で端的に表すなら、儒教・仏教などが入ってくる以前からの、日本人本来の物の見方・考え方・精神を指していた。

我々は刷り込まれていたのだ。

大和魂なる言葉は、実直な日本人には非常に都合の良い教えだったのだろうと思う。

だがしかし、こういう過去の刷り込み教育が、後々の世にまで悪影響を及ぼしている。

いまだに我々は、逃げることがまるで悪いことのように思い込んでいるではないか。

本当はそんなことはなかったのだ。

辛かったら逃げてしまえばいい。

いいや、むしろ辛くなるまで耐える必要はないのではないのか?

楽をしたっていいのだ。

いや、逆に楽をして何がいけないのだ?

考え方を改めよう。

何故いまだに、こんな古臭い考え方が根強く残っているのかといえば、それで得をする人間がいるからだ。

それが証拠にほら。

日本人の生真面目さに一番つけ込んでいるのは、他ならぬ、同じ日本人の長老方ではないのか。

我々はいい加減、古臭い呪縛から解き放たれなくてはならない。

 

 

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【アニメ『機動戦士ZZガンダム』を徹底解説】6月3日(金)安彦良和監督作品『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』公開記念!《ガンダム宇宙世紀特集》

 

アニメ『機動戦士Zガンダム』の続編

機動戦士ガンダムΖΖ

 

 

機動戦士ガンダムΖΖ』とは

 

 

機動戦士ガンダムΖΖは、日本サンライズ制作のテレビアニメ。

機動戦士Ζガンダムの直接の続編として作られたガンダムシリーズのひとつ。

略称は「ΖΖ(ダブルゼータ)」。

1986年(昭和61年)3月1日から1987年(昭和62年)1月31日まで、名古屋テレビを制作局として、テレビ朝日系で毎週土曜日17:30 ‐18:00(JST)に全47話が放送された。

平均視聴率(関東地区)は6.02%。

ガンダムシリーズの第3作であり、機動戦士Ζガンダムの直接的な続編として第一次ネオ・ジオン抗争を描いた作品である。

エゥーゴ側のモビルスーツは前作からの引き続いた物が多く、前作の主人公カミーユ・ビダンが搭乗したガンダムMk-IIΖガンダムエゥーゴの主力として活躍した。

またBGMは前作のBGMも使用している。

前作とは一転して、当初は明るい雰囲気でスタートし、敵も味方もコミカルに描かれることも多かったが、第19話以降より順次、シリアスな作風に路線変更となった。

本放映前の番宣キャッチフレーズは「子供はみんなニュータイプ!見せてやろうじゃないの!大人たちにさ!」。

当時サンライズのプロデューサーを担当した内田健二氏(現会長)曰く「あの当時に2年続けてガンダムを制作出来た意義は大きい」「シリーズ作品としての基礎を固められた」「ロボットアニメで人間を描写する基礎にもなった」と後年振り返っている。

放送期間中にアニメ映画機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの制作が決まったため、物語の後半で予定されていたシャア・アズナブルの登場が見送られ、映画に向けての伏線を張るだけに留められた。

なお、富野氏による本作の企画書に書かれていた一年間の大まかなあらすじによれば、アムロベルトーチカの登場も予定されていた。

 

 

機動戦士ガンダム ZZ Part-1 ― メモリアルボックス版 [DVD]

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あらすじ

 

 

宇宙世紀0088年、グリプス戦役地球連邦軍が創設したエリート部隊「ティターンズ」は事実上壊滅した。

しかし、エゥーゴも大半のパイロットが戦死し、有力な指揮官のクワトロ・バジーナ大尉は行方不明となったうえ、エースパイロットのカミーユ・ビダンも精神崩壊に陥り、深刻な戦力不足に悩まされていた。

そんな中、三つ巴の決戦から一時手を引き、高みの見物をしていたハマーン・カーン率いるジオン公国残党組織アクシズネオ・ジオンと名を変え、地球圏の制覇に乗り出す。

グリプス戦役で傷ついたエゥーゴの戦艦アーガマは、修理と補給のためサイド1のシャングリラに寄港した。

そこでジャンク屋稼業をしている主人公ジュドー・アーシタとその仲間たちは、前大戦で活躍した英雄機Ζガンダムを奪って一儲けしようと企んだことがきっかけで、エゥーゴと関わりを持つことになり、一員としてネオ・ジオンと戦うことになる。

ひょんなことからΖガンダムに搭乗することになったジュドーは、仲間たちとともにガンダム・チームを結成し、チーム1のエースパイロットとして勇敢に戦っていく。

その途中、彼は乗機をΖからエゥーゴの最新鋭MSであるΖΖガンダムに乗り換え、同じ頃修理を終え改めて配備されたガンダムMk-II百式と共にネオ・ジオンを圧倒していく。

そんな中、ハマーンはダブリンにコロニー落としを敢行、ネオ・ジオンの力を誇示すると共に、地球連邦政府にサイド3の旧ジオン領の譲渡を認めさせることに成功した。

しかしハマーンの配下のグレミー・トトが「ザビ家の真の継承者」を名乗り、ミネバ・ラオ・ザビを傀儡にしているハマーンを打倒せんと、謀反を起こし、戦局は大混乱となる。

正規軍と反乱軍の主だった戦力は相打ちとなる形で壊滅していき、グレミーも戦死する。そしてジュドーハマーンの最後の一騎討ちが始まる。
 

 

 

『新訳Ζガンダム』によって正史から除外された苦い過去

 

 

初代機動戦士ガンダムの物語は、今もなお受け継がれている。

だから物語の関連性も高い。

しかしその中で唯一、ガンダムから一度抹消された作品がある。

それが機動戦士ガンダムZZであった。

機動戦士Ζガンダムの直接の続編として作られたガンダムシリーズのひとつ。

前作機動戦士Ζガンダムの主人公だったカミーユ・ビダンがワケありで登場するなど、当初はちゃんと繋がりがあった。

しかし機動戦士Ζガンダムが劇場版三部作として再編され『新訳Ζガンダムとなってから、その繋がりは抹消されることになる。

TV版の最終回でカミーユは精神崩壊を起こすのだが、劇場版では精神崩壊することなく戦いに勝利し、機動戦士ガンダムΖΖの導入にはつながらない形で終幕してしまった。

カミーユの精神崩壊が機動戦士ガンダムΖΖの物語を始める上で重要な要因になるのだが…

おかげで機動戦士ガンダムΖΖはしばらくの間、ガンダム正史から抹消された作品になるのであった。

 

 

機動戦士ガンダムZZ メモリアルボックス Part.I[Blu-ray]

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ガンダム正史への復帰

 

 

劇場版三部作として再編された『新訳Ζガンダムにおいては、カミーユは精神崩壊を起こすことなくシロッコとの戦いに勝利し、ハマーンはミネバの養育を理由に兵を収めており、本作の導入にはつながらない形で終幕している。

だが福井晴敏氏の小説をベースにOVAとして映像化した機動戦士ガンダムUCの中では、本作に登場したMSの後継機が登場しており、主要人物の一人であるマリーダ・クルス機動戦士ガンダムΖΖ終盤にグレミー軍として参戦したプルクローンの生き残りという設定がなされている。

また、エゥーゴ解体後に連邦軍に接収されたという設定で、ブライト率いる「ロンド・ベル隊」に編入されたネェル・アーガマも主役機ユニコーンガンダムの母艦として登場する。

したがって機動戦士ガンダムUCの存在をもって機動戦士ガンダムΖΖガンダム正史に復帰することができたのであった。

 

 

 

「子供はみんなニュータイプ!」のキャッチコピーにファンは離れた

 

 

機動戦士ガンダムΖΖが一度正史から外された理由には、実は作風の激変という要因も挙げられる。

前作機動戦士Ζガンダムとは一転して、当初は明るい雰囲気でスタート。

敵も味方もコミカルに描かれることも多かった。

難解だった内容もわかりやすいものになった。

だが、それがいけなかった。

ガンダムシリーズの真骨頂である戦争へのリアリティが、機動戦士ガンダムΖΖには欠如していた。

今まで、どんなによくわからない難解なシナリオであろうが、それでもファンはなんとか理解しようと必死についてきた。

それをいきなり子供向けに変えられたら、ファンは離れてしまう。

ファンから敬遠されたことが機動戦士ガンダムΖΖが正史扱いされ難い理由になってしまった。

制作陣もそれに気づいてか、物語中盤以降より順次、シリアスな作風に路線変更となった。

 

 

 

機動戦士ガンダムΖΖ』の設定が後の「ガンダムシリーズ」に脈々と息づく

 

 

散々キワモノ扱いされてきた機動戦士ガンダムΖΖだが、実は後のガンダムシリーズにおいて、その設定が脈々と息づいている。

シリーズを通して成熟させてきた強化人間は、機動戦士ガンダムΖΖでついに日の目をみているし、モビルスーツ史において、特にニュータイプ専用機の概念は後世のガンダム史に大きな影響を与えている。

後世に影響を与えた重要な人物も登場するなど、機動戦士ガンダムΖΖは作品自体よりもその設定こそ、最も評価されている。

 

 

 

『機動戦士ZZガンダム』に登場する主なモビルスーツ

 

 

MG 機動戦士ガンダムZZ ダブルゼータガンダム Ver.Ka 1/100スケール 色分け済みプラモデル 184877

MG 機動戦士ガンダムZZ ダブルゼータガンダム Ver.Ka 1/100スケール 色分け済みプラモデル 184877

 

 

ガンダムシリーズ史上最も美しいMS

ハマーン・カーン専用機・キュベレイ

 

 

ROBOT魂 機動戦士Zガンダム [SIDE MS] キュベレイ 約125mm ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア

ROBOT魂 機動戦士Zガンダム [SIDE MS] キュベレイ 約125mm ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア

 

 

アクシズが開発したニュータイプ専用試作モビルスーツ

ジオン公国軍ニュータイプ専用モビルアーマーエルメス」の後継機。
アクシズの摂政ハマーン・カーンの専用機であり、彼女を象徴する機体でもある。

キュベレイは、バイオ・シグナル・エンハンサーの搭載によって遠隔誘導兵器「ファンネル」の装備が可能となり、MSでありながらエルメス同様のオールレンジ攻撃を行う事が可能。

特に頭部とマニピュレータにはサイコミュの混信・共振現象を抑える目的でそれぞれ異なる系統のサイコミュ送信用デバイスが内蔵されており、これによって多数のファンネルを高い精度で制御している。

 

 

 

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アニメ『機動戦士ガンダム』の続編

機動戦士Ζガンダム

 

 

機動戦士Ζガンダム』とは

 

 

機動戦士Ζガンダムは、日本サンライズが制作した「ガンダムシリーズ」のテレビアニメ。

名古屋テレビを制作局として、テレビ朝日系列で1985年(昭和60年)3月2日から1986年(昭和61年)2月22日まで、土曜 17時30分 - 18時00分の時間帯にて全50話が放送された。

物語は1979年 - 1980年に放送された機動戦士ガンダムの続編にあたるが、設定はその劇場映画版3部作から連なるものとなっている。

略称は「Ζ(ゼータ)」。

前作の一年戦争から7年後の宇宙世紀0087年に起きたグリプス戦役を描く。

スペースノイドアースノイドの対立」という軸は変わらないが、前作の地球連邦対ジオン公国の戦争という明快な図式に対して、本作はティターンズエゥーゴという地球連邦軍から発生した二つの勢力による抗争を中心に、中盤以降ではジオン残党最大勢力であるアクシズが介入し、三勢力間の同盟・決裂、指導者の暗殺など、権謀術数が相まみえる構図となる。

のちに製作されたOVA機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYでは、この情勢に至る経緯(ジオン残党の抵抗と地球至上主義の台頭)に触れている。

登場人物は主人公カミーユ・ビダンら次世代の若者が登場し、年齢を重ねた前作の登場人物たちと絡む展開になる。

アムロ・レイシャア・アズナブル(本作では「クワトロ・バジーナ」)という前作の好敵手同士が、カミーユの仲間としてエゥーゴで一時的に共闘する。

カミーユフォウ・ムラサメの悲恋など、ニュータイプと強化人間の関係、可能性と悲劇が重層的に描かれる。

メカに関しては、移動形態へ変形する可変モビルスーツが多数登場し、主役機も前作の発展型(ガンダムMk-II)から物語後半では可変タイプ(Ζガンダム)へと交代する。

また、ガンダムMk-IIが敵から強奪した機体だったり、旧ジオン系の兵器が地球連邦軍で再利用されるなど、前作の設定をアレンジしている。

ナレーションは劇中でヘンケン・ベッケナーを演じる小杉十郎太氏が担当した。

前作のように戦況を解説するナレーションは少なく、主に本編冒頭のモノローグ、前回のダイジェスト、次回予告が中心であった。

次回予告は毎回「君は、刻(とき)の涙を見る」というキャッチフレーズで締めくくられた。

「ゼータ」に当てられる文字として読みの上で正しいのはギリシャ文字の "Ζ" であるが、入力の容易さ・形状の類似からラテン文字の "Z" (ゼット)が代用されることが多い。

ちなみに準備稿時点での作品タイトルは逆襲のシャアであった。

関東地区の平均視聴率6.4%、最高視聴率は11.7%。

キー局である中京圏名古屋テレビでは、関東地区よりも高い平均視聴率12.3%、最高視聴率は17.7%を記録。

人物およびメカキャラクターの刷新、作中に次々と登場する専用機や可変MS、難解な内容などのために、前作のファンからは不評を買ったが、新しいファンには受け入れられた。

本作は放映当時こそ賛否両論あったものの、20世紀末以降の若いファンにはスタンダードな作品になっている。

 

 

 

劇場用映画三部作

機動戦士Ζガンダム A New Translation

 

 

劇場用映画三部作機動戦士Ζガンダム A New Translation』(- ア・ニュー・トランスレーション)シリーズは、テレビシリーズ機動戦士Ζガンダム20周年を記念して全国松竹系劇場にて公開された映画作品である。

2005年(平成17年)から2006年(平成18年)にかけてシリーズ展開された。

公開に先立ち、東京国際ファンタスティック映画祭2004において、星を継ぐ者が2004年10月17日に先行上映された。

テレビシリーズの既存映像を用いつつも、新作映像も追加してテレビシリーズ全体を三部作の映画に再構成した作品。「A New Translation(新訳)」を謳って製作されており、物語の結末が異なるなど変更点も多い。

『劇場版∀ガンダムI 地球光』『劇場版∀ガンダムII 月光蝶以来3年ぶりのガンダムシリーズの劇場アニメでもある。

機動戦士ガンダム40周年プロジェクトガンダム映像新体験TOUR』として劇場版3部作がTCX(TOHOシネマズ独自規格ラージスクリーン)で劇場上映。

第1作が2020年2月7日より、第2作が2020年2月12日より、第3作が2020年2月16日より上映。

キャッチコピーは「再会は躍動する魂。とき放て、"Ζ" !!」(I)、「キスの記憶…」(II)、「誰も知らないラスト…新訳Ζ完結編。」「人は虚無の宇宙にぬくもりを見つけられるか!」(III)。

 

 

機動戦士Zガンダム メモリアルボックス Part.I (特装限定版) [Blu-ray]

機動戦士Zガンダム メモリアルボックス Part.I (特装限定版) [Blu-ray]

 

 

機動戦士Zガンダム メモリアルボックス Part.II (特装限定版) [Blu-ray]

機動戦士Zガンダム メモリアルボックス Part.II (特装限定版) [Blu-ray]

 

 

 

劇場版シリーズの概要

 


第一部

機動戦士Ζガンダム A New Translation -星を継ぐ者-

 

2005年5月28日公開 - 興行収入:8億6200万円(キネマ旬報より)

 

機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者- [DVD]

機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者- [DVD]

 

 

第二部

機動戦士ΖガンダムII A New Translation -恋人たち-

 

2005年10月29日公開 - 興行収入:6億(キネマ旬報より)

 

機動戦士ZガンダムII -恋人たち- [DVD]

機動戦士ZガンダムII -恋人たち- [DVD]

 

 

第三部

機動戦士ΖガンダムIII A New Translation -星の鼓動は愛-

 

2006年3月4日公開 - 興行収入:4億9200万円(キネマ旬報より)

 

機動戦士ZガンダムIII -星の鼓動は愛- [DVD]

機動戦士ZガンダムIII -星の鼓動は愛- [DVD]

 

 

 

あらすじ

 

 

一年戦争終結し、7年の月日が流れた宇宙世紀0087年。

ジオン公国軍に実質的勝利を収めた地球連邦軍だったが、依然としてジオン公国軍残党による連邦軍への抵抗は続いていた。

連邦軍ジャミトフ・ハイマン准将(のち大将)は、ジオン残党の脅威を大義名分として、連邦軍内部にジオン残党狩りを目的とする特殊部隊「ティターンズ」を結成する。

ティターンズはジオン残党のみならず、コロニーの反地球連邦運動に対しても強硬策を採り、ティターンズバスク・オム大佐は、反連邦集会を行っていたサイド1の30バンチコロニーに対して毒ガス使用による住民虐殺(30バンチ事件)を行い、情報統制により事実を隠蔽する。

こうした動きに対し、連邦軍ブレックス・フォーラ准将は、ティターンズに反感を抱く連邦軍士官や兵士を中心に反地球連邦組織「エゥーゴ」を結成。

アナハイムエレクトロニクス社を中心とする月面都市フォン・ブラウン軍事産業から新造戦艦アーガマを提供されるなど資金と物資面での援助を受ける。

小惑星アクシズから地球圏偵察のため帰還し、連邦軍籍を得て潜入中のシャア・アズナブルクワトロ・バジーナ大尉を詐称しエゥーゴに参加していた。

ティターンズはコロニー再建化計画において新たに整備されたサイド7グリーン・ノアを軍事拠点化しようと目論み、連邦軍の象徴たるガンダムの後継機開発計画を極秘に行っていた。

かつてアムロ・レイホワイトベース隊のメンバーたちが暮らしていたコロニーはグリーン・ノア1グリーン・オアシスとして再建されていた。そこに本作の主人公となるカミーユ・ビダンが幼馴染みのファ・ユイリィと共に暮らしていた。

カミーユの両親は新型ガンダム開発計画に技術者として参加していたが、カミーユは父の不倫と、仕事にかまけて夫の素行を見て見ぬふりをする母に悩む鬱屈した少年だった。

カミーユは尊敬するブライト・ノアに会うためファと共に宇宙港を訪れるがそこでティターンズの新米士官ジェリド・メサと遭遇。

名前を馬鹿にされ激高したカミーユはジェリドへの暴行容疑で逮捕されるが、飛行訓練中だったガンダムMk-IIの墜落を機に基地を抜け出す。

一方、軍事基地偵察の任務を負ったシャアは因縁深きコロニーに単身潜入を試みる。

Mk-IIの存在を知ったシャアは機体の奪取を決意、部下2人とともにリック・ディアスで再び侵入する。

混乱に乗じたカミーユはブライトとティターンズの女性士官エマ・シーンの制止を振り切り、高圧的なMPへの意趣返しのためMk-IIを奪取。

さらにジェリドを心配したカクリコン・カクーラーの機体をも組み伏せる。

Mk-IIのパイロットが自分たちと敵対する意志がないと判断したシャアはカミーユと二機のMk-IIを手土産にグリーンオアシスを脱出。

こうして、ガンダム強奪事件を皮切りにエゥーゴティターンズは全面抗争に突入するのだった・・・。

Mk-II奪還のため卑劣な策を弄するバスクによりカミーユは両親を喪い、ティターンズへの反感と敵意を強めたカミーユは自らの意志でMk-IIの専任パイロットとなる。

Mk-II奪還作戦に関わったエマはティターンズの非道に憤りエゥーゴへ離反。

民間船テンプテーションの艦長という閑職に甘んじていたブライトもアーガマ隊に窮地を救われてエゥーゴに参加し、ヘンケンからの禅譲によりアーガマ艦長に就任。

シャアは月で受領した新型機百式に乗り換え、ジャブロー降下作戦の指揮を任せられる。

一方、木星帰りの男・パプテマス・シロッコは降下作戦妨害の功でティターンズに参加。

ジャミトフに忠誠を誓い一翼を担うようになっていく。

また、小惑星アクシズと共に地球圏に帰還を果たしたハマーン・カーンミネバ・ザビを傀儡に据え、彼女の摂政として辣腕を振るう。

エゥーゴティターンズの抗争に第三極として介入し、両陣営を手玉に取る。

こうして、自身の名声と過去との因縁に何度となく辛酸を舐め、凶弾に斃れたブレックスの後継者として自らの出自を明かし一軍の長となり苦悩を深めるシャア、人造ニュータイプである強化人間達との出会いや数々の悲劇を通じてニュータイプとして覚醒を遂げ、新型機Ζガンダムを与えられたカミーユ

謀略の数々により着々と手駒を増やし、やがてジャミトフの暗殺によってティターンズを掌握するシロッコ

シャアへの失恋を糧にジオン再興を目論むハマーンの4人を軸とし、コロニーレーザーグリプス2をめぐりエゥーゴティターンズアクシズ三つ巴の死闘が展開されるのだった。

 

 

 

ガンダムシリーズ」最難解にして最高傑作

 

 

ガンダムシリーズ」最難解シナリオ

 

ガンダムシリーズの中でも屈指の難解度を誇るのが機動戦士Zガンダムである。

敵味方が入り乱れ、また入れ替わるから、はっきりいって子供には理解できない。

事実、著者は初見で理解はできなかった。

エゥーゴティターンズも同じ地球連邦軍なのに、どうして戦っているのか?

昔はジオンと呼んでいた勢力が、どうして今はアクシズと呼ばれるのか?

何がなんだかサッパリである。

機動戦士Zガンダムを理解できるようになれば、宇宙世紀ガンダムシリーズはほとんどを理解できるといっても決して過言ではないだろう。

 

 

テレビシリーズ、その衝撃のラスト

 

機動戦士Zガンダムにはアニメシリーズとは別に、「A New Translation(新訳)」を謳った劇場版が存在する。

だがこの「A New Translation(新訳)」がクセもので、これを正史とするならば続く『機動戦士ZZガンダムが亡きものになってしまうのだ。

その理由が、ラストの描き方の違いである。

テレビシリーズの最終回は、まさに衝撃の内容で、敵役の元締めと対峙した主人公だが相討ちに近い格好で、最終的には主人公が精神崩壊してしまった。

精神崩壊した主人公の姿は、当時の子供にはトラウマ級の衝撃だった。

だが、主人公が精神崩壊したことで物語が繋がっていくという、なかなかエゲツないリレーで歴史が成立していたのだ。

それが劇場版では、主人公は精神崩壊することなく無事エンディングを迎えている。

この違いをどう受け止めるのかは、ファンの間でも意見が分かれるところだが、さらにその後のことを考えるなら個人的にはテレビシリーズを正史と考える。

 

 

 

機動戦士Zガンダム』に登場する主なモビルスーツ

 

 

RG 1/144 RX-178 ガンダムMk-II (エゥーゴ仕様) (機動戦士Zガンダム)

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MG 機動戦士Ζガンダム MSZ-006 ZガンダムVer.2.0 1/100スケール 色分け済みプラモデル

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1stガンダムとZの空白を埋めるOVA作品

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY

 

 

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』とは

 

 

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』(英題: MOBILE SUIT GUNDAM0083 STARDUST MEMORY)は、ガンダムシリーズOVA

1990年制作、1991年から1992年にかけて全13話が製作された。

略称は「0083」「星屑」。

また1992年には、本OVAシリーズに一部新作カットを加え再編集した劇場版機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』も公開された。

OVAである機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争の商業的成功を受けて製作された機動戦士ガンダムの外伝的OVAのひとつ。

作品タイトルの「0083」とは宇宙世紀0083年を指し、機動戦士ガンダム宇宙世紀0079年と、当時すでに放映済みであった機動戦士Ζガンダム宇宙世紀0087年の間の出来事が描かれた、テレビシリーズの空白を埋めるストーリーとなっている。

OVAリリースの途中で再編集による劇場版の製作が決定し、シリーズ後半では大画面に耐え得る素材とするために、映像のクオリティがさらに上げられた。

ビデオ・LD・DVDを合わせた全巻累計出荷は105万本に達している。

さらにガンダム史上最も多くオリコン1位を獲得。

またオリコンのビデオ、LD、DVDのそれぞれのチャートで1位を取った唯一のガンダム作品でもある。

 

 

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY OVA コンプリート DVD-BOX (全13話, 325分) アニメ [DVD] [Import] [PAL, 再生環境をご確認ください]

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あらすじ

 

 

一年戦争終結して3年、地球連邦軍再建計画に基づきガンダム開発計画を軍産複合企業「アナハイム・エレクトロニクス」に発注。

その試作機であるガンダム試作1号機、ガンダム試作2号機が性能テストのためにオーストラリアのトリントン基地に搬入される。

しかし、エギーユ・デラーズ中将率いるジオン軍の残党「デラーズ・フリート」がこの情報をつかんでおり、極秘作戦「星の屑作戦」実施に先立って、南極条約によって禁止された戦術核兵器を搭載したガンダム試作2号機を強奪せんと基地を襲撃する。

かつて「ソロモンの悪夢」と呼ばれたジオン軍エースパイロット、アナベル・ガトー少佐は、基地の混乱に乗じて首尾よくガンダム試作2号機を強奪した。

脱出を図る2号機の前に、連邦軍新米テストパイロット、コウ・ウラキ少尉が乗り込んだガンダム試作1号機が立ちはだかるも、歴戦の戦士であるガトーにあっさりとあしらわれ、コウは「まだ未熟」と屈辱的な言葉を投げかけられる。

かくして2号機は朝靄の彼方に消え去り、コウを含むテストパイロット達は、ガンダムを搬入したペガサス級強襲揚陸艦アルビオン」の乗組員に任命され、試作1号機のデータ収集、および2号機の追撃・奪還任務に就く。

補充隊員としてやってきた「不死身の第四小隊」のベルナルド・モンシア中尉との衝突、砂漠でジオン残党を率いるノイエン・ビッター少将との戦い、月面で再起を期してヴァル・ヴァロを整備していたケリィ・レズナーとの出会いと決闘、そして上官のサウス・バニング大尉の死など、様々な事件やライバルとの戦いを経て、コウは戦士として少しずつ成長していき、アナハイムシステムエンジニアニナ・パープルトンとも心を通わせる。

ガンダム開発計画の責任者ジョン・コーウェン中将は、連邦軍内部においてレビル亡き後の派閥を束ね兵からの求心力もあるが、対立する派閥により動きが制限される。

デラーズ・フリート核兵器を搭載したガンダム試作2号機の存在を暴露、一年戦争終戦協定は偽りのものであるとして地球連邦に対して宣戦布告。

シーマ艦隊の司令官シーマ・ガラハウ中佐はデラーズ・フリートに加わるが、一年戦争のコロニーに対する毒ガス攻撃のトラウマにより内心ではジオンを憎む。

星の屑作戦遂行のためにシーマはかねてから裏取引を行っていたアナハイムのオサリバン常務と密談。

シーマにガンダム試作4号機を改装したガーベラ・テトラ横流しする。

一方、連邦軍のグリーン・ワイアット大将が束ねる派閥との裏取引で星の屑作戦の全容を記した機密文書を売り渡そうとするが、アルビオンがMS部隊を発進させたことにより失敗。

コンペイ島(旧ソロモン)宙域にて連邦軍は観艦式を強行する。

デラーズ・フリートの陽動により、試作2号機は連邦軍の防衛網を潜り抜ける。

コウは試作1号機フルバーニアンで追撃するが時すでに遅く、彼の目の前で艦隊の大半が核の焔に呑み込まれて消滅する。

旗艦バーミンガムのワイアット大将は戦死。

怒りに燃えるコウとガトーの一騎討ちの末、1号機と2号機は相打ちとなり爆散。

ガトーはコウを戦士と認める。

観艦式襲撃とほぼ同じ頃、デラーズ・フリートは移送中のスペースコロニーを強奪し、月への落下軌道に投入する。

連邦軍はコンペイ島の残存艦艇を再編し、コロニー迎撃に向かう。

しかし、月への落下軌道にあったコロニーは、シーマとオサリバンの事前の裏取引によりアナハイムから発射された推進用レーザーの照射をうけて推進剤に点火、地球落着軌道に遷移する。これを追撃していた連邦軍の艦隊の大半の艦は推進剤不足に陥って航行不能となる。

星の屑作戦の真の狙いは、地球へのコロニー落としにあった。

ハマーン・カーンが率いるジオン残党勢力「アクシズ」は表向きは中立だが、秘密裏にデラーズ・フリートを支援する。

ガトーはアクシズからノイエ・ジールを受領。

コーウェン中将は、ジーン・コリニー大将とジャミトフ・ハイマン准将らの派閥の政略により失脚。

それによりアナハイムがドック艦ラビアンローズでテストを行っていたガンダム試作3号機は凍結、アルビオン隊は軟禁される。

アルビオン隊は命令に違反してガンダム試作3号機を強引に受領し、コロニーの落下阻止に動く。

アルビオン隊らの健闘虚しく、コロニーは阻止限界点を突破する。

ジャミトフの指示でバスク・オム大佐は、奥の手のソーラ・システムIIでコロニーの破壊を目論む。

その影ではシーマがデラーズを射殺しコリニー派との裏取引を成功させるが、事情を知らないコウによって撃墜。

コウは、かつてニナがガトーの恋人であったという事実を知ってしまう。

連邦軍の腐敗、ニナの過去、めまぐるしく変化する状況に翻弄させられたコウは、やり場のない怒りとともに、実直にジオンの理想に殉じようとするガトーとの決戦に臨む。

連邦軍はコロニーの落下阻止に失敗し、コロニーは地球へと落下。

星の屑作戦を成功させたデラーズ・フリートアクシズの艦隊を目指し撤退する。

紛争終結後、連邦軍ガンダム開発計画を抹消し隠蔽。

コロニー落としをコロニー移送中の事故として処理。

オサリバンの変死体が発見される。

権力を拡大したジャミトフは、ジオン残党狩りを目的とした特殊部隊ティターンズを設立し、アルビオン隊の多くも編入

ラビアンローズの事件の軍事裁判でアルビオンのエイパー・シナプス艦長に死刑、コウに懲役刑。

ガンダム開発計画の抹消によってコウの罪状が消滅。

 

 

 

カニックについて

 


作品前半で主役機とライバル機の関係となる2機の「ガンダム(ガンダム試作1号機および2号機)」のデザインは河森正治氏が担当したが、本作で河森氏は「メカニカルデザイン」ではなく「メカニカルスタイリング」としてクレジットされている。

これは、ガンダムをはじめとするモビルスーツ(MS) のデザインは機動戦士ガンダムですでに確立されているとして、オリジナルを尊重し河森がとった立場である。

ほかの兵器群(MSから戦艦、輸送機、潜水艦等まで)のデザインは機動戦士ガンダムに登場した兵器をリメイクしたものが中心。

ただし、地球連邦軍のMSは戦後にマイナーチェンジあるいは新開発されたという設定で、ジオン公国軍の残党であるデラーズ・フリートのMSは一年戦争後期に造られた再設計型と、同じリメイクでも設定の使い分けがなされている。

MS-06F-2 ザクII F2型、RGM-79C ジム改、RB-79C ボール改のデザインに『ガンダム・センチネル0079』でカトキハジメ氏がデザインした「ザク」「ジム」「ボール」がほぼそのまま使われている。

このため、初期のスタッフクレジットにはあさのまさひこら『ガンダム・センチネル』関係者の名が多く入っている。

新規にデザインされた兵器もいくつか登場する。

バンダイから本作でコロニー落としをすることを要求され、それを阻止できる兵器としてカトキハジメによってデザインされ、システムの全長が140メートルに達する「ガンダム試作3号機(デンドロビウム)」が設定された。

一部の機体は設定的には後年にあたる機動戦士Ζガンダムの機体を凌駕する過大な性能を擁するが、ストーリーは最終的に、地球連邦軍の不祥事隠しのためガンダム開発計画そのものを抹消。

歴史から高性能機の存在を消し去ることで、設定の統合性を図っている。

0080では脚本の都合により主役MSである「RX-78 NT-1 アレックス」の出番は全体的に少なかったが、活躍する第4巻と第6巻が他巻以上に販売実績が好調だったことから、本作ではガンダムの出番が多く設定された。

 

 

 

ストーリーについて

 


本作では連邦軍上層部の腐敗に関して濃密な描写がされている。

一方で、敵であるデラーズ・フリートにおいても、愛国心に基づき「大義」に殉じる姿や武士道を彷彿させる潔さを感じさせる描写も多いが、彼等が大量破壊を全くいとわなかったり、シーマ・ガラハウのように過去のいきさつから「大義」とは正反対の姿勢を持つメンバーも抱えるなど、多彩な人間関係の描写がなされている。

作中ではジャミトフ・ハイマンバスク・オムなど、後にティターンズの中心人物となる者が暗躍する描写が見られ、結末では機動戦士Ζガンダムで主人公陣営であるエゥーゴの敵役となるティターンズの台頭を予感させており、安易にハッピーエンドとは言えない締め括りとなっている。

ストーリーや設定については、主人公がパイロットである点や、アルビオン隊がフライトジャケットを着用していること。

民間人の専門技術を持ったヒロインとの恋愛模様を描いている点。

ヒロインの容姿、同僚の死、エンディングでのヒロインとの再会……などといったことも含め、1986年に公開されたトム・クルーズ主演の大ヒット映画トップガンの影響が色濃く出ている。

ニュータイプやそれに関連する話題は劇中でまったく登場しない。

ジオン軍残党たちの思想面での発言も、ジオニズムの中の「スペースノイドの自主独立」という側面に限られ、「人の革新」という面は触れられない。

これは当時のサンライズのプロデューサーだった植田益朗氏の方針に基づくもので、ニュータイプという便利な超能力者を登場させてしまうと、それが作劇上安易に使われがちだからとのことである。

制作に先立ち、植田氏は富野由悠季氏から「ニュータイプ、ちゃんとやってよ」とリクエストされたものの、断っている。

 

 

 

1stガンダムとZの空白を埋める作品

 

 

ガンダムシリーズには、いちいち細かい説明が入らない。

この人が誰で、どれくらい偉いのか?

どうしてこうなったのか?

そういう経緯を視聴者はまったくわからないまま物語が進行する。

機動戦士ガンダムが終了し、機動戦士Zガンダムが始まった時、その複雑すぎる人間関係と入り乱れまくった様々な組織模様に、理解がまったく追いつかず非常に戸惑ってしまった。

どうしてこうなったのかを教えてくれないからだ。

観進めるにしたがってだいたいはわかってくるのだが、物語の柱となるその根っこの部分は最後までわからずじまいであった。

そしてその謎を埋めてくれたのが本作であった。

本作を観ずとも概要くらいは把握できのだが、機動戦士Zガンダムをより深く理解するためにはマストの作品である。

 

 

 

ニュータイプが登場しないガンダム

 

 

ガンダムシリーズには欠かすことのできない、ニュータイプの概念が描かれていないのが機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYの特徴である。

主人公がニュータイプの素養を示さないというのは、ファンとしては物足りなさを感じなくもない。

だが、その分敵役の描写が非常に秀逸である。

ガンダムファンにとってはニュータイプの存在も大事だが、強いオールドタイプの存在も非常に重要なのである。

そういう意味で、本作における敵役のヒーローであるアナベル・ガトーの存在は、ニュータイプ不在の作品でも十分満足させるに足るものだった。

「ソロモンの悪夢」と恐れられたガトーが、「ソロモンよ、私は帰ってきた!」と叫び連邦を撃つシーンは、絶対に見逃せない本作屈指の名シーンである。

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYとは、ガンダムシリーズで長年敵役とされてきたジオン軍にフォーカスした作品だったように思えてならない。

 

 

 

主要登場人物の登場は本作のみ

 

 

また本作の後の世を描いた機動戦士Zガンダムへの繋がりが、敵役の方が強いことは特筆すべき特徴だろう。

もちろん主人公サイドの人間関係も『機機動戦士Zガンダムへと受け継がれるのだが、それは組織上層部の話であって、本作の主人公サイドの主要登場人物はZには登場しない。

いや、Zだけでなく以降のガンダムシリーズにも一切登場しないのである。

逆に敵役の登場人物たちは、その名前や功績が後世まで語り継がれている。

そういう観点からも、本作がガンダムシリーズの敵役であるジオン軍を描いた作品ではないかと思えるのだが、果たして。

 

 

 

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場する主なモビルスーツ

 

 

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ガンダムモビルスーツバイブル 58号 (AMA-X2 ノイエ・ジール) [分冊百科] (ガンダム・モビルスーツ・バイブル)

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【心に沁みる名言】今日を精一杯生きるために…。#53

 

 

 

明日ではなく今日。

今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。

 

 

 

沼地蠟花(花物語より)

 

 

3年生に進級した神原駿河忍野扇から、「願いを叶えてくれる悪魔様」の噂を聞かされる。悪魔様の正体を知るべく、会いに向かった駿河の前に現れたのは―――。

不幸の蒐集家となった経緯を話す沼地蠟花

さらに彼女は「悪魔」の蒐集を始めた経緯も駿河に語り始める。

話が終わり別れる二人だが、その後、火憐から駿河蠟花の新たな情報がもたらされ……。

花物語』第変話「するがデビル其ノ肆」でのヒトコマ。

 

 

全方面に対する悪なんて存在しないんだ

どんな悪も何かは救っている

どんな悪も どんな悪魔も

 

逆に言えば どんな正義も何かを傷つけている

 

この世に絶対はないという言葉の意味はね

絶対正義も 絶対悪も

この世にはないという意味でもあるんだよ

 

 

花物語 第一巻/するがデビル(上)(完全生産限定版)(Blu-ray Disc)

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〈物語〉シリーズには、目から鱗の名言が本当に多い。

ともすると中二病真っ盛りのような作品だが、豊富な語彙と斬新な視点には頭が下がる。

「どんな正義も何かを傷つけている」

たしかにその通りである。

【正義】正しい道理。人間行為の正しさ。

では、「何かを傷つける正義」が正義たらしめるのか。

道理が通っていさえすれば正義だろうか?

行為さえ正しければ正義だろうか?

警察は正義?

政治家は正義?

日本国は正義?

アメリカは正義?

国連とは正義だろうか?

よくよく考えてみても、たしかにこの世に絶対正義も絶対悪も存在しなかった。

結局、正義と悪とは表裏一体のものなのだろう。

例えば、誰かの強すぎる正義感には恐怖を感じることがある。

強すぎる正義感は、誰かを傷つける場合が多い。

悪なら傷つけて良いのか?

本物の正義なら、それが正解ではないだろう。

何かの、誰かの犠牲の上に成り立つ正義は、きっと本物の正義ではない。

では悪なのか?

それも違う。

凶悪なギャングが悔い改めて神父になったり、聖者の如き善人が銃乱射事件のような凶々しい事件を起こしたりするものだ。

やはり正義と悪は表裏一体なのだ。

紙一重の危うさ。

それが人間。

きっとそういうことなのだろう。

 

 

 

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【アニメ『機動戦士ガンダム』を徹底解説】6月3日(金)安彦良和監督作品『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』公開記念!《ガンダム宇宙世紀特集》

 

アニメ「ガンダムシリーズ」の第1作

機動戦士ガンダム

 

 

機動戦士ガンダム』とは

 

 

機動戦士ガンダムは、1979年から放映された日本サンライズ制作のロボットアニメ。

同作から創出された、バンダイナムコグループの象徴的なIP(知的財産)でもある。

このガンダムIPを題材にしたガンダムシリーズの第1作目であることから、「初代ガンダム」「ファーストガンダム」の名で呼ばれることも多い。

無敵超人ザンボット3』、『無敵鋼人ダイターン3に続く日本サンライズのオリジナル作品第3作(ロボット第1期3部作の3作目)として、富野喜幸氏を監督に据え、玩具メーカーのクローバーをメインスポンサーとして企画・制作された。

対象年齢を従来より引き上げた、ロボットものとしては最初のジュブナイルアニメである。

ロバート・A・ハインラインSF小説『宇宙の戦士』の影響を受けた作品ともいわれている。

 

当初の企画「フリーダム・ファイター」では、前作のようなロボットを登場させる予定はなかった。

しかし、スポンサーであるクローバーからは空母の玩具を売っても商売にならないとして、ロボットも出すように要請があった。

そこで、これまでの巨大ロボットとは異なる人型機動兵器である「モビルスーツ(MS)」が生み出された。

もともと舞台は宇宙であり、宇宙ステーションなどが活躍の舞台になる予定であったが、MSの身長が18メートルと設定されたため、より巨大な「スペース・コロニー」に変更された。

この時点での仮題は「ガンボーイ」(別題: 機動鋼人ガンボーイ、宇宙戦闘団ガンボーイ、フリーダムファイター ガンボーイ)だった(「ガンボット」という名称も考案されたが、ロボット的過ぎるとして却下された)。

これが当時人気を博したアメリカ映画コンボイから「ガンボイ」に、さらにチャールズ・ブロンソンがテレビCMで流行語にした「う〜ん、マンダム」から「フリーダム」のダムとかけてガンダムという名前が生み出された。

最終決定となったこのガンダムの名はタカラ(現タカラトミー)の沼本清海氏の発案によるものである。

富野氏によると「ンのはいった四文字のタイトルの作品は当たる」というジンクスがあるという。
 

戦争を舞台としたリアリティに富んだ人間ドラマと、ロボットを「モビルスーツ(MS)」と呼ばれる兵器の一種として扱う設定を導入したことで、1980年代初頭から半ばにかけての、後に「リアルロボットもの」と称されることになる一連のロボットアニメ変革の先駆けとなった。

メディアミックスによって重厚感のある世界が構築され、その情報量の膨大さは古今の物語史上で類例が無い。

本作の宇宙世紀とは別世界という設定だったガンダム作品も∀ガンダムの「黒歴史」という設定で結合された結果、神話めいた壮大な宇宙史となった。
 

 

機動戦士ガンダムDVD-BOX 1 特典フィギュア付(完全初回限定生産)

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劇場版機動戦士ガンダムⅠ〜Ⅲ

 

 

劇場版機動戦士ガンダム

 

テレビ版の第1話から第14話前半までを再編集した第1作で、1981年3月14日に全国松竹系にて公開された。

配給収入は9億3700万円。

 

 

劇場版機動戦士ガンダムII 哀・戦士編

 

第16話から第31話前半までを再編集した第2作で、1981年7月11日に公開された。

本作では、テレビ版と第1作の録音監督である松浦典良氏が降板。

「松浦さんが降りるなら、僕たちも降りる」と古谷徹氏、鈴置洋孝氏、井上瑤氏、鵜飼るみ子さんと主だった声優陣が松浦氏に続こうとしたが、サンライズは拒否した。

結局、自宅を訪れた声優陣を松浦氏が説得したことで騒動は収束したが、松浦氏は復帰せず録音監督は浦上靖夫氏に交代、この騒動の余波でガンダムの声優陣の待遇が改善されたという。

配給収入は7億7000万円。

 

 

劇場版機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙(そら)編

 

第31話後半から第43話までを再編集した第3作で、1982年3月13日に公開された。

75パーセントが新撮であった。

テレビ版の終盤で降板した安彦良和氏が前2作以上に多くの新作カットを担当したこともあり、作画のクオリティはテレビ版より大幅に向上している。

配給収入は、同年公開のアニメ映画で第1位の12億9000万円のヒットを記録した。

 

 

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あらすじ

 

 

舞台は、スペースコロニーへの宇宙移民が始まって半世紀余りが過ぎた未来世界・宇宙世紀0079年。

サイド3はジオン公国を名乗り連邦政府に対し独立戦争を挑む。

圧倒的な国力差にかかわらず、ジオンはモビルスーツの導入やコロニー落とし等の革新的戦術により、優位に立ち、双方の人口の約半分を死に至らしめた。

開戦から半年が経過し、戦争は膠着状態に陥っていた。

赤い彗星の異名を持つジオンのシャア・アズナブル少佐は、地球連邦軍の新造艦ホワイトベースを追尾して建造中の中立コロニー・サイド7に辿り着く。

サイド7では連邦軍による戦局打開の切り札たるモビルスーツ製造計画V作戦が極秘に進行していた。

シャアはモビルスーツ・ザクをサイド7の偵察に送り込む。

コロニー内部に侵入した2機のザクは連邦軍モビルスーツ製造施設を発見。

手柄を焦った新兵の暴走により、偶発的な戦闘状態に陥る。

連邦軍の技官でモビルスーツ開発者であるテム・レイの息子アムロ・レイは、戦闘の混乱の中、連邦軍の新型モビルスーツガンダムに乗り込む。

偶然手にしたマニュアルを片手に、どうにか2機のザクを倒したアムロだったが、ザクに搭載された核融合エンジンの爆発により、コロニーは損壊。

生き残ったサイド7市民は避難民と化す。戦闘で正規クルーの大半を失い、艦長であるパオロも重傷を負ったホワイトベースは、やむなく新米士官のブライト・ノアを艦長代理とし、新型モビルスーツの回収と並行して避難民を収容。

彼等の中から操船と迎撃に必要な人員を確保したホワイトベースはサイド7を脱出。

アムロはなし崩しにガンダムパイロットに任命される。

そして、シャアの執拗な追撃により、満身創痍のホワイトベースは当初の目的地である地球連邦軍総司令部ジャブローから、遠く離れたジオン占領地域の北米大陸に降りてしまう。

本作は、激戦地帯を転戦しながら、宿敵シャアを始め、様々な人々との出会いと別れ、そして戦いを経て、数々の困難を乗り越え、閉鎖的な極限状態に悩み傷付きながらも一歩ずつ成長していく、アムロを始めとした少年少女の成長を描いた物語であり、また、ジオン・ズム・ダイクンの遺児ながらザビ家への復讐の為、シャアを詐称するキャスバル医学生として滞在中のサイド7で戦闘に巻き込まれ、ホワイトベースの通信士(後にパイロット)となったセイラ・マスことアルテイシアの兄妹の相克。

そして相次ぐ死闘により、ニュータイプとして覚醒するアムロ

アムロと運命的な出会いを果たし、理解し合いながらもシャアを庇い戦死するララァ・スン

最愛の恋人ララァの死により、遅まきの覚醒を遂げ、最強のライバルであるアムロガンダムに挑む立場となったシャアの三角関係が描かれている。
 

 

 

リアル志向

 


本作以前の1970年代当時は宇宙戦艦ヤマト』、『ルパン三世』、『長浜ロマンロボシリーズ』といったティーンエイジャー層をターゲットにしたアニメ作品の盛り上がりによりアニメ視聴者層の対象年齢が広がりつつある時期ではあったが、ロボットアニメというジャンルだけはスポンサーである玩具メーカーが販売する関連商品の購買層が小学生以下に限られていたため、いわゆる「お子様向け」の内容を脱することができずにいた。

ところが本作ではザンボット3ダイターン3の好調な販売成績を受け、スポンサーからの干渉が少なかったため、敵も味方も同じ人間どうしの「戦争」という、より現実感のある状況を描き出すことが可能となった。

リアリズムあふれる作風は作画監督・キャラクターデザインの安彦良和氏の発言によると、富野氏が絵コンテとして参加した高畑勲監督作品アルプスの少女ハイジ』『母をたずねて三千里の影響が大きいと富野氏との対談で語っており、富野本人も「高畑、宮崎から受けた影響は大きい」と語っている。

 

 

 

現実感のある兵器

 


また、前述のとおり登場するロボットを「モビルスーツ」と呼んで、現実の兵器に近い描写を行ったのも本作の重要な試みの一つである。

従来、主役ロボットには変形や合体など玩具として魅力的なギミックを備えることがスポンサーである玩具メーカーから求められており、本作の主役ロボットであるガンダムも試作品という設定を付して同様のガジェットを組み込まれた。
ところが本作ではさらに、敵軍のロボットに設定上「量産機」という概念を与え、ロボット描写のミリタリズムを高めた。

レーダーや電波誘導兵器を攪乱・無効化するミノフスキー粒子という架空の粒子も設定され、ロボット同士の白兵戦に説得力を持たせた。

また、機動戦士ガンダムはロボットが合体完了した後のあからさまな決めポーズが無く、さらに各ロボット固有の必殺技や止めの一撃用の決め技が無いのも従来のロボットアニメでは見られなかった特徴の一つである。

 

 

 

奥行きのある登場人物

 


主人公のアムロ・レイは、民間人の少年として突然に戦争に巻き込まれ、モビルスーツパイロットとして戦う使命を負うこととなり、閉鎖的な極限状態に置かれるうち次第に疲弊する中で、上官にプライドを傷つけられて戦場から逃亡するが、そこで出会った敵将に勝ちたいという感情から戦線復帰する…という、それまでのアニメにない重厚でリアルな心理描写が、当時のアニメファンに受け入れられた。

主人公はもちろん、彼をサポートする人々や敵対する兵士、全体のプロットには直接触れない人物にいたるまで、その人物像がていねいに描かれた。

また、必ずしも主人公サイドの連邦軍が一枚岩でない様子や、シャア・アズナブルの復讐劇の要素も交えて奥行きのあるドラマを展開。

従来作品に比して作品世界が豊かになっている。

 

 

 

ニュータイプの概念

 


本作の重要なキーワードの一つが「人類の革新ニュータイプ」である。

超能力にも似た特別な感覚を得た人々として設定されたニュータイプは、当初は主人公アムロに超人的活躍をさせるためのアイデアだったが、やがて宿敵シャアもまたニュータイプであることが明かされ、そして同じくニュータイプである少女 ララァ・スンとの出会いと3人の間で起こる悲劇を通じて、「人類の革新」とは何なのかという抽象的なテーマへと昇華された。

この結果、本作はロボットアニメという枠組を破綻させることなく、スペースファンタジーと哲学を盛り込み、現実味を持たせた物語や設定によって高年齢層の視聴に堪えうる作品作りが可能であることを示すこととなった。
 

 

 

初回放映時の評価と後の社会現象

 


初回放送時の視聴率は名古屋地区で平均9.1%、関東地区で5.3%と振るわなかった。

視聴率低迷のため、スポンサーの要望によって量産型の他にいわゆる「やられメカ」を毎回出すことになり、試作機が投入されたという設定で グフやドムなどの新MSやモビルアーマー(MA)が登場したが視聴率は好転しなかった。

視聴率低迷は関連商品の不振につながり、スポンサーから「シャアという陰気なキャラクターがいけない」と指摘され作中でシャアを左遷したが、今度は「シャアが何で出ないのだ」という抗議の手紙が殺到した。

こうした手紙は中高生のファンからであり、サンライズ側の当初の狙い通り、本作には中学生以上のファンがついていた。

名古屋テレビの関岡渉によると左遷どころか殺す予定だったのをスタッフを説得して取りやめになったとある。

その後もテコ入れが試みられたが視聴率も売り上げも挽回できず、全52話の予定が全43話に短縮される形の打ち切りとなった。

シリーズ途中で安彦良和氏が病気で現場を離れるなど、製作スタッフの疲弊も激しかった。

ところが打ち切りが決まった直後から人気が上昇。

最終回でアムロは死ぬ予定だったが、関岡氏が人気の盛り上がりから再放送や続編制作が期待できるため反対して取りやめになった。

また、放送当時からアニメ雑誌がたびたび熱意ある特集記事を組むなど、中高生、特に女子を中心に口コミで徐々に評判が高まった。

放送回数は打ち切り決定当時の43話のままで終了したが、本放送終了後もアニメファンによる再放送要請嘆願署名が行われるなど熱意が衰えず、これらを受けてクローバーは再放送を決定した。

こうして再放送、再々放送が重ねられ、世間一般へ本作が浸透していった。

再放送では平均視聴率も10%を超え、1981年における関東地区で17.9%、1982年における名古屋地区で25.7%(最高視聴率29.1%)を記録した。

放映終了半年後にバンダイから発売されたMSのプラモデルが爆発的な売れ行きを見せ、ガンプラと呼ばれた。

後の劇場版公開もあわせ、社会現象ともいえるブームを巻き起こした。

その後も本作と世界観や設定、歴史などを踏襲、あるいは共有する小説や漫画が数多く制作された、メディアミックスの先駆けともいえる作品である。

一方で、作中におけるMSの描写やニュータイプの存在に対して高千穂遙氏がSF作家としてSF考証の観点から批評する意見を述べ「ガンダムSF論争」を巻き起こした。

 

 

 

アニメ史上の評価と後続作品への影響

 


本作のヒットは新たなアニメブームをもたらし、これに影響されたアニメも玉石混淆氏で無数に製作されることになる。

特にロボットアニメは本作同様に、登場人物や世界観の描写に力を注ぐことで高年齢層も意識した作品作りがなされるようになり、数多くの作品を生み出した。

2010年に第4回声優アワードシナジー賞を受賞した。

 

 

 

勧善懲悪の世界からの脱却

 

 

機動戦士ガンダムが後世の作品に与えた最も大きな影響として、勧善懲悪の世界から脱却したことが挙げられる。

それまでの漫画やアニメの主人公は絶対的な正義のヒーローであり、敵役は完全に悪の存在であった。

視聴者は正義vs悪者の構図に慣らされ、それが当たり前だと思っていた。

そんな固定観念を打破したのが機動戦士ガンダムだった。

 

 

 

主人公も人間なら敵も人間

 

 

機動戦士ガンダムが勧善懲悪の世界から脱却できた大きな要因が、敵役が主人公と同じ人間だということだった。

それまでの漫画やアニメの敵役は、設定上では人間によく似た宇宙人であった。

宇宙人になら、どんなに敵への憎しみをぶつけようと問題がなかったのだろう。

だが機動戦士ガンダムでは、敵も視聴者と同じ人間であった。

そして敵味方が同じ人間同士だと、互いの主義主張が理解できるのだ。

勧善懲悪の世界にはない、「敵の言い分もわかる」という現象が生まれる。

その現象がもたらした恩恵が、敵役の中に愛すべきキャラクターを生んだことだ。

 

 

 

愛すべき敵キャラクター、シャア・アズナブル

 

 

機動戦士ガンダムは知らない人でも、シャアの名前くらいは知っている。

それほど有名な敵役がシャア・アズナブルである。

シャアは、さすがガンダム随一の愛すべき敵キャラクターだけあって、そのステータスは大変魅力的なものになっている。

亡国のプリンスであり、亡き父と母の復讐を果たすべく祖国へ潜入中の身である。

本名以外に名前をふたつ持ち、シャア・アズナブルはふたつ目の偽名。

おまけに現在は将校でエースパイロット。

専用機を駆り、赤い彗星の異名を持つ。

さらに独特の言い回しで名言を連発し、優秀な指揮官としてのカリスマ性をも持ち合わせている。

まさに敵役のヒーローと呼べる存在である。

そしてシャアが愛すべき敵キャラクターになれたのは、シャアが同じ人間だったからである。

いくら魅力的なステータスを持っていようが、異世界の人間ならそれほど親しみはわかなかっただろう。

シャアが視聴者と同じ人間だったからこそ、憧れと共感と親しみが得られたのだ。

 

 

 

登場する専門用語はアニメの進行と共に学ぶ

 

 

ガンダムシリーズ」のもうひとつの大きな特徴として、登場する専門用語にいちいち細かい説明をつけないことが挙げられる。

これは制作陣が意図的に行ったことであった。

 

アニメを観ている視聴者はよくわからない専門用語に混乱する。

だが面白いことに、登場人物たちも同じように混乱しているのだ。

宇宙世紀の「ガンダムシリーズ」の主人公は、基本的に巻き込まれ型と呼ばれる一般人が主である。

一般人だから、軍事用語もわからなければ戦略もわからない。

平和な日本人のましてや子供なんて、軍事用語も戦略も当然のようにわからない。

要するに、視聴者は登場人物と同じ体験をすることになる。

すると登場人物の成長に伴って、視聴者も成長していくことなる。

これは大発明とも呼べる画期的な手法だった。

その証拠に、この手法は後の漫画なアニメに多大な影響を及ぼすことになる。

あらゆる新しさを盛り込んだ機動戦士ガンダムの第1話は、40年以上経った今でもアニメ業界で非常に評価が高い。

 

 

 

ガンダムこぼれ話

 

 

機動戦士ガンダムの最終回で、シャア・アズナブルの額に傷がつくシーンがある。

これ、実はガンダム制作陣の意地だったという噂。

機動戦士ガンダムの企画段階で、シャアの額にはもともと傷がある設定だった。

ちょうど松本零士先生の宇宙海賊キャプテンハーロックハーロックようになる予定だったという。

だがTV局側がそれに待ったをかける。

今でいうところのコンプライアンスに抵触するという理由だった。

身体障害者を連想させるとか、そんな理由だ。

何故ハーロックは良くてシャアがダメだったのかといえば、それは機動戦士ガンダムを一番最初に放送した名古屋のTV局に関係しているらしい。

ただ制作陣としても、ハーロックは良いのに何故?という悔しさがあったのだろう。

その悔しさもあって最終回でシャアの額に傷をつけることは、制作陣の意地でもあったようだ。

制作陣の意地でつけたシャアの傷が、まさか後のガンダムシリーズでも非常に重要なキーワードになるとは、制作陣自身も夢にも思わなかっただろう。

 

 

 

機動戦士ガンダム』に登場する主なモビルスーツ

 

 

ENTRY GRADE 機動戦士ガンダム RX-78-2 ガンダム(フルウェポンセット) 1/144スケール 色分け済みプラモデル

ENTRY GRADE 機動戦士ガンダム RX-78-2 ガンダム(フルウェポンセット) 1/144スケール 色分け済みプラモデル

 

 

ガンプラ MG 1/100 MS-06S シャア・アズナブル専用 ザクII Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)

ガンプラ MG 1/100 MS-06S シャア・アズナブル専用 ザクII Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)

 

 

 

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