※とりあえず簡単な感想のみ記述するが、多少のネタバレあり。
このドラマのメーンテーマでもある救急医療組織の人間はもちろんのことだが、このドラマに出てきた各機関・各組織の人間たち。
消防やレスキュー、警察や官僚の人間たちは皆それぞれが優秀でプロフェッショナルの人間ばかりだった。
ただし劇中でその優秀なプロフェッショナルたちは、組織間の壁によって存分に能力を発揮出来ないでいた。
現実の日本でも優秀なプロフェッショナルが揃っているにもかかわらず、各機関・各組織の連携が非常に乏しくその能力を100%発揮しきれていない。
いわゆる縦割りの組織だから、規則と管轄という名の高い壁を越えられない。
その原因を突き詰めてゆくと、諸悪の根源は馬鹿な政治家になるらしい。
いくら優秀な組織でも利己的な馬鹿には到底扱いきれない、出来すぎた代物だということだろう。
各機関・各組織の優秀でプロフェッショナルの人間が存分に能力を発揮するためには、優秀でプロフェッショナルの指導者が必要だということだ。
日曜劇場「TOKYO MER」の真実はここにあった。
救急医療をメーンテーマに据えてはいたが、政治批判的な要素がどこかにあった。
しかし蓋を開けてみれば政治批判ではなく、馬鹿な政治家批判にのみ終始していたようだ。
最終回を見終わったあと感じた爽快感は、馬鹿な政治家さえいなくなれば日本もそんなに悪くないと思えたからだろう。
ちなみに劇中の赤白女性政治家対決は、さながら今回の総裁選を予想したようにも見えるから面白い。
小池東京都知事は国政へ打って出るのか?
現実になればなお面白い。
さすがは現在の最強ドラマ枠。
放送開始当初に日曜劇場「TOKYO MER」が名作か駄作かを予想したが、シナリオについては名作で良いだろう。
予想した通り、キャスティング及び配役は完璧だった。
唯一惜しむらくは予算が少なかったこと。
TBSは「半沢直樹」ほど力を入れなかったようだ。
残念なことにいろいろとちゃちかった。
もし劇場版並みの予算を費やせば、神作も目指せるのではないだろうかと思う。
なんて書いてみたら、すでに続編の劇場版が計画されていたりしてね。
だとしたら著者の先見の明もたいしたものだろう?ww
結論、日曜劇場「TOKYO MER」はいいドラマだったよ。
【TOKYO MER~走る緊急救命室~】
最終話 伝説に消えた勇者たち…MER最後の戦い
#TVer #TOKYOMER~走る緊急救命室~
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