『鬼滅の刃』とは
『鬼滅の刃』は、吾峠呼世晴先生による日本の漫画作品及び、そこから波及した作品の数々。
「週刊少年ジャンプ」にて2016年11号から2020年24号まで連載されていた。
日本の大正時代を舞台に、主人公の少年が鬼と化した妹を人間に戻すために鬼たちと戦う姿を描く、和風の剣戟奇譚。
単行本(全23巻)の累計発行部数は、2021年2月時点で1億5000万部を突破している。
2019年にはufotable制作でテレビアニメ化され、物語の序章を描く第一期『竈門炭治郎 立志編』が放送された。
2020年には物語の中盤を描く劇場アニメ『無限列車編』が公開。
同作品の日本国内での興行収入は403.2億円に達し、日本歴代興行収入第1位となった。
2021年12月より、劇場版の続編となるテレビアニメ第二期『遊郭編』放送が放送中。
『鬼滅の刃:遊郭編』(コミック8巻 - 11巻)
無限列車の事件から四か月後。
音柱・宇髄天元の嫁が、遊郭「吉原」への潜入捜査中に消息を絶つ。
天元は救出のために隊を組み、炭治郎・善逸・伊之助を女装させて潜入させる。
炭治郎は「上弦の陸」堕姫と対峙し、潜入調査は一転して十二鬼月上弦の討伐任務となる。
これが週イチ30分アニメだと?
高すぎるクオリティーがもはや劇場版級
現時点では、放送された話数が少ないのでストーリーについて記さない。
特別鬼滅ファンというわけではなかったが、遊郭編では大好きな声優・沢城みゆきさんが「上弦の陸」堕姫役で出演されるということで、欠かさず観ることにした。
現時点で堕姫は一言も喋っていないから、残念ながら想いは遂げられていないのだが…
しかしもうひとつ、欠かさず観る理由がある。
こちらも大好きなAimerが主題歌を担当していることだ。
Aimer「残響散歌」teaser
珍しくかなり疾走感のある楽曲に仕上がっているが、やはりどこかにAimer特有の影を感じられるのがもはや心地良い。
やはりAimerの音楽はいい。
個人的見所もさることながら、驚かされたのが映像のクオリティーの高さだ。
いや、これが週イチ放送なの?
しかもたった30分番組だよ?
もはやその規模のアニメのクオリティーではない。
まるで劇場版かと疑うほど、徹底的に作り込まれた映像の数々。
そのどれもが超美麗だ。
昔のアニメの作画崩壊の酷さを知っている世代にとって、『鬼滅の刃』の映像のクオリティーの高さは驚愕だ。
アニメ『進撃の巨人』が放送開始された時もその映像美に驚かされたが、『鬼滅の刃』のそれは『進撃の巨人』を凌駕している。
アニメ『鬼滅の刃』第十九話「ヒノカミ」。
それまでの最高クラスの映像美を誇っていたが、その最高クラスの映像美が遊郭編では当たり前のレベルになっている。
凄いとしか言いようがないのだが、これはひとえにアニメーターさんの弛まぬ努力のおかげだろう。
しかし大人の事情も垣間見える。
まず、遊郭編の前に劇場版で日本史上最高の興収400億を誇る『鬼滅の刃:無限列車編』がTVシリーズとして放送されていた。
元は劇場版の絵だから、当然そのクオリティーは通常アニメより高い。
これほど時代の潮流にのった作品の続編が、それ以下のクオリティーであってはならない。
当然のようにスポンサーの要求も高くなる。
苦労するのはアニメーターさんだけ。
ある意味自分で自分の首を絞めた格好ではないだろうか。
もうひとつ。
前編『鬼滅の刃:無限列車編』で日本映画史上最高興行収入を記録しているのだから、遊郭編も劇場版でよかったように思う。
多少興収が落ちようが、それなりに売れただろう。
これは尺の問題も考えられるが、今どき二部〜三部構成の劇場版アニメは珍しくない。
だとすると、TVシリーズの後に劇場版化される可能性が考えられる。
無限列車編が劇場版→TVシリーズと辿って、これだけ盛り上がっている。
このいい流れを断ちたくない。
だから劇場版・遊郭編の完成を待ってはいられない。
しかし週イチで30分番組なら、なんとか都合はつけられる。
ならばまずはTVシリーズから放送して、TVが終わったら劇場版化しよう。
このブームを長く続かせるには、これがベストだ。
…著者が売る側の立場ならこう考える。
劇場版化が視野にあるなら、劇場版は再編集&新作カットという構成になるだろう。
ならばクオリティーはTVシリーズの時点で上げておかなくてはならない。
劇場版化に耐えられる映像を今からつくっているとするなら、遊郭編のクオリティーの高さには納得だ。
果たして遊郭編の劇場版化はあるのか?
…こんな邪推ばかりしているから、本物の鬼滅ファンになれない気がする…
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