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ioritorei’s blog

完全趣味の世界

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刮目せよ!これが日本の現実だ!!【日本の税収「過去最高68兆円超」】それでもさらなる増税目指そうとする岸田首相。

 

 

 

 

刮目せよ!

これが日本の現実だ

 

 

多くの愚かな国民が支持した岸田首相

日本の税収「過去最高68兆円超」でもさらなる増税目指す

 

 

2022年11月4日、2022年度の一般会計税収が「68兆3500億円余り」と、過去最高額となる見通しだとロイター通信が報じた。

所得税法人税などが堅調に推移しているという。

国の税収は、増加の一途をたどっている。

2020年度には60兆8216億円、2021年度は67兆378億円と、連続で最高額を更新。

2022年度の税収が報道どおりなら、3年連続で最高額の更新となる。

一方、相次ぐ物価高により、国民の生活は苦しい。

食料や日用品だけでなく、電気・ガス代の負担も上がり、10月からは雇用保険料も値上げされた。

それでも、岸田文雄首相はあくまで「増税」を目指しているようだ。

経済記者がこう語る。

 

ここ最近、国民の負担増につながる政策が次々と提案されています。

まず、10月末の政府税制調査会では、複数委員から『消費税率アップの議論をすべき』『10%のままで日本の財政がもつとは思えない』などの意見が出ていると報じられました。

ほかにも、社会保障審議会の部会で、国民年金保険料の納付期間を5年間延長する議論がなされています。

2023年度から保険料の年間上限額を2万円引き上げ、年間104万円とする方針も了承されました。

また、政府は車の走行・重量・環境に応じて課税する『道路利用税』、株式の譲渡益や配当から得られた所得に対する『金融所得課税』の見直しについても検討しています。列挙すればキリがありません。」

 

“超重税国家” を目指すかのような政府の動きに、SNSでは怒りの声が殺到している。

 

  • なんで増税するの?国民は貧窮してるのになんで減税しないの?余ってるなら還元してくれよ。

 

  • 多くの国民の生活が逼迫していく中、反比例して政府にお金が集まっている。国民の「敵」としか思えない。

 

  • ただでさえ末端にお金が行き渡っていない日本社会において『日本社会から68兆円分のお金を消失させて国民を更に貧しくすることに成功しました!』ってドヤ顔されても困るぜよ…

 

  • 『国の税収はコロナ禍でも伸び続け…』それ自体がおかしいでしょ!?なんで還元しないの!?鬼ですか!?

 

岸田首相は、どこまで国民からむしり取ろうとするのだろうか。

 

 

 

振り返ればこの頃から…

100兆円吹っ飛ばした岸田首相に投資家が大ブーイング「支持率3%」の惨状

 

 

経済専門チャンネル日経CNBC」が、個人投資家を対象に調査した岸田政権の支持率が話題になっている。

2022年2月8日に公表された調査結果では、「支持する」と答えたのがわずか3.0%で、95.7%が「支持しない」、1.3%が「分からない・どちらでもない」だった。

岸田首相の支持率は、たとえば1月の調査で66.9%(FNN)と、比較的高止まりしてきた。

しかし、投資家からは「まったく支持できない」と判断されたことになる。

いったいなぜ、これほどの惨状となったのか。

経済ジャーナリストが理由を明かす。

 

岸田内閣が昨年10月に発足してから、株価はずっと下落傾向にあります。

昨年9月の時点で、東証一部の時価総額はおよそ778兆円ありました。

しかし、1月末には約679兆円にまで落ち込んでしまった。

たった4カ月で100兆円が吹っ飛んだことで、ネットでは『岸田ショック』なる言葉も誕生しました。

岸田ショックの原因はいくつもありますが、『金融所得課税の強化』と『自社株買い制限』の2つが、投資家から嫌われた大きな理由でしょう。

金融所得課税は、株の配当金や譲渡益にかかる税金で、いまは一律20%になっています。

これが上がるとなると、株を持つメリットが減ってしまう。

株をたくさん持っている富裕層には特に打撃となります。

自社株買いは、企業が自社の株を買うことです。市場に出回る株数が減るわけですから、株価が高くなりやすい。

要は株主に対する利益還元策のひとつですが、これに制限がかけられると、やはり投資家にはマイナスとなります。

 

このほか、新型コロナウイルスによる「コロナ鎖国」にも批判が集まった。

日本は外国人の大幅な入国制限を実施したが、この結果、ドイツの電機メーカー「シーメンス」が日本への投資を一部保留するなど、大きな影響が出てしまった。

また、ガソリンをはじめ、さまざまな物価が高騰したり、所得格差が拡大するなど、日本経済をめぐるマイナスの話題が続いていることも岸田批判につながっている。

番組で公表された「支持率3%」は、母数が不明なことや、異例の過熱ぶりだったこともあり、割り引いて判断する必要はあるが、SNSでは、この結果を受けて岸田首相への批判の声が相次いでいる。

 

  • 低く出るとは思ったけど支持率3%ってwww 対象が偏ってる事はあるにしても予想越えすぎ。

 

  • だめだこりゃ。岸田ショックの日経大暴落で資産失った国民可哀想です。

 

  • この結果で支持した3%が最近儲けたのか儲けてないのかが気になる

 

岸田首相は、『新しい資本主義』として、『経済成長の果実をしっかり分配することが重要だ』と語っています。

市場が強くなりすぎたことで公平な分配がおこなわれず、格差や貧困が拡大したり、中・長期的な投資が減ったり、分厚い中間層が衰退したことを問題視しているのです。

必然的に株式市場に厳しい対応を取ることになりますが、さすがに100兆円が消失したとなれば、大クレームになるのも致し方ないでしょう。

実際問題、株価が下落すれば、年金にも悪影響が出るわけですから。

 

(前出・経済ジャーナリスト)

 

投資家たちからの冷たい視線にさらされる岸田首相。

「新しい資本主義」に向けた舵取りは難航しているようだ。

 

 

 

日本人の不思議

それでもまだ一定の支持を得る現政権

 

 

ここまで舐めきられているにもかかわらず、いまだ一定数の支持を受ける岸田首相。

最新(2022.11.6現在)のJNN世論調査によると、岸田内閣の支持率が39.6%と先月から3.1ポイント低下し、岸田政権発足後、過去最低を更新したことがわかった。

内閣支持率の低下は5か月連続で、40%を割ったのは政権発足後、初めて。

 

<内訳・内閣支持率

 

▼非常に支持できる1.9%

▼ある程度支持できる37.7%

▼あまり支持できない43.7%

▼全く支持できない14.1%

 

また、

 

新型コロナウイルスの感染防止に向けた政府のこれまでの対応について

 

▼評価する59%

▼評価しない31%

 

 

このほか、

 

〈物価高に対する政府のこれまでの対応について〉

 

▼評価する15%

▼評価しない77%

 

だった。

…ちょっと待て。

怖い怖い怖い怖い。

何をどうしたら非常に支持できるのだ?

何をどうすればある程度支持できるのだ?

著者には不思議でならない。

いまだに39%も支持されているのは何故?

誰か教えてくれ…。

わかることといえば、どうやら日本人とは、どこまでも奥ゆかしい民族らしいということだけだ。

 

 

 

現状を知った上での支持なのか?盲信が故の支持なのか?

 

 

現政権への支持率をみていると、ある種の疑念がわいてくる。

それはこの惨状を理解した上での支持なのか。

それとも、無知が故の安定思考で支持なのか。

答えは明白で、やはり後者なのだろう。

そんなだから少しばかり悪知恵が働く強欲政治家どもに、好きなように弄ばれるのだ。

首の上に乗っかっているものが飾りじゃないのなら、それを使ってもう少しマシな選択をするだろう。

無思考のまま茨の道を突き進む日本国民。

どうやら飾りのようだね、その頭は。

 

 

 

 

 

 

 

誰かに言われるままがそんなに楽?それともみんなドM?

 

 

ここまで虐げられても、どこまでも変化を恐れている日本人。

誰かの言われる通りに生きていて、そんなに満足か?

誰かが定めた檻の中が、そんなに心地良いのか?

反骨精神というものはないのか?

それとも日本人のDNAには、ドMの因子でも含まれているんじゃなかろうか?

いくら頭の中がお花畑人間でも、ここまで馬鹿にされたらさすがに気づくはず。

それでも気づかないとは、もはや絶滅危惧種レベルの希少種・日本人。

これだけ馬鹿にされてもまだ堪え続けたいというのだから、もはや変態レベルのドM民族・日本人。

だが著者は御免被る。

目には目を、歯には歯を。

因果応報、いつか奴らに報いを受けさせなくては気が済まない。

言われるがままは嫌。

ドMな性癖は好きな人にだけ出せばいい。

下手な延命措置をするくらいなら、いっそ一度滅びてみるのもいいかもしれない。

 

 

 

欲しがりません、勝つまでは

 

 

現在の日本は超重税国家への道を着々と歩んでいる。

これではまるで戦時中のようではないか。

欲しがりません、勝つまでは。

国民は黙って堪えていろということだろう?

それでも、これが本当に戦時下というならまだわかる。

何故なら、明確な「勝つまで」が決まっているからだ。

「戦争に勝つ」という、わかりやすいゴールがある。

しかし今、我々は何と戦っているのだろう?

何と戦わされているのだろう?

ひたすら耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、暗い未来に怯えている。

それはいったいいつまで続く?

答えは明快。

まったく新しい政党による政権交代が起きるまで。

したがって、現政権を支持する国民が存在する限り無期限ということだ。

少なくとも奴ら政治家に少しくらいは痛い目をあわせない限り、この屈辱はいつまでも続く。

この苦痛はいつまでも続く。

こんな政権を、いったい誰が支持をした?

こんな世に誰がした?

無能な政治家だろうか?

あー…。

そういえば現政権を圧勝へと導いたのは、他ならぬ馬鹿な国民だったな。

このままでは、日本の未来は限りなく暗い。

 

 

「旧統一教会と政治 見過ごされてきた関係」

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日本の政治闘争

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ラジオ好きなら必見!【アニメ『波よ聞いてくれ』】ラジオの、ラジオによる、ラジオのための名作アニメ。

 

 

 

 

アニメ

波よ聞いてくれ

 

 

波よ聞いてくれ』とは

 

 

波よ聞いてくれは、沙村広明先生による青年漫画及びそれを原作としたアニメである。

北海道札幌市を舞台に、主人公がひょんなことからラジオパーソナリティとしてデビューし、奮闘する姿を描く。

月刊アフタヌーン(講談社)において、2014年7月25日発売の9月号から連載開始。

本作はラジオを題材としており、主人公・ミナレの喋りを軸としてストーリーが展開されている。

作中ではラジオの話に加えてミナレの日常も描かれており、その両方がユーモラスかつ生々しく描写されている。

本作は「今度こそ間違いなく、人の死なない漫画」というコンセプトで描かれた作品であり、作者の代表作無限の住人とは正反対の作風である。

このコンセプトについて、作者は「誰が読んでも大丈夫なマンガ」を描くという意図があり、そのために本作では「アクションやエログロといった要素」を封じた、と語っている。

もっとも、作者の持ち味である「キャラクターのせりふのキレっぷり」は他の作品と変わらず、本作の担当編集者は、むしろラジオを題材にしたことで持ち味がより光る作品になった、と評している。

また、本作は作者が「現代的な恋愛劇」を志向して描いた作品でもあり、作中には現代に実在するものも多く登場する。

一例として、コミックス第4巻では元力士の琴欧洲勝紀のブログが取り上げられており、本作で取り上げられたことをきっかけに、琴欧洲のブログのアクセス数が伸びるという現象が起きている。

2019年10月8日、本作のテレビアニメ化が発表。

2020年4月から6月まで毎日放送・TBS「アニメイズム」B2ほかにて放送されている。

 

 

namiyo-anime.com

 

 

 

あらすじ

 

 

2015年6月4日、札幌市のスープカレー「VOYAGER」で働く鼓田ミナレは、職場のラジオから自分の声が流れていることに気づく。

その前日、ミナレは偶然知り合った地元のラジオ局「MRS」のディレクター麻藤兼嗣に失恋を愚痴っていたが、その内容は麻藤によって密録されていたのだった。

ミナレは放送を止めるためにMRSに乗り込むが、逆に麻藤に言いくるめられ、ラジオでアドリブトークを披露することになる。

その後、ミナレは深夜帯に冠番組を与えられ、VOYAGERで働きつつラジオパーソナリティとしての活動を開始する。

ミナレの番組波よ聞いてくれは、麻藤の意向により「回ごとに企画を変える」という方針が採られ、ミナレも自身の失恋から着想を得て制作された架空実況やオーディオドラマ、隣人を訪ねる収録、構成作家の取材旅行に同行してレポートを録音したりと、様々な番組作りに携わっていく。

 

 

波よ聞いてくれ Blu-ray上巻

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波よ聞いてくれ Blu-ray下巻

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現実でもオンエア?

AIR-G'で『波よ聞いてくれ』が放送

 


なんと⁉︎

実際の「ラジオ番組」としても「北海道 札幌市」から毎週木曜日:21:00~21:30でレギュラーオンエアされていたらしい。

AIR-G'『波よ聞いてくれは現在、radikoのエリアフリーで視聴可能のようだ。

またRadiotalkではスピンオフ番組が聴けるそうな。

 

 

www.air-g.co.jp

 

 

 

ラジオ好きなら絶対観るべし!

ラジオの、ラジオによる、ラジオのためのアニメ

 

 

これほどラジオ愛に溢れたアニメはみたことがない。

しかしラジオは大好きではあるが、ラジオをテーマにすること自体はどうかしているとも思った。

だってマニアックでしょう?

根強いファンはまだまだいるが、時代に取り残された感だけはどうしても否めない。

オワコンと呼ばれても仕方ないとさえ思ってしまう。

そんなラジオをこれほど取り上げてくれたのは、本当に嬉しかった。

またラジオの魅力やラジオの在り方を、これ以上ないほど見事に表現してくれている。

おかげで勉強になったことも多い。

ラジオ好きなら絶対に観るべし。

ラジオが好きでなくても、とりあえず一度観てみるべし。

 

 

物語の舞台は北海道

 

ラジオ愛も半端ないが、北海道愛もビシバシ伝わってくるのが波よ聞いてくれの特徴だ。

作中では北海道ネタがふんだんに盛り込まれている。

そもそも主人公のミナレが働いているのがスープカレー店だし、マトンや新巻シャケなど北海道ならではの食材が登場する。

また北海道出身の著名人の名前も、数多く登場する。

ジュディマリYUKIちゃんドリカムの吉田美和さんや、宇多田ヒカルさんの母・藤圭子さんも、どうやら北海道出身らしい。

北海道が生んだローカル番組の星・大泉洋の名前ももちろん登場する。

本来なら北海道出身でなければわからないネタなのかもしれないのだが、著者にはそれはあまり問題ではなかった。

この時ばかりは水曜どうでしょうを観ていて良かったと、心から思ったものだ。

 

 

キレキレのトークは一見の価値あり

 

主人公・ミナレトークが、とにかくキレキレでそれでいてとにかく面白い。

まるで女版明石家さんま師匠をみているような感覚に陥る。

あのお笑い怪獣にも引けをとらないミナレのトーク術は、コミュニケーションの勉強に役立つとすら思うほどである。

会話が上手な人は頭の回転が早い。

頭の回転が早い人の会話は、聞いている方の頭の回転まで早くする。

これが殊の外、心地良いのだ。

ラジオをテーマにするだけあって、言葉を扱うことに重きを置いてくれているのは、ラジオファンはとしては非常に嬉しく思う。

ラジオ好きには涙ものの名作だ。

 

アニメは現在『Season.1』で終了しているが、まだまだ先が観てみたい。

続編の予定は、今のところない。

だから『Seaso.2』の制作を熱烈的に希望する。

いいところで終わっちゃったんだから、お願いだから続きを作ってくれ…

 

 


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【心に沁みる名言】今日を精一杯生きるために…。#103

 

 

 

 

#103

心に沁みる名言

 

 

今日を精一杯生きるために…

 

 

明日ではなく今日。

今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。

 

 

 

エンドロシ・ザハード(神ノ塔より)

 

 

アニメ『神ノ塔』第9話「片角の鬼」でのヒトコマ。

エンドロシは「ザハードの姫」となったのち、塔を上がる選別者。

人当たりはいいが、わがままで気が強い。

ザハードの姫かつアイドルなこともあってかプライドが高く、好戦的なキャラクターである。

知性はあるが、感情的な部分が先行しやすく、衝動的な面が多い。

またチームリーダーの指示を無視したり、突発的な行動もよくとる。

高飛車で文句も多いが、仲間想いであり、特に同じザハードの姫であるアナクの事を気にかけている。

自分が美人であるという自覚があり、彼女の後を追うパパラッチやファンの前でセレブのようにふるまったりする。

そのせいか、作中でも大衆に人気があるわりに、仲間たちからの人望は薄い。

ザハードの姫のなかでも新たに加盟した新生児。

300歳を過ぎてから塔を登り始めたアイドルの卵。

塔2Fのエヴァンケルの試験場で夜と出会い、運命を共にしていく――。

「作戦、大成功」、そういってチームメイトを蹴り飛ばしたエンドロシ。

エンドロシは塔を登るためには犠牲はつきものだと言い、仲間を倒そうとする。

彼女が立案した「釣り師を一か所に集めてランカーの動きを見る」という作戦の本来の目的とは…。

 

 

あなたもさ

やりたいようにやりなさい

 

試験を勝ち進めば

今日みたいな苦しみを

味わい続けることになる

 

人は全部

手に入れることはできない

 

必ず何かを失う日が来る

 

だからこそ

後悔しないように前に進むの

 

わかった?

 

 

第十三話 神之塔

第十三話 神之塔

 

 

 

 

 

 

 

「後悔しないように」と簡単にいうが、後悔しない人生なんて本当にあるのだろうか。

あの時こうしていれば…。

あの時こうしなければ…。

ささやかな日常にだって、後悔で溢れている。

悩んで選んだ新メニューで失敗した…。

近道のつもりで選んだ道が大渋滞…。

誰にだってこんな些細な後悔くらい、一度はしたことがあるはずである。

ならば後悔しない人生とはいったい何だろう?

答えは人生の最後にしかわからないことだと思う。

ずっと失敗だと思っていたことでも、巡り巡って好転することなんてザラにある。

まさに雨降って地固まる、だ。

ならば本当の後悔とはいったい何だろう?

それは本気を出さずに出た結果のことではないだろうか。

全力を尽くした結果には、後悔があっても同時に教訓ももたらしてくれる。

その教訓が明日への励みになる。

だが力を出し渋った結果の先には、後悔しか残らない。

この後悔は生涯消えることはない。

つまるところ、後悔しない人生を送りたいなら、一生懸命生きるしかないのだろう。

ひたすら前に進み続ける気概を持つこと。

たとえ押し戻されても、前に進む気概を持つだけで人生はポジティブになる。

 

 

 

 

 

 

 

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【アナザーガンダム『機動戦士ガンダムAGE』】『ファーストガンダム』での失敗を繰り返してしまったアナザーガンダム。

 

 

 

 

アナザーガンダム

機動戦士ガンダムAGE

 

 

 

アナザーガンダムとは

 

 

機動武闘伝Gガンダムから始まる、作中年号に「宇宙世紀」を用いないガンダム作品の総称 (パラレルワールドとするかどうかは見解が分かれる)。

作品によって歴史はもちろん、モビルスーツの運用思想や技術、地球の環境状態、ガンダムの定義や価値観、存在する人種等、世界観が大きく異なるのが最大の特徴。

同様に、用いられる年号が作品によって違うのも特徴の1つとして挙げられ、『00』のように現実世界と同じ西暦を用いる例もある。

かつては富野由悠季監督が関わっていないのがアナザー、という分け方もあったが、∀ガンダムによって消滅。

またタイトルに「機動戦士」と付くのが宇宙世紀、付かないのがアナザーと分けられていたが、機動戦士ガンダムSEED以降はこの慣例は無くなっている。

アナザーの中でも分類する場合があり、『G』『W』『X』を「ガンダム平成三部作」と呼称し、『SEED』以降は「ニュージェネレーションガンダム」として区別する動きが、例えばSDガンダム Gジェネレーションシリーズ等で見られる。

 

 

 

アナザーガンダム作品一覧

 

 

平成三部作
 

作中年号:未来世紀

 

作中年号:アフターコロニー

 

作中年号:アフターコロニー

 

作中年号:アフターウォー

 

 

ニュージェネレーション
 

作中年号:コズミック・イラ

 

作中年号:コズミック・イラ

 

作中年号:コズミック・イラ

 

作中年号:西暦

 

作中年号:西暦

 

作中年号:アドバンスド・ジェネレーション

 

 

機動戦士ガンダムAGE -First Evolution-(1) (角川コミックス・エース)

機動戦士ガンダムAGE -First Evolution-(1) (角川コミックス・エース)

 

 

作中年号:ポスト・ディザスター

 

作中年号:アド・ステラ

 

作中年号:アド・ステラ

 

 

 

 

 

 

 

機動戦士ガンダムAGE』とは

 

 

機動戦士ガンダムAGE』(英: MOBILE SUIT GUNDAM AGE)は、2011年(平成23年)10月9日から2012年(平成24年)9月23日までMBS・TBS系列にて放送されたテレビアニメ、およびそれを原作としたメディアミックス作品群。

有人ロボット兵器同士による宇宙戦争を描いた、「ガンダムシリーズ」作品の一つ。

キャッチコピーは「三つの運命が 歴史になる___」

全49話。

平均視聴率は2.56%。

本作はガンダムシリーズのテレビアニメとしては通算14作目に当たり、コンピュータゲームメーカーのレベルファイブが企画協力として参加した、同シリーズとしては初めてのゲーム化を前提としたメディアミックス企画である。

テレビアニメ以外にも、レベルファイブが開発するコンピュータRPG機動戦士ガンダムAGE ユニバースアクセル / コズミックドライブが発売されているほか、本作のプラモデルやフィギュアを使用するキッズ向けアーケードゲームゲイジングバトルベース』が稼動している。

また、レベルファイブの手がける作品群とのかかわりが強い「コロコロコミック」での漫画掲載など、ガンダムシリーズでは初めて小学館が発行する雑誌とのタイアップが試みられている。

主役MS(モビルスーツ)であるガンダムが、同じ血筋を持つ3人の主人公によって乗り継がれる100年3世代に渡るストーリーであり、それに伴いガンダムもAGE-1からAGE-2、AGE-3、そしてAGE-FXへと進化していく。

このような形で世代交代を描くことは、舞台やキャラクターの設定に労力がかかるため、従来のテレビアニメ作品ではあまり用いられることがなかった展開である。

また近年のガンダムシリーズ作品では、物語初期から敵味方を含む複数のガンダムが登場していたが、本作では主人公が操縦する機体以外のガンダムが登場しない情勢から物語が始まる。

これはガンダムというMSを1機だけの特別な存在としつつ、改良やパーツの換装によって機体バリエーションを増やし、プラモデル(ガンプラ)など玩具商品の種類を増やすという近年の仮面ライダーシリーズにも似た意図がある。

視聴者対象としては、従来のガンダムシリーズ作品を観ていない子供世代から、近年のシリーズ作品には縁が遠くなっていた父親世代まで、幅広い年齢層が想定されていた。

本作では従来の大人向けに作られてきたガンダムシリーズの内容を、子供にも理解できるよう翻案するという方向性が意図されており、脚本では難解な専門用語を乱用するような台詞回しが避けられている。

「Great Mechanics」2012年6月号のインタビューによると、設定に曖昧な部分が多い理由に関しては、「初期シリーズのようにムック本やファンの考察で『AGE』の世界を作っていくためにあえて穴を作ってある」とも答えている。

一方、絵柄としては子供向けアニメに寄せたデザインを用いつつも、戦う少年の悩みや苦しみといった重くシリアスな要素も導入することで、「従来のファンを落胆させるような作品にはしない」という方向性も志向されており、物語の随所に過去のガンダムシリーズのオマージュを散りばめた作風にもなっている。

2013年2月20日に第2部・アセム編から第4部・三世代編を元にアセムとゼハートを中心に再構成したOVA機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDENの制作が決定され、2013年7月26日に発売された。

 

 

【メーカー特典あり】機動戦士ガンダムAGE Blu-ray Box (特装限定版)(メーカー特典:描き下ろしミニ色紙(Aグループ)付)

【メーカー特典あり】機動戦士ガンダムAGE Blu-ray Box (特装限定版)(メーカー特典:描き下ろしミニ色紙(Aグループ)付)

 

 

 

あらすじ

 

 

人類が宇宙に進出して数百年が経過した未来の地球圏。

宇宙の覇権をめぐり人間同士で争う血の時代を経て、地球連邦の成立を期に平和が訪れたかに思われたが、それは一瞬に過ぎなかった。

A.G.101年、突如地球圏に襲来した謎の敵UEによって、スペースコロニー「エンジェル」が破壊された事件「天使の落日」を端緒とし、UEと地球連邦軍の戦いは終わることなく続いていた。

物語は、故郷のコロニーをUEに襲撃された当時7歳の少年・フリット・アスノが、死に際の母親マリナ・アスノからAGEデバイスを託される場面から始まる。

そしてフリットとその息子アセム・アスノ、孫のキオ・アスノら3世代の少年たちと、彼らが代々乗り継ぐ “救世主” の伝説を受け継いだモビルスーツガンダム」を軸として、最終的には100年に渡って続くことになる戦いの記録を描いていく。

 

 

第1部・フリット編(第1話 - 第15話)

 

A.G.115年。

14歳に成長したフリット・アスノは、AGEデバイスのデータを元に、連邦軍の後ろ盾も得て、伝説の救世主の名を持つ最強のMS「ガンダムAGE-1」を開発する。

そして移り住んだコロニー「ノーラ」に再びUEが襲来したことを期に、はからずも自らAGE-1に乗りこみ戦うこととなる。

「ノーラ」はUEの攻撃で破壊されるが、フリットは襲撃の中で出会った少女ユリン・ルシェルの助けもあってUEを退け、またコロニー住人の退避も基地司令官ヘンドリック・ブルーザーの自己犠牲と引き換えに成功する。

一方、腐敗した地球連邦軍を信用せず独自にUEへの復讐を進める基地副司令官グルーデック・エイノアは、混乱に乗じて宇宙戦艦ディーヴァの艦長の地位を不正に手に入れる。

その行動を目撃してしまったフリットの幼馴染のエミリー・アモンドや、友人のディケ・ガンヘイルもなし崩し的にディーヴァへ乗ることになり、フリットやMSパイロットのラーガン・ドレイス達も乗せた艦は「ノーラ」を脱出する。

「ノーラ」の住民を避難させたディーヴァは、UEと戦うための戦力を補充するため、コロニー「ファーデーン」へと向かう。

新たな仲間であるウルフ・エニアクルとのAGE-1を賭けた勝負や、AGE-1をフリットよりも巧みに操る謎めいた少年デシル・ガレットとの出会いを通じて、フリットがまだパイロットとしては未熟であることも描かれる。

「ファーデーン」においてフリットはコロニーの住人、イワーク・ブライアを通して、「ザラム」と「エウバ」という2つの旧国家派閥の対立の現状を知らされ、過去の遺恨から戦い続ける2つの勢力の戦いを批判するが、「ザラム」の指導者ドン・ボヤージからは、フリットやグルーデックもまた過去の遺恨を動機として戦っていることを指摘される。

しかし、ボヤージと「エウバ」の指導者ラクト・エルファメルの2人は、共通の敵であるUEの脅威を目の当たりにしたことで、一時協調してUEと戦うことを誓う。

かくして「ザラム」と「エウバ」、AGE-1の新ウェア「タイタス」を獲得したディーヴァ。

そこでグルーデックはディーヴァの乗員たちに伏せていた真意を明かし、ディーヴァは乗員たちの賛同を得て地球連邦軍の指揮下を離脱する。

直後に襲撃してきたUEとの艦隊戦において、ボヤージと「ザラム」陣営数名の戦死と引き換えに戦果を上げる。

一方、戦闘の中でフリットはUEの側にデシルの存在を感じ取る。

ディーヴァはコロニー「ミンスリー」へと向かい、大富豪アルザック・バーミングスからの支援を受け、更に並行してマッドーナ工房のムクレド・マッドーナの手助けにより艦の強化を行う。

また、フリットはバーミングスの元に引き取られていたユリンと再会し、彼女のためにもUEと戦う決意を強くする。

一方でディーヴァは、「ミンスリー」出航時にグルーデックを追ってきたストラー・グアバラン率いる連邦軍と対立するが、共通の敵であるUEの襲来に対して共闘する形となり、危機を救われた連邦軍はディーヴァを見逃す。

UEの本拠地としてグルーデックが目星をつけた宇宙要塞アンバットでの攻防戦が始まるのと前後し、フリットは、かつてユリンやデシルが見せた「Xラウンダー」と呼ばれる能力に覚醒していく。

一方、ファーデーンでフリットに敗れたデシルは、誘拐してきたユリンをUEの機体のパーツとして組み込むことによって自分の能力を強化。

またフリット自身も新ウェア「スパロー」を用いてデシルの再戦に挑む。

戦闘中、フリットのスキを突いた攻撃をユリンが庇って戦死してしまう。

その後のデシルの発言に激しい怒りを感じ、Xラウンダーの能力に覚醒したフリットの前にデシルは敗れる。

憎悪に駆られたフリットと、自らの手で復讐を完遂しようとするグルーデックは、戦いの末にアンバットの司令室で合流するが、彼らはUEの司令官ギーラ・ゾイから、UEの正体が、地球連邦政府に見捨てられたヴェイガンと呼ばれる火星移民の末裔であったことを知らされる。

フリットはそんなギーラに向けた銃の引き金を引けなかったが、グルーデックはギーラを射殺する。

アンバット攻略は成功するが、グルーデックは独断行動の全責任を自ら背負う形で逮捕される。

連邦政府は一連の真相を隠蔽し、フリットやクルーデック達が成し遂げたアンバット攻略を、自分達の戦果だと偽って国民に発表した。

 

 

第2部・アセム編(第16話 - 第28話)

 

A.G.140年。

「コウモリ退治戦役」と名付けられたアンバット攻略戦から25年が経過したが、火星圏に本拠を持つヴェイガンと地球連邦軍との戦争は続いており、フリット地球連邦軍総司令部の司令官となっていた。

フリットの息子であるアセム・アスノは、コロニー「トルディア」で級友たちと学園生活を謳歌していたが、17歳の誕生日に父からAGEデバイスを託される。

ある日、アセムの学校にヴェイガンのスパイであるゼハート・ガレットが身分を隠して転校してくる。

それに併せて「トルディア」へヴェイガンが襲来する。

セムは父が隠していたガンダムAGE-1に乗り込み、苦戦しながらも勝利を収めるが、ゼハートは陰からその様子を監視していた。

そしてゼハートはアセムの所属するMSクラブへと入部し、アセムや学園のアイドル、ロマリー・ストーンとの関係を深める。

ゼハートの転校から1年半。

セムたちは学園の卒業式を迎える。

式典の最中に憲兵がゼハートをヴェイガンのスパイとして連行しようと乱入するが、アセムの擁護とヴェイガンの工作員であるダズ・ローデンの機転でその場は収まる。

その後に発生した戦闘で、アセムとロマリーはゼハートの素性を知る。

連邦軍に入隊したアセムとロマリーは戦艦ディーヴァに配属され、同僚のアリーサ・ガンヘイルや隊長のウルフ・エニアクルといった新しい仲間と出会い、新型ガンダムガンダムAGE-2」を受領する。

一方、ゼハートはヴェイガンの指導者、フェザール・イゼルカントから地球制圧軍の総司令に任命される。

新型機ゼイドラに乗り換えたゼハートの急襲を受けながらも、ディーヴァは連邦軍総司令部ビッグリングに到着する。

そこで受けたパイロットテストの結果を知って、Xラウンダーの適性が無い自分に悩むアセムをウルフは知り合いのマッドーナ工房へ連れ出して、フリットの「AGE-1」と、ゼハートの「ゼイドラ」とを相手にMSシミュレーションをさせる。

そんな中、ビッグリングへゼハート率いるヴェイガンの艦隊が侵攻してくるが、アセムたちやフリットのAGE-1の活躍でその場を凌ぎ切る。

かつてのディーヴァ艦長グルーデック・エイノアの死や、コールドスリープから目覚めたデシル・ガレットの襲撃などの出来事の中、父の自分への態度やソロンシティを巡る意見の対立から、アセムは彼との確執を深め、Xラウンダーになりたいという拘りも捨てきれず、ヴェイガンから鹵獲したXラウンダー強制装置「ミューセル」の無断借用など、命令違反を繰り返してしまう。

しかしAGE-2の新ウェア「ダブルバレット」の完成や、ヴェイガンのXラウンダー部隊「マジシャンズ8」との戦闘を経てウルフから諭され、自分なりのスーパーパイロットになることを決意する。

そんな折、イゼルカントからの新作戦を聞いたゼハートは、移動要塞ダウネスを中心とした大部隊をコロニー「ノートラム」の宙域へ侵攻させる。

連邦側は戦略兵器「フォトンリング・レイ」を使用するなど総力戦となり、アセムは激闘の末にデシルを討つことに成功するが、その代償としてウルフの戦死という悲劇を経験する。

「ノートラム」の接収という相手の意図を察知したフリットも出撃し、最終的にヴェイガン側はダズやマジシャンズ8を失い、ダウネスも大破する。

だが、要塞は制御不能となり地球へ落下し始めてしまう。ゼハートと戦っていたアセムは状況を打開するため要塞内部に侵入し、ゼハートもそれに続く。

落下阻止という共通の目的で彼らは和解し、爆破作業を行って脱出する。

大気圏上でダウネスは破壊され、アセムやディーヴァは地球へと降下する。

「ノートラム」を巡る決戦から1年後のA.G.142年。

連邦首都ブルーシアで開かれていた慰霊式典を、ヴェイガンの残党が襲撃する。

その目的は首相フロイ・オルフェノアの抹殺だった。

フリットは聴衆の前でオルフェノアの正体・罪状を暴露。

特務隊の隊長となったアセムの活躍によりメデル・ザント率いる残党も壊滅し、オルフェノアは拘束される。

その後、フリットはヴェイガンと癒着していた人々の摘発・粛清を行い、連邦政府や軍上層部を一新する。

それから3年後、アセムはロマリーと結婚式を挙げるのだった。

 

 

第3部・キオ編(第29話 - 第39話)

 

A.G.151年。

セムとロマリー夫妻の息子、キオ・アスノがこの世に生を享ける。

そして、父のアセムは息子を一目見た後に最後の任務へと赴くが、その任務中に消息を絶つ。

A.G.164年。

13歳となったキオは、地球の都市オリバーノーツで、幼馴染のウェンディ・ハーツ達と平和に暮らしていた。

そんな中、オリバーノーツを突如ヴェイガンのMSが襲撃する。

指導者フェザール・イゼルカントによる宣戦布告がされ、地球各地でも潜伏していたヴェイガンの地上部隊が行動を開始する。

キオが祖父のフリットが起動させた「ガンダムAGE-3」に搭乗し、ゼハート・ガレット率いる一隊と戦う最中、フリットはディーヴァの発進命令を出すが、フリットを疎ましく思っている基地司令のアンディ・ドレイムスは、新米士官のナトーラ・エイナスを艦長に任命するなど、問題児ばかりをディーヴァクルーに編成し出航させる。

戦闘後、ディーヴァはキオやセリック・アビスのアビス隊を乗せ、ビッグリング陥落により新たに総司令部となったロストロウランへと向かう。

キオはディーヴァ内で医療班長ユノア・アスノや整備士のウットビット・ガンヘイルらと出会い、ウェンディも艦に乗っていたことを知る。

道中の砂漠地帯で、ヴェイガンの精鋭部隊「ファントム3」が仕掛けてくるが、キオはAGE-3の新ウェア「フォートレス」で彼らを撃退する。

ディーヴァはロストロウランへと到着するも、基地はヴェイガンの降下部隊の戦火に晒されていた。

キオは、情報漏洩のスパイ行為を行ってディーヴァから脱走した仲間のシャナルア・マレンを追うが、彼女は敵の攻撃からキオを庇い戦死してしまう。

ゼハートは部下のレイル・ライトらを率い、プラズマ粒子爆弾を使って基地の破壊を試みるが、人海戦術とキオのXラウンダー能力により全ての爆弾は発見・排除される。

そしてディーヴァは宇宙へと上がり、ゼハートの下には女性士官のフラム・ナラが新しく着任する。

月のルナベースへ向かうディーヴァだが、暗礁宙域サルガッソーにてキャプテン・アッシュ率いる宇宙海賊ビシディアンに遭遇する。

途中乱入してきたヴェイガンとの乱戦の末、キオはフリットからビシディアン首領が父のアセムであることを知らされるが、父を認めようとしない祖父の態度にキオは疑問を持つ。

その後、アセムが残したメッセージカプセルから、一行は呪われし秘宝「EXA-DB」の存在を知るが、その最中にゼハートとザナルド・ベイハートの艦隊による挟撃を受け、キオはAGE-3の新ウェア「オービタル」で出撃するも、ザナルドに捕まってしまい、一度はフリットのAGE-1による援護で窮地を脱するが、祖父を助けるため戻った所を再度捕獲され、ヴェイガンの本拠地「セカンドムーン」へと連れ去られてしまう。

フリットは苦悩の末、キオ救出をアセムらビシディアンに任せる。

「セカンドムーン」にて捕虜となったキオは、イゼルカントの口から語られたヴェイガンの現状や、街中で火星圏に蔓延る死の病、「マーズレイ」に苦しむディーン・アノンとルウ・アノン兄妹と出会ったことで、これまでのヴェイガンに対する認識に疑念を抱く。

キオは兄妹と親密になり、ルウのためにAGE-3の認証データと引き換えに病状抑制の薬を手に入れ、兄妹と日々を過ごすも、アセムらビシディアンの救援と時を同じくしてルウは息を引き取る。

「セカンドムーン」を脱出したキオだが、その先にはイゼルカントが駆る「EXA-DB」とAGE-3の解析データを元に開発された新型機「ガンダムレギルス」が立ちはだかっていた。

ザナルドの敵増援と海賊側の援軍による混戦の最中、イゼルカントはキオに「プロジェクト・エデン」の真の目的を話す。

レギルスの猛攻でAGE-3は大破するが、最終的にダミーバルーンの隕石を利用したビシディアンの奇策により、キオ達は窮地を乗り切って地球圏へ帰還する。

その頃、セカンドムーンでは、自らの意思で軍に志願したディーンの姿があった。

 

 

第4部・三世代編(第40話 - 第49話)

 

地球圏にキオが帰還して1ヶ月。

家族やウェンディと久し振りに再会したキオは、父と祖父に火星圏での出来事を話すが、フリットのヴェイガン殲滅の考えは変わらず、アセムも自分はフリットと違う戦い方をすると宣言する。

そして、ヴェイガンに奪われた基地ルナベースの奪還作戦が連邦軍総司令官フレデリック・アルグレアスにより発動される。

キオは、大破したAGE-3を元に開発された新型ガンダムガンダムAGE-FX」を受領し、自分なりの考えで連邦とヴェイガン両方の人々の命を助けながら戦う道を選ぶ。

AGE-FXを駆り相手を殺さずに次々と敵機を撃破して行くキオ。

セムらビシディアンも参戦し、連邦側に有利に傾く戦場に、ゼハートと彼への評価を改めたフラムも出撃する。

彼らに対しキオやアセムは通信を送って説得するが、全く聞き入られることはなかった。

さらに連邦を裏切り、未だ戦況が好転しない状況に業を煮やしたエースパイロットのジラード・スプリガンがヴェイガンへ加勢する。

ジラードにはかつて恋人を喪って連邦を見限った過去があり、ジラードの名もその恋人の名前を貰ったものだった。

キオはそんな彼女にも説得を試みるが、即座に切り捨てられる。

そこへフリットが乗る強化・改修された「AGE-1 グランサ」が救援に駆けつけ、戦場でXラウンダー同士の能力が共鳴する。

そしてジラードのXラウンダー能力が暴走し、敵味方問わず攻撃を始めてしまう。

一方、アルグレアスはプラズマダイバーミサイルの発射命令を出すが、裏の意図に気付いたセリックは部下と基地内に侵入し降伏勧告を行う。

最終的にジラードはフリットの手で討たれ、基地のヴェイガン兵も降伏し、ここにルナベース攻防戦は終結する。

しかし、その裏でイゼルカントはセカンドムーンを地球圏へ向けて移動させていた。

アルグレアスはヴェイガンの宇宙要塞ラ・グラミス攻略を次の目標にし、予備役から軍に復帰したフリットを作戦の総指揮官に任命する。

一方でヴェイガンを殲滅しようとするフリットと和解を目指すキオとの間の溝は深まるばかりであった。

その頃、セカンドムーンへ帰還したゼハートはイゼルカントにプロジェクト・エデンのことを問い質すが、イゼルカントの口から真意を聞かされ、ガンダムレギルスと全権を託される。

だが、その試乗の際にEXA-DBを守護するという謎の巨大MS、シドと遭遇する。

シドに苦戦するゼハートだが、シドとEXA-DBの存在を察知してその場に駆けつけたアセムと図らずも共闘することになり、ゼハートはレギルスの真の能力を開放してシドを撃破。

また、バロノークの艦砲射撃でEXA-DBの小惑星は破壊され、EXA-DBを巡る争いは決着を迎えたと思われたが、シドは完全に破壊されずEXA-DBのコアを死守していた。

アルグレアスとゼハート双方による演説が行われ、ついに連邦軍とヴェイガンによる最終決戦が始まる。

新たに「FXバーストモード」が追加されたAGE-FXも出撃するが、キオは自身の信念からそれを使用しないでいた。

その最中、ダミーの艦隊を囮にラ・グラミスのディグマゼノン砲が発射され、連邦軍は大打撃を受ける。

ディーンやファントム3の生き残りであるゴドム・タイナムも出撃し、さらにザナルドがゼハートに対して謀反を起こすなど、戦場は混沌としてくる。

戦闘中、敵の弱点を見抜いたセリックはゴドムのグルドリンを撃墜するが、自身の機体も大破し敵艦に挟まってしまう。

脱出不能な状況を悟った彼は、ディーヴァにフォトンブラスターキャノンを撃たせ、閃光の中に消える。

またキオはディーンと再会し、互いに心を通わせる。

だがそんなディーンはザナルドの手で殺され、これに激怒したキオは「FXバーストモード」を発動させてザナルドを撃退する。

プロジェクト・エデンの理想を実現させようと焦るゼハートは、ラ・グラミスをセカンドムーンと結合させ、味方を犠牲にしてもディグマゼノン砲を撃つことを決意。

フラムに囮役を命じる。

だがXラウンダーの力でそれを予知したフリットは自らも出撃し、ディーヴァからクルーを退艦させる。

そしてディグマゼノン砲が発射され、一連の出来事でフラム、レイル、ザナルド、オブライト、ジョナサンが戦死しディーヴァは撃沈される。

ガンダムを逃したことを知ったゼハートはレギルスで出るが、アセムとの激闘の末に敗れ、アセムへ自身の苦悩や想いを吐露しながら戦死する。

ゼハート戦死の報を聞いたラ・グラミスの司令官ファルク・オクラムドは、最後の切り札としてイゼルカントのクローン、ゼラ・ギンスをヴェイガンギアで出撃させる。

連携攻撃でゼラを抑えるフリットやアセム、キオの前に突如戦場へ復活を果たしていたシドが飛来し、ヴェイガンギアに取り付く。

だが逆にゼラはシドを乗っ取り返してひとつの融合体となる。

そして暴走を始めセカンドムーンへと接触するも、エネルギーの逆流でラ・グラミスが崩壊を始め分離も出来なくなってしまう。

この機を見たフリットはプラズマダイバーミサイルを持ち出しセカンドムーンを破壊しようとするが、キオとアセムの必死の説得やユリンの幻との会話でようやくヴェイガンを許し、通信で戦闘中の全軍へ向けセカンドムーン救援作業の援助要請を行う。

これを聞いた両軍の兵士は協調して作業を手伝い、オクラムドは暴走し今や両軍の敵となったゼラとヴェイガンギア・シドの対処を連邦に頼む。

そしてキオの猛攻によりヴェイガンギア・シドは破壊され、パイロットのゼラも救出される。時を同じくしてイゼルカントはXラウンダー能力でキオに思念を送り、感謝の言葉と地球の未来を託すことを述べ息を引き取った。

それから37年をかけ、AGEシステムとEXA-DBを利用して開発された「イヴァースシステム」により、火星圏に住む人々を苦しめていた死病「マーズレイ」が、ついに無効化される。

A.G.201年、ヴェイガン(UE)の出現から100年の月日が流れ、首都ブルーシアのガンダム記念館を訪れたアセムとキオは、建てられたフリット銅像を前に「地球は元気になった」と世界の今の様子を報告するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

ガンダム史上初

3世代に渡る物語はさながら大河ドラマ並み

 

 

本作はガンダム史上初の試みである、3世代に渡る物語である。

それはさながら大河ドラマのようであった。

ガンダムも3世代に渡り受け継がれ、その都度パワーアップしていく。

言うなれば、アムロカミーユジュドーと継ないだ宇宙世紀の歴史を、一作品で楽しめてしまうようなものだ。

これは目から鱗の、最高のアイデアだったといえる。

 

 

 

せっかくの最高のアイデアも作画が『イナズマイレブン』では台無し

 

 

『ファースト』での失敗を繰り返してしまったガンダム

 

イナズマイレブン

 

劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来

劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来

 

イナズマイレブンは、レベルファイブが製作し、2008年8月22日に発売されたニンテンドーDS用収集・育成サッカーRPG

および、それを原作とした漫画、テレビアニメ、映画、CDドラマ、舞台作品。

公式の略称は「イナズマ」だが、一部のメディアやファンの間では「イナイレ」とも呼ばれている。

 

アニメ制作において関連商品の開発は切っても切れない間柄だ。

ことガンダムに関して言えば、代表的な関連商品にガンプラがある。

ガンプラはもはや文化とさえ呼べるほどにまでなった。

だから玩具メーカーの口出しは、スポンサードの観点からも痛し痒しで致し方ない。

既存の売上げが伸び悩み頭打ちならば、新規ファン獲得のためにターゲット層を広げたい気持ちもわかる。

だがいくらなんでもコレではガンダムの名が泣く。

思い起こせばファーストガンダムでの痛恨の放送打ち切り。

これはターゲット層の見誤りにも起因している。

当時のアニメといえば子供向けが主流…というか、大人になってもアニメを観ていること自体が憚られる時代である。

故にターゲットは自ずと子供になる。

しかし『ファースト』は子供向けアニメとしては難解すぎた。

あまりの難しさに子供たちからはソッポを向かれ、放送打ち切りの憂き目までみている。

しかし代わりにティーンエイジャーが食いついた。

子供では難解でも、世の理に興味を持ち出したティーンエイジャーなら話は別だ。

一部のティーンエイジャーから始まったガンダム人気は、爆発的な広がりをみせる。

そしてその世代が、今あるガンプラ人気の礎を築いたのだ。

当時流行りの出来合いの超合金ではなく、自分自身の手で作り上げるプラモデルにティーンエイジャーは夢中になった。

出来合いのものとは違い、プラモデルではカスタマイズが容易だったことも人気に拍車をかける。

このように結果的には怪我の功名で救われてはいるが、『ファースト』はターゲット層を完全に見誤ってしまっている。

そしてその過ちは本作でも繰り返された。

それも『ファースト』とは比べものにならないくらい酷い有り様で…。

ガンダムの名を冠し、この作画ははっきりいって無い。

あまりに子供っぽすぎる。

戦争をテーマにしたアニメで、この作画がまかり通るとでも思ったのだろうか?

子供たちのハートを掴めると、本当に思ったのだろうか?

ガンダムと名が付けば、一定のファンが観るのは確実だ。

しかしファンだってバカではない。

ガンダムシリーズを期待して観た結果がコレでは、裏切られたと感じてしまっても仕方ない。

本作が不人気だったのも頷ける。

いくら人気タイトルといえど、欲張ってしまえば名を落とす良い例である。

 

 

 

 

 

 

 

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【心に沁みる名言】今日を精一杯生きるために…。#102

 

 

 

 

#102

心に沁みる名言

 

 

今日を精一杯生きるために…

 

 

明日ではなく今日。

今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。

 

 

 

マリーダ・クルス(機動戦士ガンダムUCより)

 

 

TVシリーズ機動戦士ガンダムUC』第8話「ラプラス、始まりの地」でのヒトコマ。

地球連邦軍ロンド・ベルネェル・アーガマと特殊部隊エコーズが、バナージとユニコーンガンダムの奪還作戦を開始した。

ネオ・ジオン残党軍「袖付き」の拠点、資源衛星パラオは新たな戦場と化す。

混乱の中でバナージと再会したミネバは、リディの父の力を借りるため地球へ行くと伝える。

一方、フロンタルは強化人間のマリーダを使って「ラプラスの箱」の鍵であるユニコーンガンダムのNT-D(ニュータイプ・デストロイヤー)の発動を促そうとする。

ユニコーンガンダムには「箱」への道を開示するプログラムが仕組まれていた。

クシャトリヤを駆るマリーダと戦ったバナージは、ニュータイプ同士の感応により彼女の過去と心の痛みを知る。

連邦側の捕虜になったマリーダは、バナージに「それでも」と言い続けろ、ユニコーンガンダムに眠るもうひとつのシステムを呼び覚ます力になる、と助言するのだった…。

 

 

たとえどんな現実を突きつけられようと

"それでも" と言い続けろ

 

自分を見失うな

 

 

第8話 ラプラス、始まりの地

第8話 ラプラス、始まりの地

 

 

 

 

 

 

 

"それでも" という言葉には、マイナスの印象がつきまとう。

どうしても言い訳の前に置かれる言葉として捉えてしまうからだ。

しかしこれはもはや悪習なのかもしれない。

不条理がまかり通る今の時代には、"それでも" と言い続けることも必要ではないだろうか。

どんなに声を上げようと何も変わらない…それでも。

良いことをすれば他意はなくとも偽善扱い…それでも。

本稿の名言の "それでも" の前置きに「たとえどんな現実を突きつけられようと」とあるのは何故か?

それは現実を正しく受け止めた上で、どれだけ自分の信念を貫けるかどうかにこの言葉の本質があるからだ。

どんなに声を上げようと何も変わらない…たしかにその通りだが、何もしなければ何も起こらない。

良いことをすれば他意はなくとも偽善扱い…たしかにその通りだが、だからといって何もしない人間に言われる筋合いはない。

つまらない慣習に流されるな。

つまらない人間の、つまらない言い掛かりに惑わされるな。

自分自身の心に従え。

自分の中の信念に従え。

 

 

 

 

 

 

 

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世界の絶景に癒される【TBS『世界遺産』】映像で巡る、かけがえのない地球の記憶。

 

 

世界遺産とは

 

世界遺産(英語: World Heritage Site)とは、1972年のユネスコ総会で、採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて世界遺産リスト(世界遺産一覧表)に登録された、文化財、景観、自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つ物件のことで、移動が不可能な不動産が対象となっている。

慣例的な用法として、その中の文化遺産世界文化遺産、自然遺産を世界自然遺産と呼ぶことがある。

 

 

世界遺産:マチュ・ピチュ遺跡



 

TBSテレビ制作

世界遺産

 

 

TBS『世界遺産』とは

 

 

www.tbs.co.jp

 

 

世界遺産は、ユネスコ総会が採択した世界遺産を題材とするTBSテレビ制作のテレビ番組(紀行・ドキュメンタリー番組)である。

TBS系列局で放送されている他、東京放送ホールディングス傘下のBSデジタル放送BS-TBSでも時差放送されていた。

1996年(平成8年)4月15日から2008年(平成20年)3月23日までは世界遺産の題名で毎週日曜日の23:30 - 翌0:00に放送。

同年4月6日より毎週日曜日18:00 - 18:30の時間帯への移行に伴いTHE世界遺産に改題された。

2015年(平成27年)4月5日より同時間帯のまま世界遺産 THE WORLD HERITAGE』として放送が行われている。

また、放送開始前の17:59 - 18:00に当番組の放送内容が放送されている。

様々な世界遺産の映像をソニーの最新映像技術システムで未来永劫記録していく」というソニーの企画から始まった。

開始当初の映像はNTSCによる4:3の映像記録だった為、ハイビジョンでの記録ではなかった。

その後、ハイビジョンカメラのロケ現場への投入や地上デジタルテレビ放送の開始により、ハイビジョンでの放送が整った。

なお世界遺産BSデジタル放送開始時では、初めからハイビジョンで放送されている。

 

 

ベスト・オブ「世界遺産」10周年スペシャル [Blu-ray]

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THE 世界遺産 「絶景」 THE 世界遺産ディレクターが選ぶ 世界遺産 絶景20選 [Blu-ray]

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ハイセンスで印象的なスポンサーCM

 

 

放送開始当初はソニーの一社提供で、オープニングの本編はじめにSony presents」と表示されていた。

エンディングコールは、英語で「This program has been brought to you by SONY(「この番組は、ソニーが[の提供で]お送りしました」)」

世界遺産時代には、カウキャッチャーとして、ソニーグループのCMが30秒間流れた後で、オープニングの本編始めにSony presents」と表示されていた。

THE世界遺産3D GRAND TOUR』では、先にカウキャッチャーとしてソニーのCMを一分間流した後に3D放送に関する注意が流れ、その後で番組が始まる。

なお、3D版はエンディング時のコールはない。

しかし、2015年(平成27年)3月29日放送回をもってソニーが一社提供を降板し、後継はキャノンや三菱東京UFJ銀行(現・三菱UFJ銀行)など複数社提供に変わった。

また、番組名も世界遺産 THE WORLD HERITAGE』になった。

1年後の2016年4月3日放送回からはキャノンの一社提供となり、オープニングの場面でCanon presents」のコールが入るようになった。

 

 

 

厳選ナレーション陣(※敬称略)

 

 

世界遺産およびTHE世界遺産のナレーションは、語りに長けるアナウンサーや声優などを起用せず、他の機会においてナレーションの経験が少ない俳優を起用している。

6代目の深津さんはレギュラー初の女性。

THE世界遺産3D GRAND TOUR』及びTHE世界遺産4K PREMIUM EDITION』では声優を起用する。

 

 

世界遺産』時代

 

初代:緒形直人

(1996年4月15日 - 2001年4月22日)

 

2代目:寺尾聰

(2001年4月29日 - 2005年10月2日)

 

スペシャル:永作博美中嶋朋子原田知世

(2004年10月10日、17日、24日)

 

女優3人を起用した回は、通常この番組で取り上げる「形ある世界遺産ではなく、「もうひとつの世界遺産と呼ばれる無形文化遺産を紹介した。


3代目:オダギリジョー

(2005年10月9日 - 2006年3月26日)

 

スペシャル:高倉健

(2006年4月分)

 

この回は2008年5月10日にTBSチャンネル高倉健特集」として4回分まとめて再放送。

オープニングの本編始めのSony presents」の表示やエンディングコールでのSONY This Program is brought to you by sony Family」もそのまま放送される。


4代目:中村勘太郎

(2006年5月7日 - 2008年3月23日)

 

スペシャル:鈴木京香

(2006年11月5日の『黄金の世界史』編、12日の『ワインのある風景』編)

 

スペシャル:菅野美穂

(2007年11月4日の『火山』編、11日の『氷河』編)

 

 

THE世界遺産』時代


5代目:市村正親

(2008年4月6日 - 2010年3月28日)

 

スペシャル:常盤貴子

(2010年1月10日の『船でめぐるドナウの旅』編、17日の『鉄道で越えるアルプスの旅』編)

 

6代目:深津絵里磯部弘(一部解説を担当)

(2010年4月4日 - 2014年3月30日)

 

7代目:藤原竜也堀井美香(TBSアナウンサー、一部解説を担当)

(2014年4月6日 - 2015年3月)

 

 

世界遺産 THE WORLD HERITAGE』時代(2015年4月以降)

 

7代目:藤原竜也堀井美香(TBSアナウンサー、一部解説を担当)

(2015年4月 - 2017年9月24日)

 

8代目:杏

(2017年10月1日 - )

 

 

 

その圧倒的な造形美と映像美に癒されよう

 

 

世界遺産』(現在は『世界遺産 THE WORLD HERITAGE』)の最大の魅力は、家に居ながらにして、あらゆる世界遺産を素晴らし映像で思う存分堪能できることだろう。

初代スポンサーは日本が世界に誇るSONYだった。

そして現在(2022年5月)のスポンサーは、こちらも世界に誇るCanonである。

どちらも映像に自信のある企業だけあって、ただでさえ美しい造形美を誇る世界遺産が、より美しい姿で観ることができる。

またドローンが導入されてからというもの、驚くほどに映像革新が著しい。

おそらく今まで誰も見たことがないような、信じられない画角からの映像には毎回驚かされてばかりいる。

実際にこの目で見る経験にはもちろん敵わないが、美しいものを美しいまま観ることができる世界遺産現代社会を生きる我々にとって、かけがえのない癒しの時間を与えてくれる。

 

 

 

心地良いナレーション

 

 

世界遺産は類稀な映像美の他に、心地良いナレーションも特徴のひとつだ。

世界遺産のナレーションは、声に抑揚をつけない。

落ち着いた声でゆっくりしっかり解説してくれる。

時にはおよそナレーションのイメージがない俳優さんを、サプライズで起用したりするのだが、世界遺産特有のナレーションスタイルは決して崩さない。

そうすることが「この人のナレーションはどんなだろう?」と、逆に視聴者の興味をそそるから面白い。

そして期待を裏切らない。

落ち着きのあるナレーションが美しい映像と相まってこそ、えも言われぬ心地良い時間を作り出してくれる。

 

 

 

世界遺産』で癒されよう

 

 

世界遺産』(現在は『世界遺産 THE WORLD HERITAGE』)を観ていると、本当に心が癒されるような気がするから大好きだ。

テレビで世界遺産なる番組が放送開始されてからというもの、欠かさずというわけではないが相当観てきたと思う。

お気に入りの世界遺産の回は、ハードディスクにもそこそこ残っているはずだ。

ちなみに添付した回は、すべてデータが残って

いた。

 

おすすめ世界遺産

 

『全部見せます』は毎年恒例の年末スペシャル。
その年に紹介された世界遺産が一気に観ることができるお得な回である。

 


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世界一美しい海岸と呼ばれるアマルフィ海岸』

この回はドローンが大活躍。

切り立った狭い海岸線を縦横無尽に飛び回ったドローンからの映像は新鮮だった。

 


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どちらかといえば自然遺産の方が好きな著者が、久しぶりに消せないでいる文化遺産の回。

自然の力だけで50mも噴き上げる噴水は圧巻のひと言。

 


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YouTubeで観るよりも、高精度高画質の映像を大画面で観るのが世界遺産の醍醐味。

皆さんも是非世界遺産で癒されてみてはいかがだろう。

 

 

THE 世界遺産~赤い宝石の島 ソコトラ諸島(イエメン)~【TBSオンデマンド】

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【大河ドラマ『鎌倉殿の13人』】策謀に散っていった者たちから学ぶ「名こそ惜しけれ」の精神美学。

 

 

 

 

精神美学

命を惜しむな、名こそ惜しめ

 

 

退行する日本人の倫理性

 

 

違法行為・データ改ざん・情報隠蔽・無差別殺人・無縁社会……。

どれも倫理観を疑う事件ばかりだ。

日本人は元来高い倫理観を持っていた。

だから海外ではまず不可能であろう、無人販売店なるものが登場した。

しかし昨今では、代金を支払わないで商品だけ持ち帰ってしまう、低俗な窃盗事件が相次いでいるらしい。

真面目で誠実といわれてきた日本人は、今やどうなってしまっているのか。

現代の日本社会は損得という価値観に覆われ、「自分さえ豊かに過ごせればいい」というような利己主義がはびこっているようにみえる。 

現代において、日本人の善悪の物差しはどこにあるのか?

そして人を思いやる利他の心を育んでいくために、今大切にすべきものは何か?

それを大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に登場し、信念のために散っていった武士の心意気から学んでみたい。

 

 

鎌倉殿の13人 完結編 NHK大河ドラマ・ガイド

鎌倉殿の13人 完結編 NHK大河ドラマ・ガイド

 

 

 

 

 

 

 

日本人の誇り

「名こそ惜しけれ」の精神

 

 

「名こそ惜しけれ」鎌倉武⼠を象徴する⾔葉として知られている。

人、ご先祖様、自分に対して「恥ずかしいことをするな」という意味である。

平安時代中期以降、生まれながら苦労を知らず、様々な争いごとに自ら汗をかいて正す気概を無くした貴族政治が続き、徐々に国が荒れていった。
これに対して、貴族の支配を逃れようと武装開拓農民が各地に発生する。

これらの武装農民は、貴族と異なり後ろ盾となる権威を持っていなかったため、領地の民の⽀支持を得なければ勢⼒を維持・拡⼤させることができなかった。 (織⽥信⾧の登場まで武力の中心は耕作農民だった)

勇猛でなかったり、人としての模範足りえなければ領地の民は従わず、領地を守ることができずに滅んでいった。

こうした背景から武装農民の間に「名こそ惜しけれ」という精神美学が生まれた。

この己を律することの美学を土台として、民に模範となることを義務づけされた、農民のDNAを持った武⼠が政権をとった鎌倉時代から、日本は中国や朝鮮と異なった歴史を歩みはじめることになる。 (戦国時代、ポルトガル宣教師は「日本⼈は他のアジアの国と異なり賄賂や盗みを嫌い、この国の指導者層は他国の侵略に対して、率先して命を賭して戦うだろう」と記録している)

武士の美学は次第に日本人全体のものとなっていき、日本人の基本的な民俗的形質を形作るようになる。

明治維新で武士階級は消滅したが、結果的には国民全体に支配階級である武士の血がばら撒かれることになる。

これは世界でも稀な出来事だった。

勤勉で礼儀を重んじ、公のために自分を律する姿勢。

恥ずかしい仕事はできないという職人気質。

お天道さまが見ているという健全な自己抑制の特性は、現代の完成度の高い国内インフラ、農産物、工業製品、基礎科学分野等に顕れている。

この事実から、「名こそ惜しけれ」の言葉自体は忘れられても、庶民の隅々までこの言葉の持つ本質が失われていないことがわかるだろう。

 

 

 

武士の発生

 

 

武士の世が始まる前は、平安朝の国家も奈良朝の国家も共に律令体制の世であった。

律令制とは、日本国の農地がみな公地であり、日本国の民がみな公民であるという意味で、公民である農民は国家によって所有され、配分された公地を耕し、国の規定どおりの税としての稲を納めなければいけなかった。

一種の一国社会主義であったと言っていい。

後の世に「武士」と呼ばれる人たちは、もとはこの墾田という制度のもとで開墾した農地を私有した開発領主たちだった。

しかし、"私有" といってもあくまで律令体制下であるため、私有権を合法化するには京の公家や寺社勢力の名義が必要だった。

もし公家や寺社が出来心をおこせば所有権はたちまち取り上げられてしまうため、開発領主たちは公家たちの機嫌を取り結ぶため、京に上って公家の番犬として無償で奉公していた。

また私有が公的なものでないため、仮に開発領地を奪い取ろうとするものが現れた場合や相続で揉めた場合、行政による介入や制止は期待できず自力で土地を守るしかなかった。

 

坂東にあっては、血で血を洗うという。
理由は土地である。

原因は、勃興してきた武士という新興階級の土地私有権が、国法のうえで認められていないところにある。

さらにこの階級が若すぎるために、その相続法が私法として確立せず、多分にあいまいである点にも原因がある。

 

義経記』より

 

墾田の私有はこのような際どさの中でかろうじて成り立っており、このため開発領主たちは自分の "一所" に対する私有権を、"懸命" に主張し続けなければならなかった。

この "私権の主張" は様々な形で具象化した。

例えば鎌倉武士たちが合戦の最初に必ず名乗り合うのも、田の所有権を主張するためだ。

武士たちの甲冑も然り。

中世以降の日本の甲冑は、世界的にみてもその美しさは際立っている。

小さな鉄板が色鮮やかな糸で縅(おど)され、色遣いのバリエーションも豊かで、赤糸縅、紫裾濃縅、萌黄匂縅など、そのいちいちが非常に凝っていて華麗だ。

この甲冑の華麗さは、私権の主張と無関係ではない。

「自分は他と違う」ということを、装飾でもって示したのだ。

平家物語では、武将が登場すると必ずそのいでたちを述べる。

たとえば1184年に源義経が上洛し、後白河法皇に拝謁するときの様子を以下のように描写している。

 

九郎義経其の日の装束には、赤地錦の直垂(ひたたれ)に、紫裾濃(すそご)の鎧きて、鍬形うつたる甲の緒をしめ、こがねづくりの太刀をはき… 

 

七五調の歯切れのよい文章から、匂い立つような凛々しい若武者の姿が目の前にありありと浮かんでくるようである。

"己" の主張である装束は、何にも勝る人物描写になるのだ。

そしてこの名誉希求の究極の表現が、戦場での「死への潔さ」であった。

自分の名を声高に宣伝して戦う以上、敵に背を向けるような不名誉な振る舞いはできない。

名を背負って戦う武士たちの脳裏には、常に「命惜しむな、名こそ惜しめ」という言葉が刻まれていた。

前述した華麗な甲冑は、単に防御を目的としたものではない。

自分の潔い死に様を美しく飾るための装飾でもあったのだ。

 

 

 

武士という人間像

 


司馬遼太郎氏はその著書の中で、「名こそ惜しけれ」という考え方が日本人の倫理規範の元になっていると述べている。

 

武士という人間像は、日本人が生み出した、多少奇形であるにしても、その結晶の見事さにおいて人間の芸術品とまでいえるように思える。

「名こそ惜しけれ、恥ずかしいことをするな」という坂東武者の精神は、今も一部の清々しい日本人の中で生きている。

ヨーロッパで成立したキリスト教的な倫理体系に、この一言で対抗できる。

 

司馬遼太郎

 

「名こそ惜しけれ」とは「自分という存在にかけて恥ずかしいことはできないという意味」であり、武士道として日本人ルーツとなり背景となる心の持ち方である。

「名」は自分自身の存在そのものであり、生きざまを映すもの。

だからこそ、その名を汚してはならじ、その名において誇り高く生きるべし、と考えたのだ。

「名こそ惜しけれ」とは、もともと壇ノ浦の戦いを描いた平家物語の一節。

 

天竺震旦にも、日本我が朝にも、並びなき名将勇士といえども、運命尽きぬれば力及ばず。

されども名こそ惜しけれ

東国の者どもに弱気見すな。

いつの為にか命をば惜しむべき。

いくさようせよ、者ども。

 

平家物語』より

 

恥ずかしい行いや卑怯な振舞いは、自分自身を辱めるものである。

そんな鎌倉武士の精神が、その後の日本人の考え方や生き方の大きな礎となり今日に至っている。

たとえ誰が見ていなくても、自分自身の行いは天が知り地が知っている。

何よりも、己の名にかけて誇れるものであるべきだと捉えているのだ。

 

 

 

源平合戦に垣間見る武士の潔さ

 

 

源平合戦には、この「名こそ惜しけれ」の精神がそのまま結晶化したような見事な人物像が次々と登場する。

屋島の戦いで有名な「扇の的」。

義経の弓流し」は、当時の武士が「名こそ惜しけれ」の精神美学をどれほど重んじていたのかを物語る。

 

源氏は勝ちに乗じて、馬の腹が浸かるほど海に乗り入れて平家軍を攻めた。

源氏の兵たちが平家の舟から繰り出される熊手を太刀や薙刀で払い除けながら戦っていると、義経はどうしたことか弓を海に落としてしまった。

義経はうつ伏して鞭でかき寄せながら、命を危険にさらしてまで拾おうとするので、味方の兵たちは「お捨てなされ、お捨てなされ」といったが、ついに拾い上げると、義経は笑いながら帰ってきた。

源氏の兵はみな呆れて、「たとえ高価な武具であろうと、命には代えられません」というと、義経は、「弓が惜しくて拾ったのではない。私の弱い弓を敵が拾って、〈これが源氏の総大将・九郎義経の弓か〉などと嘲笑されるのが悔しいからこそ、命を賭けてでも拾ったのだ」
というと、皆またこれに感動した。

 

平家物語』巻十一より「弓流」を口語訳

 

源義経の作戦家・軍事指揮官としての能力は世界戦史の中でも際立っている。

しかし体格に恵まれなかったために、個人的な武芸はさほど優れず、弓も張りの弱いものを用いていた。

弱弓が敵に知られれば義経自身だけでなく、率いている源氏軍をも辱めることになる。

源氏の武者たちは、命を懸けて自分たちの名誉を守ろうとした大将の姿勢に感動し、義経のためならば命も惜しくはないと一層奮起した。

「命惜しむな、名こそ惜しめ」という鎌倉武士の思想を象徴する逸話である。

源平合戦における武将たちの潔さは、平家物語義経記などを通して後世に語り継がれ、目指すべき理想の人間像として人々の意識に強く根付いていった。

 

 

 

『鎌倉殿の13人』から学ぶ

策謀で散るも見事歴史に名を残した武士たち

 

 

上総広常

 

房総平氏惣領家頭首。

上総国の公領・庄園は上総氏がそのほとんどを所領化しており、上総広常はかかる一族の家督、惣領として、かつ上総国衙最有力在庁たる「権介」として、ほぼ一国規模で封建的軍事体制を確立しつつあった。

源頼朝の挙兵に呼応して平家との戦いに臨む。

寿永元年(1182年)になると頼朝との対立が激しくなったとされているが、対立が激しかったのは寿永元年以前であり、寿永元年になるとむしろ両者の関係は改善されたとする指摘がある。

寿永2年(1183年)12月、謀反の企てがあるとの噂から頼朝に疑われた広常は、頼朝の命を受けた侍所所司の梶原景時に鎌倉の御所内で暗殺された。

景時と双六に興じていた最中、景時は突然盤をとびこえて広常の首を搔い切ったとされる(愚管抄より)。

嫡男・上総能常も同じく討たれ、上総氏は所領を没収され千葉氏や三浦氏などに分配された。寿永3年(1184年)正月、広常の鎧から願文が見つかった。

願文には以下のことが記されていたという。

 

一、三箇年のうちに、神田二十町を寄進すること
一、三箇年のうちに、神殿の造営をすること
一、三箇年のうちに、万度の流鏑馬を射ること

これらは頼朝の祈願成就と東国泰平のためのものであること

 

そこには謀反を思わせる文章はなく、頼朝の武運を祈る文書であったので、頼朝は広常を殺したことを後悔し、即座に広常の又従兄弟の千葉常胤預かりとなっていた一族を赦免したとされる。

もっとも願文発見の逸話も広常の粗暴な振舞いの逸話と同様、鎌倉時代後期編纂の吾妻鏡にしか見られず、信憑性は不明である。

広常の死後、千葉氏が房総平氏の当主を継承した。

頼朝に宣旨が下って東国行政権が国家的に承認されるに及び、元来頼朝にとっての最大の武力基盤であった広常が、かえってその権力確立の妨害者となっていたことが謀殺に繋がったといえる。

頼朝政権内部では、東国独立論を主張する広常ら有力関東武士層と、頼朝を中心とする朝廷との協調路線派との矛盾が潜在しており、前者は以仁王の令旨を東国国家のよりどころとしようとし、後者は朝廷との連携あるいは朝廷傘下に入ることで東国政権の形成を図る立場であった。

寿永二年十月宣旨により頼朝政権は対朝廷協調路線の度合いを強め、宣旨直後に東国独立論を強く主張していた広常が暗殺されたことは、頼朝政権の路線確定を表すものと考えられている。

また、広常は以仁王の令旨とともに彼の遺児である北陸宮を擁しようとした点では「反中央」「反朝廷」ではなかったが、北陸宮を擁する木曾義仲との接近が頼朝に警戒され、頼朝と義仲の関係が破綻するとともに「親義仲」とみなされた広常が誅殺に至ったとする見方もある。

慈円愚管抄』(巻六)によると、頼朝が初めて京に上洛した建久元年(1190年)、後白河法皇との対面で語った話として、広常は「なぜ朝廷のことにばかり見苦しく気を遣うのか、我々がこうして坂東で活動しているのを、一体誰が命令などできるものですか」というのが常で、平氏政権を打倒することよりも、関東の自立を望んでいたため、殺させたと述べたことを記している。

 

 

畠山重忠

 

武勇の誉れ高く、その清廉潔白な人柄で「坂東武士の鑑」と称された畠山重忠

比企氏滅亡後、上洛して京都守護となった娘婿の武蔵守平賀朝雅に代わって北条時政武蔵国務を掌握するようになると、重忠と時政は鋭く対立するようになる。

『明月記』元久元年(1204年)正月18日条によると、京で「時政が重忠と戦って敗北し山中に隠れた。大江広元がすでに殺されたとのことだ」という誤報が流れるなど、両者の対立は周知のこととなっていた。

同年11月、京の朝雅邸で、将軍実朝の妻となる坊門信清の娘を迎えるために上洛した御家人たちの歓迎の酒宴が行われた席で、重忠の息子の重保が朝雅と言い争いとなった。

周囲の取りなしで収まったが、翌日には重保と共に上洛していた時政と牧の方の子政範が病で急死した。

そして政範の埋葬と重保と朝雅の争いの報告が同時に鎌倉に届く。

なお、吾妻鏡では実朝の正室を迎える使者として上洛した御家人の代表を政範1人としているが、『仲資王記』元久元年11月3日条によると時政もともに上洛していたことが確認される。

『島津家文書』によると、時政は重忠父子を勘当したが、翌元久2年(1205年)正月に千葉成胤のとりなしによって両者はいったん和解している。

だが、これは一時的なものだった。

同年6月、時政は重忠が謀反を企てたとして、息子の義時・時房に重忠討伐を諮り、吾妻鏡によると2人は「忠実で正直な重忠が謀反を起こす訳がない」とこれに反対するが、牧の方から問い詰められ、ついに同意したという。

重忠の従兄弟の稲毛重成(時政の娘婿)が御所に上がり、重忠謀反を訴え、将軍・実朝は重忠討伐を命じた。

なお吾妻鏡におけるこの件は、その後北条政子と義時が父時政を追放したという「背徳」を正当化する伏線となっている。

1898年(明治31年)に原勝郎氏は、吾妻鏡の性質及其史料としての價値』において、

 

若同年閏七月の事變に際する二人の態度を考へば

始めに處女にして終りに脱兎たる者か

怪むべきの至なり

換言すれば

かゝる矛盾を來す所以は

吾妻鏡の編者が強て義時を回護せんと欲するの念よりして

かゝる曲筆を弄するに至りしに外ならざるべし

 

と書いており、以降の吾妻鏡研究では曲筆の代表例とされる。

ただし、近年の研究では北条宗家ではなく分家の江間家の初代とみなされる義時が、時政の意思を拒否できた可能性が低いことも考慮する必要があるとする説も出されている。

6月22日、鎌倉にいた重保は謀略をもって殺された。

この時、重忠は「鎌倉に異変あり、至急参上されたし」との虚偽の命を受けて130騎ほどを率いて菅谷館を出て鎌倉に向かう途上にあった。

武蔵国二俣川(現在の神奈川県横浜市旭区)で義時を大将軍とする数万騎が自分に差し向けられたことを知った重忠は覚悟を決め、わずかな兵で踏みとどまって義時の大軍を相手に奮戦。

愛甲季隆に射られて討ち死にした。

愚管抄には重忠に組み付いてくる者がいなかったため自害したと記されている。

享年42。

合戦後、義時は送られてきた重忠の首を見て「年来合眼の昵を忘れず、悲涙禁じがたし」と悲嘆にくれた。

そして、「謀反を企てることすでに虚誕」「讒訴によって誅戮に逢へる」と、重忠討伐を讒訴によるものと断じ、父時政の所行を糾弾したと吾妻鏡には記述されている。

 

 

和田義盛

 

和田義盛は鎌倉に頼朝の初期武家政権がつくられると初代侍所別当に任じられる。

治承・寿永の乱では源範頼の軍奉行となり、山陽道を遠征し九州に渡り、平家の背後を遮断した。

平家滅亡後は奥州合戦に従軍して武功を立てた。

頼朝の死後、梶原景時の変での景時弾劾追放では中心的な役割を果たし、比企能員の変や畠山重忠の乱などの御家人の乱では北条氏に与した。

しかし建暦3年(1213年)2月。

義盛が上総伊北荘に下っている最中に、泉親衡が頼家の遺児(栄実)を擁立して北条氏を打倒しようとする陰謀が露見(「泉親衡の乱」)。

関係者の自白から義盛の子の義直、義重、甥の胤長の関与が明らかにされた。

3月、義盛は鎌倉へ戻って実朝に子や甥の赦免を願い出て、子は許されるが、甥の胤長のみは張本人であるとして許されなかった。

助命嘆願に訪れた和田一族90人が控える将軍御所の南庭で胤長は縄で縛られて引き立てられ、和田一族に大きな恥辱を与えた。

胤長は陸奥国へ配流となり、鎌倉の邸は没収された。

義盛は罪人の屋敷は一族に下げ渡される慣わしであるとして自分に賜るよう求めた。

この願いは聞き届けられるが、そのすぐ後に義時は乱の平定に手柄のあった自身の家人・金窪行親と安東忠家に胤長旧邸を下げ渡してしまった。

重ね重ねのこの義時の挑発に対して、義盛は横山党や反北条派を誘い挙兵を決意する。

鎌倉では流言飛語が飛び交い、騒然とした。

4月27日、憂慮した実朝は使者を義盛の邸へ送る。

使者に対して、義盛は「上(実朝)には全く恨みはございませんが、相州(義時)のあまりの傍若無人について仔細を訊ねるべく若い者たちが用意しており、私は何度も諫めているのですが聞き入れようとしません。すでに一味同心しており、もはや私の力は及びません」と答えた。

『明月記』建暦3年5月9日条には、去る春に謀反(「泉親衡の乱」)を起こした者が結集しているとの風聞・落書があり、その首謀者は義盛である。

そこで義盛は自ら弁明し、実朝の許しを得た。

しかし御所では義盛粛清の密議が行われていた。

その動きを察した義盛はさらに兵を集め、謀反の計画を立てたとある。

『保暦間記』には義盛の息子たちが頼家遺児の擁立を謀り、義盛もそれに同意したことから合戦となったとしている。

挙兵に際して最も頼りにしたのが、本家に当たる三浦氏の当主・義村であった。

義村は挙兵への同心を約束し、起請文まで書いた。

だが義村は弟の胤義と相談して、変心して義盛謀反を義時に通報した。

『明月記』は義盛と義村がそれ以前から対立関係にあったとしており、義村は当初から義時に内通していた可能性が高い。

愚管抄は「義盛左衛門と云う三浦の長者、義時を深く嫉みて討たんとの志ありけり」と記しており、京都では叔父・三浦義澄死後の三浦一族の家長は、義盛と見ていたと思われる。

5月2日、義盛は一族と共に挙兵。

鎌倉で激しい市街戦が展開された。

武勇で知られる和田一族は奮戦し、中でも三男の朝比奈義秀は最もめざましく戦った。

だが義時方には新手が次々に到着し、夜までに和田一族も疲れ、由比ヶ浜へ後退して援軍を待った。

翌3日朝、横山党が到着しその他の味方も到着して、再び勢いを盛り返した。

和田方が意外な大軍になりつつあるのを恐れた義時と大江広元は、将軍実朝の名で御教書を発する。

これに多くの御家人が応じ、実朝の命を受けた幕府軍は大軍となって押し返した。

夕刻までに和田一族は次々と討たれ、そのうち愛息・義直も討ち死にし、老いた義盛は声をあげて悲嘆号泣した。

そこへ大江義範の郎党が襲いかかり、遂に討ち取られた。

享年67。

子の義重、義信、秀盛は討ち死にするが、常盛、朝比奈義秀、孫の朝盛らは戦場を脱して落ち延びた。

鎌倉では八幡宮三の鳥居近くの小町通り側、現在の鎌倉彫椿堂の辺りに邸宅があった。

義盛が戦死した由比ヶ浜には、現在でも「和田塚」という供養塚(由比ガ浜3丁目4-7)と地名が残っている。

 

 

 

 

 

 

 

己の信念を貫き通し、信念のために散る

 

 

上記の三人は『鎌倉殿の13人』の劇中でも、特に惜しまれつつ退場した武士たちだ。

三人に共通しているのは、警戒され謀殺されるに相応の実力者であること。

最期は己の信念を貫き通したこと。

そして全員が濡れ衣を着せられたか、言い掛かりをつけられて滅びたこと…と、考えられている。

上総広常上総国の公領・庄園のそのほとんどを所領化していた、当時の頼朝軍の最大勢力の頭首。

誰よりも関東の自立を望んでおり、その信念のため煙たがられ謀殺されたと考えられている。

畠山重忠は武勇の誉れ高く、その清廉潔白な人柄で「坂東武士の鑑」とまで称された名将。

讒言による逆恨みがキッカケで立場を悪くし、言い掛かりをつけられて滅亡にまで追いやられているが、その根幹には領国争いがあったと推察される。

滅びはしたが畠山重忠もまた、意地を貫き通し歴史に名を残した。

和田義盛は鎌倉に頼朝の初期武家政権がつくられると、初代侍所別当(軍のトップ)に任じられたほどの猛者だった。

しかし身内の不手際で下手を打ち、不服を強訴で表してしまったために警戒され、そのまま策謀の渦に巻き込まれる。

義盛自身は策謀による挑発に、それでも耐えようとした節があるが一族は違った。

和田の乱については権力争いのようにも受け取れるが、根底には武士としての意地があったように感じてならない。

 

 

 

歴史は勝者が語り、真実は庶民が語る

 

 

前述した三人の武士は歴史的には皆、敗者なのだろう。

彼らの言い分が正しく理解されることは、おそらくない。

しかし散っていった者たちの方が潔く見えるのは何故だろう。

そこに美学があったからではないだろうか?

人の命は短く儚い。

人生100年の時代に突入したといっても、人類の長い歴史の中ではほんの一瞬の出来事である。

しかし彼らはおよそ900年という長い時を、いまだに生き続けている。

それもこれも、命を惜しまず名を惜しんだ賜物ではないだろうか。

そしてそれを世間が…庶民が肌で感じていたからこそ、彼らは後世に名を残した。

それに引き換え、現代の薄汚い倫理観は見るに耐えない。

誰も彼もが見苦しいほど逃げ回り、責任から逃れようとする。

倫理観の低俗化が国を滅ぼそうとしていることに、気づいてすらいない。

このままでは日本は確実に滅び、何処かの属国に成り下がるだろう。

今こそ、古きに学ぶべき時なのではないだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

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