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ioritorei’s blog

完全趣味の世界

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期間限定集中掲載【往年の卒業ソング特集】春はお別れの季節です♪ みんな旅立ってゆくんです ♬《Scene.12》B'z『HOMETOWN BOYS’ MARCH』

 

 

 

 

ラジオのパーソナリティになりたかった。

素敵な音楽を流してみんなに勇気を与えたり、思いつく限りの言葉で傍らに寄り添ってくれるラジオ・パーソナリティのように、皆さんの別れを素敵なものに変えられたら嬉しい。

 

 

 

◆じゃあね

 

春はお別れの 季節です

みんな旅立ってゆくんです

淡いピンクの桜

花びらもお祝いしてくれます

 

別れがあれば出会いもある。

 

4月になれば 悲しみは

キラキラした思い出

 

皆さんにも素敵な出会いが訪れますように。

 

 

 

 

 

 

 

B'z『HOMETOWN BOYS’ MARCH』

 

 

B'zの16作目のオリジナル・アルバムである『ACTION』に収録されている。

松本孝弘が、「シャッフル系の曲をやってみたい」というところから作られた楽曲である。

「ロックバンド」としてのB'zとは対極に位置する作風の楽曲だが、レコーディングは終始楽しいムードで進められたという。

メンバーもお気に入りの曲に挙げている。

メンバーによると「(このアルバムで)展開が最も多い」曲であり、Eセクションまで存在する。
稲葉浩志曰く、歌詞は「生まれた町にずっと残ってるというのもとても難しいことだから、そういうカッコよさ、そして出ていく方は、それなりに胸に何かありながら出ていく。それも分かっていて、行ってこいよ!という懐の深さを描いている」という。

 

 

ACTION

ACTION

 

 

 

変わる勇気と変わらない勇気

 

 

春というと、とかく旅立つ側にばかり目が向きがちだ。

故郷から旅立つのが当たり前の雰囲気で、旅立つ人が尊いみたいな風潮がある。

だがよくよく考えてみると、旅立ちとは、何も故郷を離れることばかりをいうのではないと気づく。

生まれた町に残ってこれからも頑張っていこうという人にとっても、春は新しいことに飛び込む旅立ちの時だ。

しかし残念ながら、そういう歌は数少ない。

どの曲もやはり旅立つ側の目線ばかりだ。

だがB'z『HOMETOWN BOYS’ MARCH』は、生まれた町に残る人たちへ向けて歌われた、数少ない曲である。

著者はB'zの大ファンであるから、本来ならYOASOBI同様マルっと全詞ご紹介したいところなのだが、やはり大人の事情で、本稿でも泣く泣く一部を抜粋することにする。

 

 

ここにいてはできないこと

ここにいるからこそできること 何か知らないけれど
頭のずっと奥のほうで

同じ景色をもってるやつが いつもどこかにいる

それはかけがえのない本当

 

Hey, 僕らはいつでも この街にいるから

Hey, 行けるところまで つき進んでみなよ

 

旅立つ アナタに 今送ろう

ラクタ 鳴らして バイバイのマーチ

何年たっても どこにいても

かわした 言葉は消えない

 

アナタは 僕らのホコリだよ

心配しないで 行ってらっしゃい

 

 

本作品はつまるところ、何処にいたって変わらない友情が描かれている。

「同じ景色」「ガラクタ」「かわした言葉」が友情として共有されるものだ。

特に「ガラクタ」というフレーズは良い。

青春時代の未熟さを的確に表現していて素敵な言い回しだ。

大人にとっては「ガラクタ」のような宝物を、一生懸命集めていたのが青春時代だから。

青春時代の思い出が詰まっている故郷は、辛いとき、いつでも初心に立ち戻ることができる、帰るべき場所である。

若者にはまだわからないかもしれないが、帰る場所があるというのは非常にありがたいことだ。

だが意外と気づかないのが、いつだってあたたかく迎えてくれる場所というのは、逆に言えば、あたたかく迎え入れてくれるそこに残って頑張ってくれている人が居てこそなのだということ。

世の中には、旅立つ側目線の曲ばかりが溢れているから、こんなアプローチで考えたこともなかった。

目から鱗である。

著者も含めた、旅立つ側の気持ちしか考えていない人間には、この事実になかなか気づけない。

これから故郷を離れて頑張ろうとしている人は忘れないでほしい。

故郷に残って頑張っている人が居てくれるからこそ、帰るべき場所があるということを。

変わることが成長のように思われるかもしれないが、勇気を持って変わらない選択肢を選ぶことも成長だ。

大切なのは、強く自分を持つこと。

自分らしさという芯を、しっかり持つことが大切なのである。

卒業とは、虚構の自分から脱却と、ゆるぎない自分探しの旅の始まりなのかもしれない。

 

 

HOMETOWN BOYS' MARCH

HOMETOWN BOYS' MARCH

  • B'z
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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